■ケイゾク■ TBS金10 (1999/1/8-3/19)

※ 日付順の日記から、このドラマの分だけを抜き出してまとめたページです。 ※

ジャーナリストに付きまとわれながら、ある男を張ってる真山刑事(渡部篤郎)......「人を刺す時は手応えがない」とか頭にこびりつきそうなこと言うし、犯人(秋吉久美子)に対してキレるし、すごーく謎だ。渡部篤郎と中谷美紀の魅力でのめり込んだけど、終わってみると、つかみ所が無かったなー。でも毎週見そう。

冷静に事件を解いていく柴田純(中谷美紀)。父の偉業も純のおかげだったらしい。(^^;　迷宮入り事件のトリックなんて、判ってみれば大したことない......っていうのは、「実はそうかもね」と思える。逮捕される超有能医師、自分の担当する難病患者を引き合いに出して、刑事達を「人殺し!」呼ばわり。その理不尽な理屈は、「きらきらひかる」の加勢大周を思い出させた。

木戸さん(鈴木紗理奈)は頼り甲斐があってイイね。真山刑事(渡部篤郎)が張ってる男の彼女(西尾まり)と柴田純は友達だったんだねぇ。

やっちまった!　録画を失敗してしまった!　「江角マキコの恋愛の科学」の保坂くんの憎々しさがもう一度見たくて、いつもは巻き戻して上書きしていたのをそのままにしておいたのが原因だった。(^^;　ビデオは、犯行の再現場面が始まった所で終了......すぐにゆうさんのページ 「ドラマだいじぇすと!!!」 に直行!　こんなに早くお世話になるとは思わなかった。(^^;

実は毎回映像が違うらしいオープニング、でも速すぎて気付かない視聴者。(^^;　今回じーっと見てみたけど、血まみれだったりいろんな形をしていたりする「手」が気になったね。

大切な人を殺した犯人を「この手で!」というのは、オレも思うかもしれないなー。

ボケぶりに親しみを感じさせる柴田純(中谷美紀)だが、風呂に入らない女だったとは。(^_^;)　柴田との絡みが楽しい真山さん(渡部篤郎)は、相変わらず、犯人が判るとネチネチと責め立てる。簡単に感情移入させてくれないねー。そこがいいんだけど。

今回のストーリーは、どうでも良かったかも。

ビデオの映像を繰り返し見ながら「チンコかー」とニヤニヤする柴田純(中谷美紀)......現場での事件説明でも「チンコ」を連呼(お。韻踏んでる)するし、真面目なシーンなのに笑いが止まらなかったね。(^o^)

やはり被害者の恋人(宮崎淑子)が主犯か......動機を突き止めていたのに信じようとしていた壷坂刑事(泉谷しげる)は複雑な表情だったけど、退官の日にはスッキリしていた感じだね。

朝倉(高木将太)に額を指で突かれて気絶した麻衣子(西尾まり)......彼女が見た幻の中の柴田純(中谷美紀)は、柴田ではなく中谷美紀の妖しさが出ていて、ちょっとゾクッとした。キレた真山(渡部篤郎)を見て固まっている時の柴田も、今までになかった表情だったと思う。最後の柴田も、いつもと違ってスッキリとしていた気がする。さすがに前日には入浴したと見える。(^^;

キレる渡部篤郎さんはイイね、やっぱり。(^o^)

柴田純(中谷美紀)に目配せされて「呪われてる〜!!」と発狂する真山刑事(渡部篤郎)。しかし、お手伝いのおばあさんが言ってた「本当に仲がおよろしいのねー」は正解だ。(^o^;)

「犯人は菜穂子さん、あなたですね。」　柴田純は犯人:菜穂子(高田万由子)に事件のトリックを説明する。「これが、トリックの全てです。自首してください。」......犯人を屈服させるのに十分な、この言い切り方がスゴイ。(^_^)　菜穂子は、絵の美しさを思うあまり、父殺しまでしてしまった。画廊をはじめ絵を食い物にしている人間達の存在を否定したあげく、自分もその場で自殺。それを見た柴田は、いつもは死体も平気なくせに発狂 & 叫び声。

朝倉(高木将太)は墓場で、柴田純の首を死なない程度に絞めさせた。なぜ!?　早乙女(野口五郎)は車の中で、謎の男に真山 & 朝倉の写真を見せられて、発狂 & 高笑い。なぜだー!?

ところで、確かに「独身者に優しい制度」は少ないよねー。(-_-;)

初めから死体として対面するのは平気な柴田純(中谷美紀)でも、ほんの数秒前まで親身になって話していた人が、あっけなく死体に変わる所を見るのは、相当ショックに違いないだろうね。先週の犯人(高田万由子)も、友人:麻衣子(西尾まり)も......半レギュラーな麻衣子が殺人 & 自殺だなんて、観ているこっちもショックだった。みんなすぐ麻衣子が犯人だと思ったんだろうけど、鈍感なオレは柴田と同じで、電気のスイッチの時まで全く疑ってなかったので、余計ショックだった。わかってみれば、ずっと怪しかったけど。

スイーパーと呼ばれる人達が、無抵抗な柴田に向かって、逮捕もクソもなくいきなり「(あなたを)処分する」と言ったのもショックだった。真山(渡部篤郎)の足をいきなり撃ったのも。なんとなくヤクザの世界には「いそうな人達」だと感じるけど、警察をはじめとする国家的な組織にも、現実にああいう部隊はあるんだろうか。組織のために自殺させられる人もいるくらいだし、あり得ないとは言えないか。

どうも、タチの悪い人達を敵に回してしまっている感じ。早乙女(野口五郎)は、なんでああまでして柴田と真山を消そうとするんだろう。ていうか、内部の敵は早乙女だけなの?　朝倉(高木将太)ごときが全ての中心とも思えないし......不可解なままで消されてたまるか!　これからが腕の見せ所だぞ、真山 & 柴田!!

真山(渡部篤郎)の妹をレイプした 4人組の 1人:目黒が生きていた。居場所(病院)を突き止めて現れた真山に対し、目黒は「朝倉(高木将太)が主犯であり朝倉を恐れている」と震えながら供述していた。見ていて少しホッとしていたら......突然、「どんな時も!　どんな時も!　どんな時も!　どんな時も!　なーんてね!　朝倉さん、何も悪くないよ!」とはしゃぎだす目黒。うわー。徹底的にコントロールされてる!
そして、即死亡。(^_^;)　真山が殺したらしいが、殺害シーンは無し......

その昔、早乙女(野口五郎)の教育係だった野々村係長(竜雷太)。真山と同じ「誤発砲」を以前に早乙女も犯したことを指摘、真山を「処理」しようとする強引さを叱咤したが、早乙女は「大事なのは、事件の全貌解明ではない。警察の信頼を守ることだ。」と開き直る......真意はそうじゃないはずだ......

ボウガンも所持しており、違法拳銃入手の常連でもあった真山。今のところ、ジャーナリスト 1人 + レイプ 4人組を殺したと思われるが......みんな朝倉が殺しており、目黒も自殺だったと思っているオレだが......朝倉には、なかなか手を下せない。全ての元凶である朝倉からは「懺悔の自白」を引き出したいのでしょうか......

目黒が生きていると知った時、廊下で発狂していた早乙女......「もしや警察史上最大の不祥事だったのでは」と野々村係長に言いかけた近藤(徳井優)......全ての事実は、柴田純(中谷美紀)が解明してくれるでしょう......

朝倉(高木将太)が「朝倉さん」と呼ぶのは早乙女(野口五郎)!?　朝倉の額を棒でつついてるし......事件に絡んでいたどころか、張本人だったとはっっ。もうやだ。(-_-;)　大男:谷口くん(長江英和)までがコントロールされていた。ついには真山(渡部篤郎)をハメるために自分の胸を刺してる。もうやだ。(T_T)

なんとか一命を取り留めた柴田純(中谷美紀)。彼女を連れ出したと思わせた壷坂さん(泉谷しげる)は、スイープ達に車ごと、周りの警官ごと、蜂の巣にされてしまう。実はこっちの車は囮......血だらけで「ばぁか」と嘲笑する壺坂さんに、とどめをさすスイープ隊長。その発砲は、正規の手順じゃないだろ!?　早乙女をはじめ、みんなボーダーを越えてる奴らだよ。警察の皮をかぶってる分、余計タチが悪い。

次回予告、背中を打ち抜かれる彩さん(鈴木紗理奈)、血を吐いて倒れる朝倉、蜂の巣にされる真山......この無念感以上のものを、最後に感じさせてくれるのだろうか。(T_T)

ところで、「真実に向かってゴリ、ゴリと押していく」って意味だったんだー。初めて知ったよ。

真山(渡部篤郎)にキスされ、こと切れる柴田純(中谷美紀)。抱きしめて叫ぶ真山......「あったまクセ〜!!」......うーむ、これはこれでケイゾクらしい終わり方かな、と思っていた。流れる「クロニック・ラブ」、流れる思い出、そして......「また指紋が変わっているだと!?」......なにぃー!?　どゆこと!?　そしてなんとーっ、映画の予告編!　柴田復活、真山キスを受けて早速のウェディングドレス攻撃、そして、包帯グルグル巻きで壷坂さん(泉谷しげる)まで復活!　ぐわぁーん......

チッキショー、やりやがったな! (-_-;)→(^_^;)

ケイゾク TV 版の感慨を、全ての視聴者に対して 1分間しか与えないとはっ!!　そして、再びボケ倒す柴田の姿に、戸惑いつつも嬉しさがこみ上げてくる自分を否定できなかった。映画予告編を受けて、今までの経緯(朝倉の行動、死亡した人、殺した人)を整理しなければならないが、それは、近々記入予定の「ドラマ総括」へとケイゾク......(^^;