ラインナップ(1999/８/３１ 変更): ■女医■小市民ケーン■恋愛結婚の法則■彼女たちの時代■甘い生活。■渡る世間は鬼ばかり■てっぺん(8/31 リタイア解除)■らせん■P.S.元気です、俊平■to Heart〜恋して死にたい■独身生活■ザ・ドクター■
途中リタイア: ■パーフェクト ラブ! (7/5 #1 まで)■救急ハート治療室 (7/6 #1 まで)■笑ゥせぇるすまん (6/26 #1 まで)■
最初から見ない: ■天国のKiss■田舎で暮らそうよ■京都始末屋事件ファイル■新・俺たちの旅 ver.1999■その他、時代劇ドラマ・ NHK など
※ 日記をつけ始めた経緯を、「ドラマ雑記(19９８年4月〜)」ページの最後にまとめてあります。※
各話を思い出すのに役立つ!?「キーワード」をつけてみました。タイトル右の「KW: xxx」がそれです。
鬼頭先生(吹越満)の「腹痛ジャンプ」、なかなか凄かったと思わない? (^_^)
前回の日記で書いた、怪我をした友達のその後(実の父登場で意識を取り戻すと予想)は、オレの気のまわしすぎだったかね。そういえばもう「EPISODE 9」だし、そんなサイドストーリーに時間をかけているヒマはなさそうだしね。でもちょっと残念だな。
なーんか鍋島権(木梨憲武)がカッコイイ感じになってるし、真理子さん(羽田美智子)は徹(沢村一樹)と別れた上に鍋島権に「いままでごめんなさい」と言ってるし、ラストで抱き合いそうになってるし、鍋島権とオレが願っていたことが順調に実現しすぎって感じで、気が抜けたというかなんというか。
次回予告の「珠子(榎本加奈子)が好きなの!?」に期待かな?
時任(寺脇康文)は、新薬テストの対象者を尊い犠牲だといい、それによって多くの命が救われるのだという。金儲けより医療の発展を願う気持ちは貴重だが、その歪んだ理屈が悲しい。
新薬を投与されていた青年が、画家の命である視力を失ったのに、情熱を失わず、塑像を始めたことには、いたく感動した。彼に刺激され「本当の自分」を取り戻そうと決意する綾乃(大路恵美)。割れる蜂蜜ボトル。
「私たちは幸せになるべきなのよ!」(←うろ覚え)......刑務所のガラスの向こうの弟に向かって叫ぶ玉麗(りょう)。その表情には、追いつめられた切迫感が感じられて、何か悲しかった。玉麗の妊娠にうろたえ、それが原因で誤診までやらかす須藤(細川茂樹)の、器の小ささも悲しかった。いいトコもあったのに......
「行って来い。死なねぇで待ってるから。」......他の患者の手術に有希(中谷美紀)を送り出す竹内さん(室田日出男)の言葉に、最強に強まった絆を感じて涙ぐむオレ。好きな人がそばにいてくれることで、痛みが嘘のように和らぐ......人間に備わっている機能の不思議さ。
腹水で再び苦しみだした竹内さんが、処置のために離れようとした有希の腕をつかんだとき、「ああ、ついに...」と予感した。「おまえの手で」......竹内さんが繰り返し言っていた言葉だけど、その意味合いは大きく変わっていた。そして有希は迷わずに......
「安楽死だ!」と弁護士さん(伊武雅刀)。安楽という言葉の意味合いを、初めて意識するオレ。「勝てますよ!」という弁護士さんに、「何に勝つんですか?」と有希。「私は医者として、人を殺したんです。」......自分を責めているのか、確信に溢れているのか。いずれにせよ、類型化されうやむやにされることを拒む、強い口調だった。
次回予告、玉麗は既に死んでいる模様。(T_T) 残された二人の戦いが始まる。
かおりさん(原沙知絵)は「オトナのずるさ」を自分でもわかってるんだね。
悩むユウジ(堂本剛)だけど、恋心はどうしようもないよね。
最終的にユウジが透子(深田恭子)に向かうとすると、どんな心境の変化があるのか......ムリヤリじゃないことを願う。(^^;
高橋家の「望(冨田真之介)バンド入れ込み問題」は、老人ホーム訪問ボランティアから帰ってきた望が「自分にはギターの才能がないことを痛感したよ。もうバンドは諦める。これからは勉強するよ。」で解決。父・亨(三田村邦彦)と母・文子(中田喜子)の打々発止も笑い話と化した。あっけなかったぁ。
でも「渡る世間」って、少し前には邦子(東てる美)の息子・隆(田中恭兵)が幸楽を継ごうと言い出したけど仕事が辛くて諦める話もあったし、すっかり幸楽を継ぐつもりだった眞(えなりかずき)は好きな女の子の言葉で「サラリーマンになる!」と言い出してるし、子供が抱く夢の根拠のなさとか、夢を潔く諦める様とかが描かれているという点では、すごく貴重なドラマだね。
一条志保(雛形あきこ)は、やっとまひる(坂井真紀)に素直な態度を見せたね。この時間のかけ方って、独特だなぁ。まひるが部屋を掃除するシーンをたっぷり描いたり、毎回黙って思い悩むシーンがあったりと、登場人物の内面を視聴者に印象づけるポイントがあるのも独特。最初の頃、単なる面クリアのゲーム的なドラマだと見なしていたのは、間違っていたんだなーと反省。
立浪さん(杉本哲太)とのアルコール度数高めな絡み。あの飛んだり跳ねたりは結構すごい。しかもスローモーション。(-_-)ンー 立浪さんの「行くな。残ってくれ。」(←うろ覚え)が、より印象づくよね。まひるを仲間みんなで引き留めるというのも、典型的な展開なんだけど、まひるの「おう!」な感じのリアクションが良くて、まんまとウルウルしてしまったよ。
「母として」は悩み続けている加賀冴子さん(田中好子)も「社長として」まひるに積極的支援を開始。血縁関係を抜きにしても、まひるに対して信頼感を持っているってことかな。
計画が狂った石井光(保坂尚輝)はどうでる? まひるの反撃は? 今までにないキャラクターを演じる坂井真紀さんの変身ぶりも魅力的だし、結局、見続けてしまってるのであった。(^o^;)
貞子絡みの夢での怪我が、現実に傷として残ってしまう人々。特に夏美(吉本多香美)の刺し傷は強烈。(-_-;) 人間の思い込みって体に現れることもあるそうだから、あながち無い話とも言えないところが怖いね。
織田さん(田辺誠一)が貞子にプラスになるような研究をしてそう。今まで何で居たのかわからなかったけど、こういう風に絡んでくるとは......(T_T)
「このままじゃ弥生さん(遠山景織子)に失礼だ!」と決意し弥生さんを呼びだした耕三(柳葉敏郎)だったけど、勢いをつけるつもりの深酒がたたって、逆に弥生さんの思うツボ。気がついたら下着姿で、そのまま両親兄弟揃い踏みされちゃあ、引っ込みがつかないよなー。弥生さんでぜんぜんオッケーというか、弥生さんがいい! と思うオレもいたけど。(^^; 耕三はそれだけ朝子(小泉今日子)に惚れちゃってるんだねー。
果たして結末は、オープニングのようになるんでしょうか......
海旅行(失敗)の写真を見た、深美(深津絵里)の後輩たちのコメントには笑った。
「先輩、可愛いポーズ! まだまだイケるじゃないですか!」(←うろ覚え)だって。(^o^)
本社に戻った啓介(椎名桔平)は、取り敢えずの総務課勤務。次の配属先を考えれば普通は不安なのに、どっしり構えて住宅販売の市況を調べたりしている。成長したねー。
倒産した住宅販売会社を啓介が訪ねると、暗いオフィスで元部長が座り込んでいた。「息子の試合を見に行けるなぁ、と思ってさ。」という言葉が泣かせる。「部長に認められたかったんです!」という啓介に、「おまえはよくやったよ。」という元部長。こんな言葉が交わせるのも、こんな立場になったから。うれしいような、悲しいような。
千津(水野美紀)の妊娠がウソだと知った後の、美紀夫(加藤晴彦)の弱さと言ったら......(T_T) 「彼女たち」の方が、ぜんぜん強いよねー。男って弱いのかなー。
故郷に向かうバスを見て、フラフラと田舎に帰ろうと決める千津。帰る田舎があるだけ幸せだと思ったオレであった。(^^;
なんかねー。力丸役・明石家さんまさんが離婚話を演じていると、痛々しくってさー。
さんまさん、捨て身だよねー。
伊刈くん(恵俊彰)の相談で、力丸が適当に答えた提案が、まんまとその通りになったのには笑ったね。しかも、歌と指輪のどちらも。(^o^;) 次回予告で、飲み屋の女将さんが伊刈くんにビンタしてたけど、指輪を店の女の子に渡したのって女将さんじゃないの!?
伊刈くんに心が動かされたのに他の女と重なっているのを見てしまった奈央(小林恵)は、次回、ヤケになって力丸を誘う。誘われた力丸も離婚騒動でヤケっぱち、下品な笑いで喜んでる。うーん。イッてしまうのだろうか。(-_-;)
「田舎からいきなり親が来るから、恋人(or 妻)を演じて欲しい」というパターンは、ドラマではよく見るよね。その際に話の中心になるのは、「バレるかもしれない」というハラハラ感。で、ドラマの最後の方で、バレたけど大丈夫とか、初めから気づいていたとかいうオチがつく。
今回の鍋島母訪問では、そういう通り一遍のパターン*じゃない*のが良かった。真理子さん(羽田美智子)の演技はミスが無く完璧だったし、鍋島母も中盤でさっさと帰っていったし。
鍋島母が、二人が釣り合わないこと、無理していたことを感じて「いつでも別れていいのよ」と言ったのは、現実を暴くことよりも、真理子さんの心の持ち方を気遣っていた感じ。ズバリ指摘された真理子さんが「安心してください!」と言ったのも、鍋島権(木梨憲武)の立場を考えたからではなく、ある種の「認識」と「決意」が芽生えたことによるものだったんだろうね。そしてその「決意」は、徹(沢村一樹)の前で言っていたように、まだ本人にも意味が「わからない」。
「友達が落下物で大怪我したのは私のせいだ」と自分を責める珠子(榎本加奈子)。実の父に電話をさせたことで、道具箱落下地点の通過時刻がズレたから......実際には、道具箱が落ちてくる時刻が決まっていたわけじゃなくて、初めから友達の上に落ちてくるように神様が仕組んだことなんだとオレは考えるけど......実の父への電話がとっても幸せな結果になっていただけに、胸が痛いね。
友達が実の父の電話番号を「暗記していた」ということは、現在の両親が実の父とすぐに連絡をとれない可能性が高い。鍋島権のがんばりに期待したいな。とにかくまず、友達が無事意識を取り戻すことを願ってやまない! やはり「実の父の呼びかけ」がきっかけとなるのかな......鍋島権に対する珠子の気持ちを、視聴者にハッキリとわからせてくれた友達。絶対に無事でいて!
サーカス会場への出席・欠席が、予想と反対になってしまったのは印象的。真理子さんはサーカスを見ながら、何を感じたのでしょう......
ところで最近、最初の頃の荒唐無稽な展開がなりを潜めてるよね。あれはあれで好きだったんだけど......「不評のため方向転換」ではなく、「ドラマの展開上、最近は抑え気味にしている」のだと思いたいな。
前回の日記で、昌志(金子賢)が車を運転せずに大怪我するなんて「宿命」だと書いたけど、友達からバイク借りて、しかも急いでいたとは......奥さん(松田美由紀)も指摘していたように、徹夜手術あけの運転は車でさえ危ないのに......「宿命」というより「必然」だったんだね。
いきなり奇跡的に回復した松岡さん(鈴木一真)。有希(中谷美紀)と竹内さん(室田日出男)との食事を「最後の晩餐」と称し、昌志のボールを受け取って......最初から「そのつもり」だったんだね。(T_T) 松岡さんが「食べることの意味」を語っていたのが印象的だった。気がつくと食べることを忘れていたりするほど、食事に執着がないオレだけど、ちゃんと食べなきゃなーと思った。
それにしても、竹内さんの有希に対する態度の変化には驚いたな。
それに、ここまで来てもまだ、有希が竹内さんを「殺した」理由がわからない。
ホント、良くできてる。(-_-)ンー
前回の予告で、神崎先生(長嶋一茂)の執刀中に患者さんが亡くなる話だとわかっていたため、最高の技術力を持つ自信過剰男がどんな失敗をしてしまうのか、ずっと心配だった。結局は「原因不明の不整脈による心停止」が原因だった。「原因不明が原因」というのは皮肉だね。
麻生先生(堤真一)が自分の経験を踏まえて十分すぎる事前検査をしたことや、手術中も全く不手際がなかったこと、神崎先生が心停止で取り乱したけど天野先生(野際陽子)が即座に叱咤し落ち着きを取り戻させたこと等、病院側に全く落ち度がない様子がきちんと描かれていたのが、非常に印象的だったよ。
唯一の落ち度と言えば、神崎先生が患者のダンナさん(長谷川初範)に対し、手術で考えられる危険性を十分に「口頭で」説明しなかったことかな。(手術承諾書の文面上での説明はあるのでしょう。)
それにしても、亡くなってしまう患者さんの人間性を描くために、たっぷり時間をかけていたねー。麻生先生の旧知の友人であり彼を好きだったこと、屈託のない笑顔など......見ている側にも、ドラマ登場人物の悲しみがひしひしと伝わってきたよ。(T_T)
予定済の手術を「他の人に代わって欲しい」と言い出した神崎先生。麻生先生は昔の自分を重ね合わせ、ダンナさんを説得する。「神崎先生自身が、彼女の死を一生背負うのだ」という言葉が心に残る......ボクシングジムで、神崎先生は麻生先生に言った。
「明日から執刀する。おまえも逃げるな。」
麻生先生自身があの悲しみを克服できる日が来ることを、オレも願っているよ。
次回予告、またもや大きな問題が起きそう。だんだんハードになってくるね......
嵐の中のホテルでの、かおりさん(原沙知絵)の「オトナのオンナ攻撃」はナマナマしかったねー。バスローブ姿でライトを落とし、ベッドに座り、ユウジ(堂本剛)の正面から隣に移動し、徐々に顔を近づけて......まんまと堕ちるユウジ。(^^;
一方、透子(深田恭子)の「シャワー借りるね攻撃」は、焦りすぎの「ベッドに枕 2個攻撃」が裏目に出て、ユウジが醒めちゃった。というより、気味悪くなったのか? (^o^;) オトナとコドモの差なのか、恋愛感情の高ぶりの差なのか......
ついにやった! 杏子(江角マキコ)が母(馬渕晴子)に生涯で初めての反抗! (^o^)
あの母と来たら、杏子に三十数年間も「あなたは仕事をがんばればいいの!」的なことを言い続けてきて、杏子もそれを信じて一生懸命にやっていたのに、金持ちボンボンの求婚および「お母さんも一緒に」発言を聞いて、「仕事なんてがんばったって仕方ないでしょ。結婚しなさい。」と一瞬で手の平返しだもの。聞いてる娘が奈落の底気分だなんてことは全く気づいてなかった。娘に対する行動に、ほんの少しも「娘のため」な気持ちなんて無かったんだよ。さんざん我慢してたオレもキレたね。(-_-;)
「結婚はできません!」......杏子が母の腕を振りほどいたときのスッキリ感と言ったら!
噴水でビショビショになりながら、「もっと恋がしたかったぁ!」と叫ぶ開放感!
もちろん周りの人たちはただじゃおかないだろうし、今後もより大変だろうけど、とにかく第一関門突破! という感じでよかったです。(^_^)
秋葉家では、姑・満枝(木の実ナナ)の行方不明が長すぎて、あかり(山辺有紀)が今にも切れそうになっていたまさにその時、満枝が突然帰ってきた。しかも、畑に行けるラフな格好で。しかもしかも、行方不明中に行っていたのは、和夫(倉田てつを)が世話になっていた水耕栽培の農家であり、実際に目で見て水耕栽培の良さを理解したのだと言う。
地獄から天国! 無事解決。(^o^)
野々下家は、取り敢えず加津(宇野なおみ)を幸楽預かりにして様子見に入った。いずれみんな一つ屋根の下に...と思っている野々下さん(大和田獏)と邦子(東てる美)の思いとは裏腹に、隆(田中恭兵)とミカ(小此木麻里)は相変わらず加津を嫌ってる様子。野々下さんとと邦子は苦笑い。
本間家では、姑・常子(京唄子)が神林先生(愛川欽也)にふられたらしい。「そりゃふられるって」的な大吉父さん(藤岡琢也)のコメントが笑える。(^^; 常子を慰めに行った英作(植草克秀)が「母さん(=常子)と一緒に暮らしてくれ」と言い出たせいで、英作と長子(藤田朋子)は売り言葉に買い言葉で「離婚前提」まで口にする始末、別居状態に突入。(-_-;) 息子・英作と二人暮らしで活き活きしまくってる常子を見ていると、先が思いやられる......ていうか、他人事じゃないな。(^_^;)
今回は仕事上の難問解決は無く、母親問題中心だったね。で、加賀冴子(田中好子)の記憶も戻って......なのに、ややこしいことになってる。
一条志保(雛形あきこ)が営業9課配属!? そうきたか......重要データを消しまくる部下に、あんなに寛大なまひる(坂井真紀)って、ホントに百戦錬磨なんだねぇ。
石井光(保坂尚輝)も、ついに本性を現した! 心労で社長(実はまひるの祖父)も死んじゃうし、まひるはクビにされちゃうし、今後はどう戦う?
高野舞(矢田亜希子)、そんなにがんばってたんだね。で、死んじゃってたんだね。(T_T)
安藤(岸谷五朗)の悲痛な決断こと「ディスク割り」も、泣けるねぇ......(ToT)
これで貞子の完全な遺伝子データは、世界のどこにもなくなった「はず」だけど......どこからかひょっこりとディスクのコピーが出てくるのか、はたまた貞子が自力で欠落データを補完してしまうのか......「恐ろしさ」と言うよりも「悲しさ」に溢れている気がするよ。
「物わかりがいいというのと、優しいことは、違うんですよ。」 by ヒモさん(小林稔侍)
......今回はこの言葉が身にしみた。オレも物わかりがいいだけなのかもしれない。
そして、この言葉を聞いた後でも、小夜子さん(仲間由紀恵)や下川(横山裕)を気づかう気持ちが変わらない俊平(堂本光一)の情の深さと言ったら......桃子(瀬戸朝香)への懺悔の気持ちも、きっと胸が張り裂けそうなぐらいに深いんだろうね。
で、曽根田さん(藤木直人)の嘘を聞いて、立ってられないほどのショックを受けて......桃子本人以外の言葉を全く疑わずに信じてしまうあたりが、彼の未熟さかな。
「私って、ヤなオンナですよね。」って言うオンナって、ホントにヤなオンナ! (-_-;) ＞小夜子
花火を見上げながら、宇都宮くん(柏原崇)が朝子(小泉今日子)の手を握っていたことに、まずビックリ! こないだのキスを「いい男のやり口」ぐらいに思っていたので。宇都宮くんって、見た目と違って不器用で嘘がつけない人なんだね。「無理してる彼は見たくない」と朝子に言った遙さん(小雪)が......(T_T)
大家さん(西田ひかる)と、大家さんのお父さんと、浜崎さん(北村総一朗)の絡み......明らかに泣かせに来たところで、まんまと泣かされてしまったよ。
「浜崎耕三(柳葉敏郎)じゃダメなの?」と聞く千明(小林聡美)。
数秒停止後、まったく迷いなくコクッと頷く朝子。
二度聞いて、二度とも。「いい人なんだけどね。」
そうなんだよなぁ。気持ちってなぁ。
「僕は朝子さんが好きです。でも、朝子さんが好きなのは僕じゃない。
ふられても、好きだという気持ちは変わりません。
でも朝子さんには、幸せになって欲しいんです。」(セリフうろ覚えです)
宇都宮くんも呆れるほどの、耕三の直球ぶり。潔い笑顔。泣けるねぇ。
ラストで「なんか、好きになっちゃった。」と朝子に言う宇都宮くん。
冒頭のテロップ「『気持ちは言葉で言って欲しい』... XX ％」を思い出す。
二人のキス、長かったぁ! キスが長いと、実は頭の中で「あ、よろけて倒れそう。もうちょっと右足下げよう。」とか考えてるんだよね。って誰に言ってんだか。
深美(深津絵里)と千津(水野美紀)のツーショットを見ていると、「踊る大捜査線」を思い浮かべてしまう。今回はぜんぜんイメージが違う二人って、ホント女優だねー。特に深津絵里さんは、颯爽とした一人暮らしの女刑事から、ボテッとした実家暮らしの OL に大変身。ダイヤの指輪の CM ともすごいギャップ。髪型のせいもあるだろうけど、ホントすごいね。
姉のおせっかいの見合い話に文句を言っていた深美も、見合い当日には着ていく洋服で悩んでいた。(^o^;) 思わず手を叩いてしまったよ。
仕事での「ちょっとした喜び」の描写は「あるある!」な世界。息詰まってどうしようもなくなった後の、予想外にフッと抜ける感じって、ホント効くよねぇ。
「海に行こう!」は、今まで見られなかったゴーゴーな世界。海に辿り着けないあたりがこのドラマらしい!? しかし、千津は仕事どうしたのだろうか。(^^;
次回予告、「ニンシンしました」を美紀夫(加藤晴彦)が真剣に捉えて引っ込みがつかなくなる千津、住宅販売会社倒産で立場が逆転してしまう啓介(椎名桔平)と上司。うーんどうなるんでしょう。
奈央(小林恵)に再アタックしようとした伊刈くん(恵俊彰)、奈央を苛立たせた「お伺い」発言には共感を禁じ得ない。一度破れた小心者が言ってしまうことなんだよなぁ。と同時に、「自分で好きにさせなさいよ!」という奈央の気持ちもわかる。自分のふがいなさに悔し涙の伊刈くん......好感度アァーップ! (^o^)
ホテルの電話の声、今日子(千秋)の撮った写真、矢沢先生(生瀬勝久)の「結ばれた」発言......いくら晃子(高島礼子)を信じたくても、これだけ状況証拠が揃っちゃなぁ。晃子の母(加賀まり子)の前では何事もなくぜんぜん平気そうに振る舞う力丸(明石家さんま)に、四十代の分別を感じたよ。
そしてアズサ(内田有紀)は、いよいよ本気で力丸を意識し始めた。娘(内田有紀)に嫌われるのを覚悟で病院内リサーチまでしてしまう父(北村総一朗)、届かない娘への想い......「恋愛結婚の法則」と合わせて1日2時間も「心の演技」を見せる北村総一朗さん。名脇役! (^_^)
このドラマ、ドタバタをベースにしつつもポイントはしっかり押さえられていて、心にスッと入ってくるね。
「自分が我慢して周りの人たちが幸せになるのなら、我慢するのがカッコイイ。」
歯の治療を拒んでいた子供に鍋島権(木梨憲武)が言ったというこの言葉には、大きく頷いた。オレも常日頃、そう思っているから。
今まで鍋島権のやることなすことを全く意に介していなかった真理子さん(羽田美智子)、今回は、優しすぎて甘チャンすぎる彼の言葉に「訳も分からない苛立ち」を感じていた。まだ愛ではないけど......珠子(榎本加奈子)との仲の良さも気になるようだね。
自分のペースで事が運べなくなった時、人は感じやすくなるのかな。
綾乃(大路恵美)の誤診問題、もともと変態気味の太田先生(萩原流行)はハチミツに落ちなかったけど、もっと偉い先生(院長かな?)が、まんまと虜に。(^^; 問題そのものは、示談金 1,000万円也でおさまったようで、弁護士のダンナ曰く「1,000万円も払ってくれた」だって。まぁ、若い未婚女性ならともかく、結婚して子供もいる中年女性のお腹の 10cm 弱の傷だから、慰謝料って言っても普通はそんな高額にならないんだね。
時任(寺脇康文)が画策する「新薬テスト」の意図は!? 綾乃にどんな災いが......
玉麗さん(りょう)狙いの須藤先生(細川茂樹)、付き合い始めでの半分作戦な本気処置ぶりが、最終的には玉麗さんの心をとらえ、裏ボスの命まで救った。手下の偉い人が言った「あんな神業を見せられちゃあな。」が印象的。賭けの期限時刻ギリギリでエッチするために走る玉麗さんも印象的。(*^_^*)
昌志(金子賢)の息子の手術を決意する有希(中谷美紀)、手術の奇跡的な成功は本当にうれしかった。脇坂先生(鹿賀丈史)の捨てゼリフもキレがなかったね。(^_^) そして、「息子と約束したから」と帰った昌志は、重体で運び込まれてきて......胸には、息子とキャッチボールするためのグローブが......車を運転せず、電車かバスでの移動だったことを考えると、悲しいけど「宿命」と言わざるを得ないね。
なんか妙に綺麗な感じの浅倉さん(高岡早紀)は、神崎先生(長嶋一茂)との決別と同時に、麻生先生(堤真一)への信頼感が恋心に変わりつつあるみたいだねー。女って現金。(^_^;)
ふられた神崎先生の方は「女心って判らない」と悩んでる。自信過剰な彼に判らないのは女心だけじゃないと思うけどさ。ここらで一度挫折を味わった方がいいのかもね。
麻美ちゃん(山口紗弥加)のピエロ勘違い問題は、倉田先生(河相我聞)が真実(ピエロ=麻生先生)を伝えたことであっさり解決、それどころか麻美ちゃんが持つ麻生先生への信頼感を強めることになり、主治医問題の解決にも繋がった。この辺で変にわだかまらないところが、東芝日曜劇場の良さだね。
透子(深田恭子)の奇行の数々、相変わらず、はっ倒してやりたくなるね。
深田恭子ちゃんだから許せると言えよう。他の人は真似しないように。
怪我で体力的に弱まって覇気のない感じの淳子(畦地令子)も、またいいね。(*^_^*)
「今度は本気よ! たぶん」......自分でも本気かフェイクか判らない所も、またなんとも。
樫野さん(岡田浩暉)に「結婚できない」と言われたかおりさん(原沙知絵)の涙を、ガッチリと受け止めるユウジ(堂本剛)......「オレはこんなことでしか、かおりさんの役に立てないから。」だって! たまんないね。(*^o^*)
透子との花火をすっぽかしてかおりさんを慰めていたユウジは、帰り道、透子へのうしろめたさにさいなまれる。帰宅後も寝れずに電話しようともするが、やめてしまったりする。透子の気持ち全部を受け止められないという思いが、優しい気持ちに歯止めをかけているのかな。
「とにかくその人の所を出て。今度会うのはその後よ。」......情けない表情の正樹(中村俊介)にあゆみ(加藤紀子)が言ったこの一言は良かったね。うれしい気持ちを抑えながら言っている所が余計にいい。(^o^)
山岸(佐藤浩市)が目論む銀行不正暴露に、ついに協力し出す杏子(江角マキコ)。知らずに杏子に協力しているあゆみが、騒動に巻き込まれそうで心配。
次回予告、吉川さん(大杉漣)の裏表ぶりは怖いね。救世主のように登場した榎本さんも、ただのいい人じゃなかったみたいだし。(-_-;)
野々下さん(大和田獏)の前妻の子・加津(宇野なおみ)の問題で意地を張っていた邦子(東てる美)だけど、五月(泉ピン子)に問いただされたことで、自分が野々下さん(大和田獏)を大切に思っている気持ちを再認識し、「加津ちゃん(宇野なおみ)を引き取る。5人で一緒に暮らそう。」と言い出した。邦子の母・キミさん(赤木春恵)もそうだけど、小島家の人たちは、自分の誤りに気づいたら、それまでの意地も捨てて周囲に新たな決意を表明する潔さがあるね。
これで解決かと思いきや、当の加津が「このオバサン嫌いだ! 一緒に暮らすぐらいなら幸楽にいたい! あたし何でもするよ、店も手伝うよ!」と来たもんだ。(-_-;) 五月が言うには、「この子は大人の気持ちが分かる子よ。母親のいない自分が、母親のいる隆(田中恭兵)やミカ(小此木麻里)と一緒に暮らすのは辛いのよ。」ということだけど、それで言ったら隆やミカの方は「父親がいない子」なのに......
加津が大人の気持ちを理解できるというのなら、邦子が野々下さんを精神的に救ったことを、ちゃんと説明してあげるべきだと思うよ。前から言ってるけど。五月は再度、加津を引き取ることに決めたようだけど......それが、みんなが落ち着いて考える機会になるのならいいけどね。キミさん黙ってるかなー。(^^;
一条志保(雛形あきこ)が相変わらずウザイ。問い詰めるまひる(坂井真紀)に、石井(保坂尚輝)への気持ちを激白してみせるが、いくら気持ちが抑えられないからってアレは許せないよ。だいたい、本気でまひるをおとしめたいなら、自分がやったとすぐバレるようなカードを残したりするなってーの! そういう自己満足な責め方をし、悪人になりきれてない所が、ますますウザイね。
加賀冴子(田中好子)がやっと自分から動き出したね。ここらで「転」って感じかな。
笑顔で駆けてくる少女が突然貞子に変わるのは、さすがに予想可能だったね。
目って、充血してるだけでずいぶんと気持ち悪いものなんだねー。
陸田(内藤剛志)によって語られる、研究所の真実。中締めといった所だね。貞子はインターネット上に散在している。探す必要はない、止めようとすれば向こうから責めてくる......でもなんか、心から怖い感じがしないのは何故? 現実に経験している恐怖の方が、ぜんぜん大きいからかな!? (^^;
実際に自分のコピーとかが攻めてこないと、怖くないなぁ。あ、男は心臓麻痺でポックリだから、自分のコピーに攻められることは無いのか。つまんないなぁ。
歳を取ると、今日一日の出来事を軽視してしまう傾向がある。
若者は逆に、今日一日の出来事に永遠の意味を持たせてしまう。
桃子(瀬戸朝香)の誕生日と小夜子(仲間由紀恵)のふられた日が重なって、俊平(堂本光一)は桃子の誕生日だと知らなくて、ほっとけない気持ちと小夜子の強引さに負けて、桃子との約束をすっぽかしてしまう。ドラマの中の約束は、破られるためにあるんだけど。(^^;
小夜子からの電話で戸惑う俊平に、「話を聞いてあげたら」と言ってしまったのは桃子なんだけど、「信じていたのに裏切られた」という思いが強いだろうね。今日の約束を守ってくれるかどうかに、俊平への全信頼を「賭けていた」んだから。
不倫相手をさげすむ本屋店長も許せないけど、虫も殺せないような顔で不倫してしまったり人を拘束したりする小夜子も怖い。恋心に素直すぎ、独占欲も強すぎだね。
「宇都宮くん(柏原崇)のこと、真剣ですか!」
耕三(柳葉敏郎)の問いかけに、コクッとうなずく朝子(小泉今日子)。
うなずいたことで、自分の気持ちも確認。耕三はショックだねぇ。
妻(奥貫薫)の実家のつてで得られた、啓介(椎名桔平)の初受注。
頼まれた側である羽村家、親類を頼らざるを得ない状況を理解し、娘・直美の頼みを聞いた、父(山本圭)と母(真野順子)の「家族として当然」な気持ち。啓介のプライドが傷つく心配をする深美(深津絵里)の気持ち。自分の会員獲得ノルマとの類似性について、程度の差も含めて言及しているところがすごい。そして、深美の言葉を聞いた両親が見せるやわらかな表情。
こういう形での初受注は本意ではない啓介だけど、背に腹は代えられない。妻の出しゃばりに対する感謝の気持ちは、複雑だけど嘘ではない。電話で、啓介が告白する無力感に対して、積極的な意味付けをして励ます次子(中山忍)。お互いに素直に語れるのは、利害関係がないからかもしれない。距離を保つのは難しいと思うけど。
美紀夫(加藤晴彦)を失うのが怖くて怒れない千津(水野美紀)と、千津が怒ってくれないことに不安を感じる美紀夫、ていうのもすごい描き込みだと思うよ。隅から隅まで、まったく「そこまで描くか」って感じ。すごいね。
今日子(千秋)ったら、力丸(明石家さんま)から慰謝料 300万円まるまる受け取っといて、復讐開始ときたもんだ。あな恐ろし。(-_-;) でも、冷静に思い返してみると、今日子のやってる復讐って、ストーカーとしてはごく軽度なものなんだよね。もちろん、刺したことは別ね。(^^; すべて、力丸への気持ちを抑えられないという、恋愛への耐性の低さから生じたもので......一時は「自分を汚す」という方向に向かったし......そもそも力丸が悪いんだし......今回の「晃子さん(高島礼子)追跡」なんて、むしろ役立つ情報を提供している訳だしねー。
じゃあ、自分が今日子につきまとわれたとして平気なのかというと、やっぱり困る。(^o^;) でもオレ、力丸みたいなことできないしー。やんないしー。(本当か?)
辛い仮面夫婦生活スタート! 真理子さん(羽田美智子)のご両親にも隠しているから、よけい辛いねー。それにしても、それを決意し、それを続ける鍋島権(木梨憲武)の精神力ってすごいよなー。
鍋島権、ついに珠子(榎本加奈子)の気持ちに気づく!? ドキドキするなあ。
万一、「珠子の気持ち」にどんでん返しがあったらビックリだよなぁ。実際、珠子が鍋島権を好きだと言った場面は今までなかった訳だし......でも、そんなどんでん返しは絶対やだなぁ。今の想像通りのまま続くことを願うよ。
病院内の女性スタッフに次々と手をつける男・須藤(細川茂樹)、その救命救急ぶりまでが、玉麗さん(りょう)を落とすための手段だったとは......マメなプレイボーイって、そこまでやるんだね。
ハッキリ「私は女医が嫌いだ。」と言い、医療現場の中で患者まで利用して、有希(中谷美紀)をネチネチと攻める脇坂(鹿賀丈史)。これがまた超名医だったりするから、よけいタチが悪いよね。鹿賀丈史さんだってだけでも十分タチが悪いのに。(^^;
再び問題を起こした綾乃(大路恵美)は、例のビンを手に取り......うーん、あの攻撃は、時任さん(寺脇康文)には通じるのだろうか。綾乃には悪いけど、ちょっと楽しみだったりする。(^o^;)
帰路につく由希(高岡早紀)を呼び止める神崎(長嶋一茂)。「決意したなら今言え!」とテレビの前で念じたけど、通じず。そして由希は、階段から転落、流産。(T_T) 事情を知らない神崎が口にした「産んでくれ。」が虚しかった。遅いよ......
キャー! なんか麻美ちゃん(山口紗弥加)、ネットワークゲームで会っている青年を倉田先生(河相我聞)だと勘違いしちゃったみたいぃ! 当の麻生先生(堤真一)はきっと、勘違いを優先してウソを突き通そうとするんだろうなぁ。ややこしいことになってきた......
晴香(葉月里緒菜)がついた嘘。その人に親身になるあまりの嘘。もちろんこじれることもあるだろうけど、このドラマでは「気持ちが通じた場合」が描かれた。オレも、アリだと思ったよ。
デパート屋上から足を踏み外して転落した淳子(畦地令子)。あのヒールじゃねぇ。幸い数階下の植え込みに落ちて命は助かり、まずはホッとした。手術後に目を覚ました淳子が「透子(深田恭子)に突き落とされた」とか言い出さなかったので、またホッとした。刑事さんも来てたし、心配だったのよねー。(^_^;)
山岸(佐藤浩市)、今回は正義の味方に!
デートクラブオーナー:吉川(大杉漣)も、その熱意に応える!
なんかこのドラマに今まで無かった爽快感だったね。初回登場の「ヒヨコのオモチャ」も出てきてアクセントとなり、杏子(江角マキコ)と山岸はまた一歩、気持ちが近づいた感じ。
しかし、周囲の状況はその逆。退職を決意していた杏子の前に現れる、優しそうな専務 Jr.。ついに包丁まで持ち出した杏子の母(馬渕晴子)。デートクラブの借金もこのままでは済まないだろうし、スキャンダルも完全には消えていないし......
秋葉家......要は自分の所に母親:満枝(木の実ナナ)が来るのがイヤなだけの時枝(石野真子)。罵り合う兄弟。
時枝(石野真子) 「親不孝!」
和夫(倉田てつを) 「親不孝はお互い様だろ!」
はーあ。(-_-;)
花新聞って、まだ実現していなかったのね。まひる(坂井真紀)の仕事を個人的感情から邪魔しまくるばかりか、口頭でも中傷しまくりの一条志保(雛形あきこ)。ハッキリ言ってウザいよ。(-_-;) ただでさえ雛形好きじゃないのに......
今回、 CD-ROM を見て貞子に乗っ取られ死んだのは、テレビ局の女性ディレクター。美咲に続いて 2人目の犠牲者......ていうか、画面に出てくる犠牲者が全てなのか? あちこちでひそかに乗っ取りが成功していて、「実は貞子」な女性が増えていたりして......こわ。
「男と女のことは、頭で考えちゃダメです。簡単なことですよ。朝、目が覚めた時に、誰の顔を最初に見たいか、それだけの話です。」 by ヒモさん(小林稔侍)
「何かで読んだんだけど、結婚するって、男と女が手をつないで眠ることなんだって。いいよね、そういう考え。涙が出そう。」 by 桃子(瀬戸朝香)
今まで俊平をトモダチ以上に思っていなかった小夜子(仲間由紀恵)は、寮のみんなに不倫がバレて行き場がなくなり、俊平だけが心の支えになりつつある。その俊平は、確かに今まで小夜子に未練を残していたが、ついに自分の気持ちに気づいて桃子と結ばれたというのに......
「彼女がいるし、6歳も年下だし」......千明(小林聡美)に対する朝子(小泉今日子)の説明は、宇都宮くん(柏原崇)が結婚対象外だという言い訳にはなっても、恋愛感情的には逆に加速させる要素なんだよねー。(-_-;)
「優しいんですね。なんか、浸みますね。そういう優しさ。」
「なんか不思議。浜崎さんと居ると、なんかリラックスできる感じ。
なんか、あたしたちってさー、なんだかー、親友? 昔からの親友みたいね。」
......朝子が耕三(柳葉敏郎)に言った言葉。耕三は宇都宮くんより朝子と一緒にいる時間も短いのに、朝子の気持ちも敏感に読みとって気遣ってくれる、温かくて大きな男性。「友達じゃなくて親友、昇格ですか。(^o^)」という耕三のリアクションも泣かせるね。
宇都宮くんのような危険な香りを存分に愛して、それが徐々に耕三のような優しさに対する愛に変わっていく。恋愛から結婚へ。ただ 1人の人に対する永遠の愛として、形を変えながら続いていくこと......「恋愛と結婚とは別よ」と口ではうそぶく女性も、本当は永遠の愛を望んでいるんだろうね。
突然現れた知らない男の子。「やだ、そうなの?」と千津(水野美紀)。否定する深美(深津絵里)。男の子は、自分の知らない深美の悩み(会員獲得ノルマ)のことを話している。訳もなくむくれてしまう千津の気持ち、わかるなぁ。
美紀夫(加藤晴彦)の居場所を突き止めた深美たち。部屋に乗り込んで、なんとか理屈で説得しようとした深美の横をすり抜け、千津は美紀夫に抱きついて泣き出していた。良かった良かった。(^_^)
今まで誰にも、自分の弱い所を見せずにいた次子(中山忍)は、営業マン育成研修で会っていた啓介(椎名桔平)に、ケータイ留守電で激白。(^_^;) 堰を切ったようなその話しぶりは、心を落ち着かせるのに役立ったかもしれないけど、今後のことを考えると、ちょっと心配だな。
伊刈くん(恵俊彰)、自分も手痛い失恋を喫しているのに、当てつけの道具にされているのに、今日子(千秋)に対してあそこまで親身になれるとは......恐れ入りました。最初は優柔不断で裏表のあるヤな奴だと思ったけど、工場のみんなは彼の優しさを理解していたんだね。だから全員で、退職願提出。(^^;
アズサ(内田有紀)を心配する父(北村総一朗)に呼び出された力丸(明石家さんま)、オナラなウソの優しさは、彼らしかったね。アズサ、今回で乗り超えられたのかい? 乗り超えたとしても、情熱の矛先が力丸に向かうことは必至なようだけど......それじゃまた不倫なのに。(T_T)
真理子(羽田美智子)と徹(沢村一樹)との浮気現場を見てしまった後、電話で「結婚してください!」......初めて、鍋島権(木梨憲武)の気持ちがわからなかったよ。
看護婦長さんが怪しいとは思っていたんだよねー。時任さん(寺脇康文)が初めから気付いていてカマかけているとは思わなかったけど。まさかオトコ遊びのためとは......「そうしなきゃ、やってらんないのよ!」と言われてもなぁ。
アルツハイマー病の診断、初マーゲン......綾乃(大路恵美)は着実に成長しているようだね。
麻美ちゃん(山口紗弥加)は、ネットワークゲームで会っている青年が麻生先生(堤真一)だと知ったら、なんていうだろう。麻生先生の方は、相手が麻美ちゃんだってわかっていたんだから......ちょっと心配。
神崎先生(長嶋一茂)には、外部から引き抜きの声がかかった。彼のオペの手腕からすれば当然だね。でも、天野先生(野際陽子)は、彼に欠けているものを指摘し、麻生先生と刺激し合うことの重要さを説いた。自分の力に大きな自信を持つ彼が、すぐに納得してくれるか......納得できなくても、ボクシングで決着をつけたい気持ちに引っ張られて、引き抜きも思い留まってくれるといいな。