※ 日付順の日記から、このドラマの分だけを抜き出してまとめたページです。 ※
おもしろいよ、このドラマ! (^o^)
口悪く乱暴な孝之介(松本明子)と天然ボケな子持ち秘書:清次(井ノ原快彦)、適度に金八な親分:仲蔵(武田鉄也)などの主役陣をはじめ、クセのあるキャラがひしめき合ってる。花沢支配人役:北村総一朗さんも期待通りのキャラだし、「リストラ」と聞いて「お客さん東京からですか? 髪洗います?」を想像する編集者(青田典子)もいい味だしてる。流しのサックス吹き:岩井(藤井尚之)は、毎回仲蔵を殺そうとして毎回失敗するというパターンだねきっと。
ストーリーも、どこがどうっていちいち書けないけど、小ネタ効いてるしテンポがいいし、とにかく小気味良いんだよね。B 級の傑作(月並みな言葉だ)という感じ。春ドラ特集に載ってなかったりするこのドラマだけど、大穴間違いなし! ぜひ見よう!
録画失敗した......楽しみだったのに......(T_T)
見逃した先週、孝之介(松本明子)は支配人(北村総一朗)を味方につけ、支配人の息子は黒田(大杉漣)に弟子入りした模様。そんなに大きな変化が無くてホッ。1話の老夫婦もまだ泊まってるしね。
早くも孝之介のトラウマ「バイクで逃げていく母と男」が、「きたまくら」のママと黒田だと判明! FAX で延々と送られてくる、25年分の日記の束が泣かせます。しかし、母の相手は黒田でなくて、どうも仲蔵さん(武田鉄也)な雰囲気だけど? 要注目です......
清次(井ノ原快彦)の娘:美佳役は、美那子ちゃん(in 眠れる森)じゃん! 次回は清次との絡みもあるし、こちらも要チェック!
なーんか、バタバタしすぎ。雑な感じ。(-_-;)
ヤクザ従業員とヤクザ泊まり客と警察泊まり客の全員が、みんな似たような顔 & 演技なんだもん。タンコボさんが警察(マル暴)って時点でわかりにくくなるのは自明なんだから、もっと工夫が必要だよ。例えば「お水の花道」で見られたように、各団体毎に照明のイメージ(色とか)を変えてみたりとかさ。それに、主題がバタバタしてるんだから、前回までのような細かいドタバタは抑えておくべきだったと思うんだけどなぁ。
今回の唯一の救いは、清次(井ノ原快彦)の娘:美佳ちゃん。「眠れる森」の美那子の子供時代を演じていた子なんだけど、「昔の中山美穂」としてこわばった顔ばかりしていたのと違って、こちらではセリフもたくさん、表情も豊か。父想いで孝之介先生(松本明子)想いの健気な女の子ぶりが光ってました。(^o^)
一つ残念だったのは、発作(止まらない笑い)を起こした孝之介のみぞおちに一発入れるところ。清次が怪我していた今回、美佳ちゃんがやることはまるわかりだったんだから、父に指示されるのではなく自分の意志でやって欲しかったし、拳の入れ方にもっと勢いが欲しかったです。でも、気を失った孝之介を抱いて「先生、もう大丈夫よ」と優しくささやくところは、すごく良かったですよー。(*^_^*)
「ママ...」と寝言を言う美佳に、自分を重ねる孝之介(松本明子)。目を覚ますと、孝之介を見て「先生...」
「オレのこと好きか?」「うん、私、お父さんも、先生も大好きよ。」
孝之介が「『ママ』って呼んでいいぞ。」と言うと、照れながら「ママ...」。「なんだ一回だけか?」と言うと、抱きついて「ママ! ママ!」とうれしそうな美佳。脇で寝たふりで聞いていた清次(井ノ原快彦)は、自分の前では出さない明るい声を聞いて、辛い毎日を強いてしまっていることに胸を痛めている......泣かせるねぇ。
終盤で笑いが止まらない発作を起こした孝之介が「清次! 清次!」と呼んだのにも、ちょっとジーンとしてしまったよ。この 3人(孝之介、清次、美佳)の絆って、深いね。
仲蔵(武田鉄也)のガン疑惑は、本当なの嘘なの? ハッキリしなかった......それにしても、仲蔵曰く「ゾロ目の AB 型」って、どこがゾロ目なんでしょ!? (?_?) まぁ、AB 型仲間が増えたのはうれしいけどね。(^o^)
眠れる森で美那子の子供時代をやっていた美佳役の子の名前は、井瑞珠里ちゃんっていうんだね(オープニングで確認)。で、何て読むの? (^_^;)
訴訟が絶望的と知った医師:篠上(徳井優)は、黒田(大杉漣)が冗談で言った「外人になって逃走」を決意、看護婦:真里亜(滝沢涼子)には「一緒に逃げてくれ!」、フィアンセには電話で「忘れてくれ!」......確かにそこには、潔さが感じられた。それまで冷静に振る舞っていた真里亜さんも、篠上を信じ、ついに篠上とひしっと抱き合った!
が、訴訟に希望が見えた途端、篠上は手のひらを返すように......尋ねてきたフィアンセを「待っていてくれるね?」と抱きしめる始末。男の決意なんて、こんなモン。(-_-;) 孝之介(松本明子)に「期待しちゃったのさ。」とうそぶき、独りホテルを去る真里亜さん。独り見送る孝之介......
やたらツンツンしていた真里亜さんだけど、チンピラの歩きぶりから体の不具合を指摘したり、全従業員の診断書をしたためていたりと、客人なのに看護婦としての本能を抑えられない真面目さ、優秀な看護婦ぶりを発揮していた。おまけに、ふと気が抜けた時の艶っぽさは......いっきにファンになってしまったよ、滝沢涼子さん! (*^_^*)
仲蔵(武田鉄也)の堂に入った説教に感心し、続いてその説教の上っ面をひっぺがす孝之介に納得させられる......このパターン、結構好きだよ。(^_^)
ところで、真里亜さんは「仲蔵がガンじゃない」とは言ってないよね。うーん......(-_-)
それと、ここんとこ岩井(藤井尚之)見ないなぁ。見逃した第2話で何かあったのかな?
念願の文芸ナントカ賞を、ついに受賞しそうな孝之介(松本明子)。編集者:萩原(青田典子)に素直に「ありがとう」と感謝するシーンが泣かせる。(T_T) 作家:孝之介の成熟をきっかけに、ついに仲蔵(武田鉄也)が真実を......やはりチエコさん(銀粉蝶)の駆け落ち相手は仲蔵だった! 「孝ちゃんには詫びきれないが、この恋に悔いはない!」と語る仲蔵。
「孝ちゃんにはチエコさんと暮らして欲しい」と願い、行くあてもないのに出て行ってしまった富江さん......孝之介は念願のナントカ賞なんてどうでも良くなり、富江さんを捜し、自宅→ホテルと移動するがすれ違ってしまう。「富江ぇー! 富江ぇー!」「次回は」......なんかこの、毎回の終わり方が独特だね。
日本文芸大賞を受賞したのは「仁義の黄昏」の方だった。偏見ナシにいい作品を見抜いた選考委員会には拍手!
富江さん(大島蓉子)ったら、姿を消しただけでも泣かせるのに、「孝ちゃんよがったね。」と電話してくるし、仲蔵(武田鉄也)を狙うヤクザに「殺さねで!」と土下座するし、あと半年の命だっていうし、ズーズー弁は懐かしいし、泣かされまくり! (T_T)
雑然としたこのドラマも次回は最終回。仲蔵(武田鉄也)はまだ、何か隠しているみたい。どうオトシマエをつけてくれる!?
仲蔵さん(武田鉄也)、大見得切りまくりだったねぇ。
最後は「その後」の説明。「あと半年の命」の筈の富江さん(大島蓉子)が、あじさいホテルで働きながらどんどん顔色良くなったって言うのが、なんかよかったーって感じ。
表向きとは裏腹に、優しさに溢れたドラマだったなぁ。