■ソムリエ■ フジ火10 (1998/10/13-12/22)

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※ 日付順の日記から、このドラマの分だけを抜き出してまとめたページです。 ※


■ソムリエ■ 10/13(#1)

冒頭の子役の子、誰にでも「ゴロちゃんの子供の頃」だってわかったよね。すごい似てた。(^o^)

その人に合うワインをずばり選び出す天才ソムリエ、佐竹城(稲垣吾郎)。ワインをすごく愛していて、多くの人に「正しく」ワインを楽しんで欲しい。ウンチクの中にそんな気持ちがにじみ出てたなあ。でも、ソムリエをやってる時以外は、ただのヘンな人。おいおいソムリエのカッコして街歩くかよ! ひとしきり話し終わると「以上!」って言って、相手ほったらかしで去るしなあ。こういうのゴロちゃん合ってるよねー。

うーん、この流れなら、3本続けて見ていても苦じゃないかも!?

■ソムリエ■ 10/20(#2)

動じない城くん(稲垣吾郎)、いいね! 絵になるね! (^o^) 一話中のパターンが確立されていて、マンネリ化が心配だけど。

■ソムリエ■ 10/27(#3)

フランスのデザイナーさんと東西物産の偉い人、そしてソムリエ:佐竹くん(稲垣吾郎)の 3 人が、「LA MER」(お店)で談笑しているのを見ていたら、何故かちょっとジーンときました。

佐竹くんの立ち姿、コルクを抜く一連の動作、グラスの揺らし方、受け取り方、考え中、「以上。」(^_^;)......それらを見てるだけでも、だんだん気持ちが朗らかになってきます。そして、スチール写真のエンディングが流れる頃には、まだワインを飲んでいないのに、幸せな気持ちで一杯になっているのでした。(^o^)

■ソムリエ■ 11/3(#4)

菜穂(管野美穂)は負けず嫌いの性格がプラスに働いたのか、(シーンこそ無いけど)コルクの抜き方もマスター、ワインの知識も身につけてと、着実に進歩しているようです。ただのわがまま娘じゃないようですね。(^_^) 今回は、技術・知識面で充実してきた人間が陥りやすい「お客様への配慮不足」を、佐竹くん(稲垣吾郎)が気づかせてくれるお話です。

お客として店に来た菜穂への佐竹くん(稲垣吾郎)の接客態度を見て、各自が自分の接客態度を反省......その時思い出すのは、直前までのシーンをモノクロにしたもの。うーん、分かり易すぎる! しかもバンクの再利用で制作費も浮く! 一石二鳥だねっ!

恥ずかしながら私も、苦いワインの製造年を別のワインのコルクで誤魔化した点を除いては、「どこが佐竹くんと違うんだ!? どこが悪いんだ!?」と思っていました。(^_^;) 私にも「知識をひけらかして悦に入る」クセがあるのかも。佐竹くん、ありがとう。m(_ _)m

■ソムリエ■ 11/10(#5)

ギャルソン:榎本(甲本雅裕)にスポットの当たった回。(「ギャルソン」っていうんだね。知らなかった。(^_^;)) 無感情に見える佐竹くん(稲垣吾郎)は、意外にも人情に厚かったんですね。彼が日本に戻ってきた理由は、今後明らかになっていくのかな。老夫婦に箸を渡す所でオチが見えてしまいましたが、まあクッション的な回ということで許しましょう。(←えらそーに)

■ソムリエ■ 11/17(#6)

今日のスポットライトは、セカンドシェフの小西くん(阿部サダヲ)。賄賂を受け取りしかも使ってしまった最悪状態からでも、やり直すことができるんだというメッセージがこもっていました。そうなのかーいっちょやり直してみっか!(何を?) 妹役のあの女性は......ああ......(*^o^*)
ところで、小西くんが買った指輪は誰のため? どうなったのかな?

佐竹くん(稲垣吾郎)は「剣」に異常なまでの執着を見せていました。ホント変わった人だ。(^_^;)

■ソムリエ■ 11/24(#7)

相変わらず「剣」にご執心の城くん(稲垣吾郎)......「デートだよ。ワインとね。」 (^o^;)マッタク

今日は久しぶりに、ゴロちゃんを堪能した。(^_^) サイドストーリーもいいけど、(今回も片桐さん(鈴木杏樹)のサイドストーリーだけど、)やっぱ城くんがいっぱい出てた方がうれしいね。
やたらワインを飲ませるだけじゃないんだなー。うん、さすが。ちゃんと講師もできるし、菜穂(菅野美穂)との雰囲気もいい感じなってるし。(^o^)

片桐さんの昔のカレが言いたかったのが「実は結婚するんだ」だってことは、初めからまるわかりだったけど(みなさんもわかったでしょ?)、まるわかりでも楽しめる展開だったね。

■ソムリエ■ 12/1(#8)

雑誌のモデルをやった反響で、店で大忙しの香織(原沙知絵)。お客さんの注目を浴びながら振る舞うその姿も、なかなかキラキラしていました。でもそれより、城くん(稲垣吾郎)の「シャンパングラスの傷の話」を聞いて「自分のままでいいんだ!」と思い直した後の、自信に満ち落ち着いた接客ぶりの方が数倍素敵でしたよ。(^_^) スーパーボールの坊やが伏線とは、全く思わなんだ。菜穂(菅野美穂)の「やー。良くできたハナシだー。」には笑ったね。一本とられたよ。(^o^)

菜穂の天才肌を羨み、落ち込んじゃう気持ちって、わかるなぁ。

■ソムリエ■ 12/8(#9)

フランスの伝統を守り抜く数少ないシェフ:安藤さん(小木茂光)......腕前は超一流だけど、感情表現は子供だね。厨房のスタッフに全部読まれてる。(^_^;) そんな職人さん、好きだよ。(^o^)

安藤さんのライバル:東郷光役は、こないだ「P.A.」で生け花していた篠井英介さん(エンディングに役名との対応がないので、ちょっと自信ない)。同じシーズンで複数ドラマにゲスト出演する役者さんは多いけど、篠井さんは個性が強すぎるので目立つね。いつも同じ強烈な性格の役だし。(^o^;)

今回のエンディングはいつものスチール写真ではなく、小型船に牽かれた荷台の上でワイングラスを掲げながら遠ざかっていく城くん(稲垣吾郎)を延々と流していた。本編でも使われたシーンだけど、何テイクも撮影してその全てがボツるにはもったいない出来だったから、エンディングに使うことにしたのかな? (^_^;)

■ソムリエ■ 12/15(#10)

片桐さん(鈴木杏樹)がみんなに妥協案を伝えている時、私も城くん(稲垣吾郎)と同じように「そんな妥協案を受け入れるくらいなら、無条件で店を売った方がマシだ」と思っていた。城くんが同じように言ってくれたことが、すごく嬉しかった。(^o^)

菜穂(菅野美穂)のはじけぶりを見ていると、「女優さんだねー」といつも思う。(^_^)

■ソムリエ■ 12/22(#11:最終回)

延長分の最初の 30 分間は、"Memories" と題した今までのダイジェスト。最初は意表を付かれましたが、見終えてみると、終盤の「プライド」の意味をより深くしてくれた気がします。
後半 "Final Vintage" から、印象的なシーンを......

......最終回は、城くんの人間味が溢れていましたね。(初めて見た人には無表情に写る!?)

冒頭の 20年前回想......屋根の上で、幼い城くんは「ソムリエって、どんな人?」と質問、未来の自分(の幻)は「君が大人になったらわかるよ。何故なら、君はソムリエになるからね」と答えていた......
そして終盤の、大人になった城くんと菜穂の屋根シーン......

  菜穂「ソムリエって、どんな人のことなのかな?」
  城 「僕の思うソムリエは......ワインを人のように愛し、そして、人をワインのように愛する。
     そんな人の事じゃないかな」
     (二人の間に沈黙が流れる。こういうのを「天使が通った」とか言う。)
  城 「だから君には、一生無理だろうね、マドモアゼル」
  菜穂「なーんでまたそーゆーこと言うかなー。あたしはさー、これでも、心配してきたのよ。
     あんた、それで本当に人をワインのように愛してるの?」
  城 「......君、僕のこと好きなのかい?
  菜穂「そ、そんなこと聞かないでよ。あたしは...ただその...あんたはどうなのよ。」
  城 「僕は......(名前入りワインオープナーを手渡し、その手を包むように握る。そして、落ちる。^^;)」

否定しない菜穂と、感情を表に出さない城くんの精一杯の愛情表現、たまんないですねー。(^o^)
落ちて消えた城くんが「おとぎ話」呼ばわりされた時はちょっと寂しかったけど、その後、紛争地区での「ワインの伝道師」ぶりを見て安心しました。よかった。(^o^) 片桐さん(鈴木杏樹)は着々と新店舗を準備中。近い将来、ラ・メールのみんなが再び集結することも、あるかもしれませんね。(^_^)


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