■お水の花道〜女30歳ガケップチ〜■ フジ水10 (1999/1/6-3/24)

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※ 日付順の日記から、このドラマの分だけを抜き出してまとめたページです。 ※


■お水の花道〜女30歳ガケップチ〜■ 1/6放送 (第1話) KW: 明菜、立つ!

高級クラブなんて未知の世界だから、どんなにウソくさくてもリアルに感じてしまいそう。ドジな女の子役:原沙知絵さんは、イメージ決まっちゃったねー。またもや「年増にゾッコン」な阿部チャンと貫禄の戸田恵子さんが画面をピシッと引き締めてくれるし、明菜(財前直見) vs 新オーナー(上川隆也)がどうなるか楽しみだし、毎週見ることに決定!

■お水の花道〜女30歳ガケップチ〜■ 1/13放送 (第2話) KW: 明菜 vs 五月

対決2回戦、五月(一色紗英)の腕肩背中胸元が大胆な姿を見て、No.1 の魅力を実感! 風邪気味なのかちょっと声がハスキーだったのも、何とも言えないね。(^^; かたや明菜(財前直見)の「娘さんのための」プレゼント、夜遊び歴が長いほど、こういう心遣いがしみるんだねー。フェイントのネクタイは阿部チャン用、彼も誕生日だった訳ね。早速着けてもシャツと合わないのは、思わず画面にツッコんでしまったよ。ドラマでもツッコまれてたけど。

全メンバーの表情アップを 1 秒ずつ映していくのは、何回もあると「ちょっとなー」と思った。
よおこ役:戸田恵子さん、今回も大活躍! うれしいねー。キレイだねー。画面が締まるねー。(^o^)

■お水の花道〜女30歳ガケップチ〜■ 1/20放送 (第3話) KW: 子持ちなまゆみ

まゆみ(井上晴美)は子持ち故に......っていうのは、ちょっとズルいなぁ。(^_^; 公園のシーンで子供を捜していたのは五月(一色紗英)だけだと思わせておいて、翌日の病室シーンでカーテンオープンすると全員が子供と遊んでいた......その恥ずかし気のなさをツッコミつつも、ジーンとさせられてしまったのが悔しい。(^o^;

「イケナイ領域に踏み込む前にみんなで食い止めた」というのよりも、今回のように「イケナイ領域に踏み込んでしまったけどみんなの温かさで立ち直りつつある」という展開の方が、オレは好きですね。「ソムリエ」で「賄賂を受け取って使ってしまった」回も同様でした。

新オーナー(上川隆也)、終始真顔なのに「おかしみ」があるのは何故だろう!?

次回予告の最後、同伴を喜ぶ明菜さん(財前直見)の目の中で、光がグルグル回ってた。あるビデオクリップのメイキングで見たんだけど、あの目の中の光は、カメラ後方の数メートルにも及ぶ照明装置なんだよねぇ。あれを回すとは......(^_^; (最近は違うタイプもあるのかな?)

■お水の花道〜女30歳ガケップチ〜■ 1/27放送 (第4話) KW: 小松政夫さん登場

もう、やられっぱなし。(*^o^*)
斉藤さん(小松政夫)のアヤシイ財力が「退職金」だと知ってホッ。(^o^) (「夜逃げ」を見た後だったから特に。) 退職金を高級クラブにつぎ込んだ斉藤さんの気持ちがまるわかりでジーン。(T_T) フラッと立ち寄った先がクラブ・パラダイスで良かったね。出会ったのが明菜さん(財前直見)で良かったね。そして、退職金も底をついて惰性で借金生活に入りそうな所を、明菜さんが止めてくれて良かったねー。

今は亡き妻をお見舞いしていた日々、いつの間にか花好きになっていて、ぼんやりと花屋への夢を持っていた斉藤さん......明菜さんに出会って、年金生活への未練も自動的に断ち切れて、(^^; 夢への活力が湧いてきたと語る手紙。花屋(たぶんまだバイト)で、花の美しさに亡き妻の姿を重ねているのかいないのか、やわらかな笑顔を見せている斉藤さん......それを遠くから見つめて感無量な笑顔の明菜さん......そんな明菜さんに告白ともとれる賞賛の言葉を贈るオーナー:石崎さん(上川隆也)......いいシーンだったね。

退職金が 5日程度で底をつく高級クラブの料金システムもわかって、よかったというか何というか。(^^; 幸せなひとときの陰で、料金メーターがガッシャンガッシャン動いていく世界なんだねー。ドラマに感動して試しに行ってみてハマってしまいそうな人(オレか!?)を事前に牽制しておく親切さがあるね。「夜逃げ」とは大違いだ。(^o^;)

どう見ても一見さんな斉藤さんに対して礼儀正しく挨拶して微笑み、翌日からの連日指名には怪訝な表情を見せていたオーナー:石崎さんは、やはりタダモノではないね。23歳の若さで、店の仲間達を気遣って密かに行動してしまう五月(一色紗英)は、やっぱ No.1 って感じかなー。

■お水の花道〜女30歳ガケップチ〜■ 2/3放送 (第5話) KW: 兄:高橋克美登場!

2回見たんですけど、ピンポンとか古畑 BGM とかが鼻についたぐらいで、ストーリーはあまり印象に残りませんでした。(-_-;) 前回とのこの違いは何!? 

明菜さん(財前直見)は、あの歳なのに、あっさりとオーナー:石崎さん(上川隆也)にメロメロ状態。前回の告白場面では、斉藤さんの姿に感激していたせいで、心が完全に無防備だったようですね。(^^;

■お水の花道〜女30歳ガケップチ〜■ 2/10放送 (第6話) KW: クラブ夜汽車

聖子役:横山めぐみさんの若作りぶりは見事っ!! 万人受けなキレイさにもクラクラしたよ。明菜さん(財前直見)の下ネタ攻撃、ヒヤっとさせたけど大成功! 誰にでも通じるもんじゃないと思うし、やっぱ経験値の高さが発揮されたのかねー。五月(一色紗英)の天使の微笑み攻撃、まゆみ(井上晴美)の説教攻撃、なみえ(藤崎奈々子)の「何もできないんですぅ」攻撃には、参った! m(_ _)m と思った。男の弱みを完璧把握、自分の長所も完璧把握。見事です。

ストーリーは、ちょっとクサめだったね。(^_^;)

■お水の花道〜女30歳ガケップチ〜■ 2/17放送 (第7話) KW: 恋する五月・変するよおこ

「仕事も恋も」という訳だぁね。(よおこ風) 仕事がおろそかになるほどの恋をしたのなんて、もう何万年前の話だろう......

毎回ラストにお茶目さを見せる、オーナー:石崎さん(上川隆也)。「ショックでした」だって。(^o^) 「それなりの覚悟があってのことでしょうね!」は、怖かったですよー、確かに。

■お水の花道〜女30歳ガケップチ〜■ 2/24放送 (第8話) KW: 合コン

30代女性の合コン参加、その高テンションぶりは、全然ホントっぽいからなぁ。怖いものがある。(-_-;)

反応速度が命なホステスだけに、無意識な職業病は顕著だったねー。特に、メンバー全員が洗面所に立った後、全てのグラスにコースターがかぶせてあったのには参った。(^_^;) あれはどういう意味だっけ?

オレなんかが飲み屋でやってしまう職業病は、「メニューください!」と語尾を上げてしまうことかな。

■お水の花道〜女30歳ガケップチ〜■ 3/3放送 (第9話) KW: 銀座・花園

この覇気に満ちた展開はどうだ!! (-_-)ンー

銀座・花園に招待された明菜(財前直見)......ピンとした空気と落ち着きを感じさせる人々・セット・カメラワーク、一流店の凄さをひとつひとつチェックする明菜の観察眼、余裕と自信に満ち小細工なしにオファーを告げる花園総裁の態度......なんか、腕のあたりまでピリピリくるような凄みがあった。花園総裁と石崎さん(上川隆也)が親子であるとわかるところも、設定としては漫画的なのに、説得力というか納得感というか衝撃的というか、とにかくストーリーが広がっていく心地よさを感じたよ。

ホステス冥利に尽きる銀座・花園への衝動と、クラブ・パラダイスへの想い、店の仲間への想い、そして石崎さんへの想いとの間で、激しく揺れ動く明菜の心......石崎さんに決意を告げた後のロッカールームで、表情がだんだん挑戦的な光を帯びていくさまが、何と言っても最高に良かった! (^o^)

これからが本当の「お水の花道」!! 明菜は何をつかむ!? 来週が楽しみですー。

■お水の花道〜女30歳ガケップチ〜■ 3/10放送 (第10話) KW: 花園を超える明菜

交互に描かれる銀座・花園とクラブ・パラダイス......パラダイスに慣らされた目に、その対比は新鮮でした。マッチ点火で失敗する明菜(財前直見)。そうなんだよー。クラブだけじゃないんだよー。マッチでも、エンピツ削るのでも、自分側に向けてやるのが西洋流です! (^o^) 1ヶ月後、たゆまぬ努力でメキメキと頭角を現した明菜と、どんどん逞しくなっていった麻弥(原沙知絵)が、同じ日に初指名を獲得! 喜びは最高潮に高まります。

悩む明菜を励ます仁ちゃん(阿部寛)は、いつになく頼もしく見えました。互いを認め合う石崎さん(上川隆也)とは、亡くなった前オーナー:松島さん(藤村俊二)繋がり。「3人で飲みたかったですね」の言葉にジーン。(T_T)

クラブの頂点:花園を辞めることは、ホステスを辞めることと同義......相撲界の横綱のような、その厳しい掟に驚くとともに、それを打ち破ってみせた明菜 & 石崎さんに拍手! (^o^)
    藤波 「そんな甘い理想論で、この世界を生き抜いていけると、本気で思っているのか!?
    石崎 「はい。本気でそう思っています!
くぅーっ! 言うねぇ! (^o^) 「ひとりの人間として、パラダイスに戻ってきて欲しい」と明菜に告白する石崎さん。くぅーっ!! でも石崎さん、重い病気なのぉ!? (^o^;)

花園のママ、なんか、そこはかとなく良かったねぇ。あの身のこなしに加えて、袂からグラス出す所とか。(^o^)

■お水の花道〜女30歳ガケップチ〜■ 3/17放送 (第11話) KW: 明菜復活!

毎回、「天使のお仕事」後の重めな気持ちで見始めるため、楽しめるか心配してしまうんですが、オープニング曲のドラムビートが響き出す時には、いつもすっかり「花道」に誘われてますねー。見事です。(^o^) あと今回は、あまりの小道具の懲り方に、感心するやら呆れるやら......ライトが写り込まない位置で端が見切れない大きさの「はひへほ」ボード、明菜のふぬけオーラを表現するくねくね照明、ユーレイ明菜を実現しつつカメラに映らない平行移動台、どれもきっと (New!) でしょ!? (^_^;)

さて今回の内容は......銀座・花園から戻った明菜(財前直見)の復活、宣言通りに「あなたの居場所を用意」した石崎さん(上川隆也)を、まるまる 1回かけて丁寧に描いていました。前回ラストの「新人、明菜、30、でーす! ブリブリ」を見て安心しきっていたので、なかなかふぬけが治らない明菜は、結構衝撃的でしたね。財前直見さんの「そこまで崩すか!?」な演技も。(^^;

石崎さんだけでなく、パラダイスの仲間の心遣いもあって、ついに自分の居場所を再確認した明菜。歯医者さんの結婚前提申し出を丁重にお断りします。「今の明菜さんが一番輝いていますよ」という歯医者さんの言葉は、ありがちと思いつつも、言ってくれてうれしかったです。(^_^)

あと半年の命な石崎さんは、ついに明菜の前で発作に襲われます! 次回予告、明菜に告白する石崎さんは、「ですます」調じゃなかった! (*^o^*) うれしさと同時に、半年後は描かれてしまうのかという悲しさも感じてしまいました。

■お水の花道〜女30歳ガケップチ〜■ 3/24放送 (第12話:最終回) KW: 受け継ぐ人々

父の会社を継ぐためにホステスを辞めた五月(一色紗英)......同僚との帰宅途中、横断歩道の向こう側に威圧的ポーズの明菜(財前直見)。第三者からのホステスの見え方、第三者の中でホステスが発する気が印象的。
信号が青に変わり、お互いを無視してすれ違う五月と明菜。横断歩道を渡り切り、後ろ髪を引かれるように振り返る五月......後ろ向きのまま、V サインしている明菜......うーん、感動。(-_-) 足を洗った者に対する礼儀の中での、五月に対するエール。いいです最高です、ついていきます明菜さん! (^o^)

石崎さん(上川隆也)の病気を知った明菜。今度は自分の番......石崎さんの手を引き、背中を押す明菜。以降につづくシーンは、もう涙ボロボロ。笑わない人:石崎さんの、歯を見せたやわらかい微笑み。明菜とのやりとり。パラダイスと石崎さんを支える者としての顔と、女の子としての顔(ステロタイプではあるが)がないまぜの明菜。そして、[手術中]ランプ点灯......この時、予告で目にした「あなたを、愛している! (Not ですます)」がまだということもあり、視聴者には「絶対手術成功だ!」という安心感もあったと思います。そして、いつもの階上に現れる石崎さん! 喜びは最高に高まり、予告で見たあの場面につづきます......

明菜と視聴者を突き落とす「交通事故死」! しばし呆然......藤村俊二さんのナレーションでまるめこまれ、視聴者の視点は、ドラマ冒頭の「とある高級クラブの風景」へと導かれます。描かれていく「受け継ぐ人々」......五月に代わる No.1 は、やはり麻弥(原沙知絵)! ドレスが映えまくり。やっぱりねぇ、元がいいから。(^_^) 心の中の石崎さんと「お水の花道」を確かめ合う明菜。エピソード、完結......

そうですね。死因を除けばね、超満足ですね。死因を除けばね......石崎さぁ〜ん!! (T_T)


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