※ 日付順の日記から、このドラマの分だけを抜き出してまとめたページです。 ※
現在はクレーンの仕事をしている野々下さん(大和田獏)を、みんなして誉めまくる訳なんだけど、「一流大学を出て一流企業に勤めてた」とか「英語ペラペラ」っていうフレーズの陳腐さがなんとも......(-_-;)
セルフサービスで味もまぁまぁなライバル店に価格で負けてるという幸楽。確かに、客席数のわりには、厨房に人が居すぎな気が......(^^; リストラでもしなきゃ、価格競争で勝てないね。
ライバル店対策で、ラーメンから高級弁当にシフトしようとしている幸楽だけど、注文はなかなかこない。ここでも高学歴英語ペラペラ男:野々下さん(大和田獏)が大活躍! 会社勤め時代のお得意さんをまわって、大口の注文をとってきてくれたのだ。学歴だけでなく「信用の厚い人」との評価まで獲得!
はあ......こんな好条件男をさらっと出してくるのも、橋田壽賀子流なのでしょうか!? なんか妬み中心で見てしまっているオレなのであった。(-_-;)
大吉(藤岡琢也)狙いのオバサン栄養士:牧子さん(和泉雅子)登場! が、ぱっと見の老衰度が高すぎ(特に歯)。さらにはおかくら厨房に押し掛けといて、「野菜洗いなんて下っ端な仕事、私はやりません」だって。感じわる! (-_-;) もちろん大吉父さんにも、全くその気はありません。
ところが最後、ひとりぼっちの夜、突然の腹痛で大吉父さんダウン! 牧子さんの付け入る隙を作ってしまったのか!? 心配です......個人的には、強靱な肉体、豪快かつ神経細やかなタキさん(野村昭子)の方が全然いいと思うんだけど、タキさんには全然その気ないのかな? 亡くなった節子さん(山岡久乃)の手前、気持ちを抑えているだけだと思いたいよ。
入院した大吉父さん(藤岡琢也)、腹痛なのに何故頭に包帯!? と思ったら、2F から 電話のある 1F に行こうとした時に、階段を転げ落ちたんだそうな。腹痛そのものより、よっぽどアブナイじゃないの! (-_-;)
姑:常子(京唄子)を「色ボケばばぁ!」呼ばわりしたために家を追い出された長子(藤田朋子)は、娘の日向子ちゃん(日野美紀)とともに実家の大吉父さん(藤岡琢也)のもとへ。長子は、大吉父さんやタキさん(野村昭子)への気遣いも見せ、仕事のかたわら家事も積極的にこなしてみせる。苦労人だけのことはあるね。立派立派。(^o^)
遅くまで翻訳の仕事をしている長子に声をかける大吉父さん。しっかり者ぶりが逆にけなげに思え、末っ子の可愛さもあり、大吉父さんは思わず
「家を追い出されたのも、神様がくれた休暇だよ。
死んだ母さんのようにはできないけどもさ、できるだけのことをしてやる。
ゆっくり休みなさい。」
と、ロンバケで心強い言葉をかける。ウルウルする二人。さあ泣き所だ。泣け泣け! オレは泣いたぞ。(^o^;)
ぶどう栽培で生計を立てている秋葉家には、新農法の勉強を終えた和夫(倉田てつを)が、1年ぶりに母:満枝(木の実ナナ)と妻:あかり(山辺有紀)の元に戻ってきた。和夫と満枝が親子水入らずで談笑する声を、別の部屋で聞いていたあかりは、「やはり私は秋葉家の人間として扱ってもらえないのかしら」と疎外感を感じてしまう......
実は、和夫と満枝があかりを避けたのは、秋葉家が抱える借金のことを隠し、心配させないようにするためだった。でももし、あかりが借金のことを知ったとしても、その重圧よりも、秋葉家の人間として苦しみを共有できることを喜ぶに違いないよきっと。そして、心配させないようにと気遣ってくれた二人の愛情を感じ、二人を力づけ、絆がより深まる......今後そういったシーンが、きっと見られると思うね。
読み返してみて、なんか柄にもないことを書いている自分に気づいた。(^_^;)
酔った勢いでおかくらにやってきた英作(植草克秀)は、「おい、おまえ!」「酒をつげ!」と、いつもの酒癖の悪さを発揮。(-_-;) しかし、そんな彼に対する大吉父さん(藤岡琢也)の態度には感動。(T_T)
「これ以上飲ませては」と心配するタキさん(野村昭子)を「酒で紛らわしたい時もありますよ」と制止し、黙って言われるままに酒をつぎ続ける大吉父さん。英作が酔いつぶれると、優しい言葉をかけて介抱する......日頃は短気な大吉父さんだけに、英作の本心を理解し、キレたりせず温かく見守ってあげる様子に、大きな優しさを感じて涙がにじんでしまったよ。英作に若き日の自分を重ねていたのかもしれない。きっと年輪がなせる技なんだねぇ。
大吉父さんは、他のお客さんたちに「お騒がせして申し訳ありません」と頭を下げることも忘れなかった。常連さんたちはきっと、岡倉家のドタバタに慣れているから平気だよ。(^_^)
次回予告では、ビデオ発売される第1シリーズの映像が流れた。みんな若ーいっ! 泉ピン子さんまでが輝いてる! (^o^;) ってことは、みんな老けたんだねー。見てる方もそれだけ老けてるんだけどね。
英作(植草克秀)は妻:長子(藤田朋子)の実家(=おかくら)に同居することを決めた。母:常子(京唄子)との意見の食い違いも、神林先生(愛川欣也)の一言で二人ともなぜか即納得。先週までのゴタゴタがウソだったかのように、あれよあれよと解決してしまった本間家の騒動でした。
なぜこんなに簡単に解決したのか!? それは、幸楽と秋葉家に新たな問題が発生したから。(^_^;) 問題がこれ以上増えては、1時間で描ききれなくなっちゃいますもんね。＞橋田先生
秋葉家の問題は、タキさん(野村昭子)の 3,000万円出資で解決! あかり(山辺有紀)が秋葉家の隠された借金を知ることもなかったし、意外にあっけなかったなぁ。使い道のないお金を和夫(倉田てつを)に賭けてみようというタキさんの「ビジネス」は、納得できるものだったけどね。
一方の幸楽でも、キミ(赤木春恵)が弁当商売に妥協してくれたことで、店員たちも幸楽に残ることが決まり無事解決! キミの手のひら返しぶりをひどいと感じる方もおられましょうが、オレはどっちかっていうと、キミさん擁護派です。
今は亡きダンナと、ラーメンの味だけを武器に築き上げてきた幸楽......息子が店長になっても任せっきりにせず、店の伝統を守ろうという気概と、店を左右する問題に積極的に意見していく姿勢を持ち続けていることは、歳を考えると立派だと思う。今回の弁当問題は、店の伝統を覆す革命的な話であって、幸楽の創始者としてはすぐに「うん」と言える問題ではないでしょう。一度は突っぱねてしまうのもわかる気がする。
店員たちが「辞める」と言いだし、代わる人材を得る難しさを知り、世の流れを痛感して妥協を決意していくことには、相当な辛さがあったと思う。でもそれが、キミさんが自分を納得させるやり方になってる。周りの人にとっても、一度本心をぶちまけてもらった方が、内心不満タラタラで表面上だけ納得されるよりも、ずいぶんと気が楽なはず。一度決意したら、身も蓋もなく頭を下げて「辞めないでおくれよ!」と懇願してしまうのも、年輩の自尊心を考えれば大したものだと思うよ。
とはいえ、実際にキミさんの直撃を受けたら、きっと耐えられないだろうなぁ。
「早く引退しやがれクソババァ!」とか言ってしまうかも。(^_^;)
5月と言えば五月(泉ピン子)の誕生日。謎のエリート男:野々下さん(大和田獏)と気まぐれ姑:キミ(赤木春恵)のプレゼントで、結婚生活 20 年の五月 & 勇(角野卓造)の夫婦初旅行が実現、二人は北海道(ロケ一切ナシ (^^; )へと向かう! しかし良かったのは旅館到着まで、五月は観光&食事、勇は温泉&飲酒が目的で、まったくの別行動となる......お互いに罵倒し合う様子を見て、「この夫婦も終わりか!?」と心配したけど、家に帰った二人は、「旅行なんてまっぴら、幸楽で忙しく働いている方がいい!」という結論にいたり、なぜか円満解決してしまうのであった。(^o^;)
一方、前々回に円満解決をしたかに見えた本間家の騒動が再燃! 常子(京唄子)が「英作(植草克秀)が『おかくら』に通うのはいいが、一緒に住むのはダメだ!」と言い出したのだ。話し合いの時から「通う」ものだと思っていたらしい......既に英作は、住んでいた借家を引き払い、「おかくら」に引っ越してしまっている......
ある問題が解決したと思わせといて、他の話題に視聴者の神経を集中させ、それが解決するとまた元の問題に視聴者を引き戻す......んーもう、やりすぎだよ橋田さん! そうやって毎週見逃せなくなっている自分が、何だか悔しい。(-_-;)
静岡で暮らす息子:武志(岩渕健)とその妻:佐枝(馬渕英里何)が弥生(長山藍子)の元へ突然やってきた。レースの整備士として外国に行くから、臨月の佐枝の面倒を見てくれないかと言うのだ。佐枝のお腹の子は武志の子じゃない。そんなわだかまりのある嫁を受け入れられるのか......が、弥生は快く引き受けた! ＼(^o^)／
弥生は「元看護婦として面倒を見るだけよ」と言っているけど、今時にないほど仁義をわきまえた佐枝と生活を共にし、生まれてくる孫の顔を見れば、きっと情が移ってしまうに違いないね。息子の選んだ嫁に間違いはなかったと気づくはずだよ。それにしてもこの息子夫婦、血の繋がらない子供への分け隔てのなさや、実家に突然現れる様子、しっかりした考え方、基本的に貧乏な所など、見れば見るほどオレに近しいあの夫婦に似ているなぁ。
次回は大吉父さん(藤岡琢也)の姉:珠子さん(森光子)＠ハワイが「おかくら」にやってくる! このシリーズから見始めたオレにとっては「はじめまして」な人だ。すごく楽しみ。(^_^)
珠子さん(森光子)が連れてきたニューキャラ:並木宗春くん(坂上忍)登場!
今後、葉子とどう絡むんでしょうねー。
珠子さん(森光子)に連れられてハワイからやって来た並木宗春くん(坂上忍)は、見合い相手の葉子(野村真美)に「ハワイで働いてもらいたい」のだとばかり思っていたんだけど、ハワイくんだりで「家庭に入って欲しい」だったようで。ちょっとビックリ。
そして葉子は、結婚より仕事をとった......身につまされた女性も多いのでは?
弥生(長山藍子)と佐枝(馬渕英里何)と、佐枝の産んだ子供は、血の繋がりを越えた愛情で結ばれた。オレの期待通りになってくれて、すごくうれしかった。(T_T)