ドラマ雑記[1999年10月〜(3)] 12/1-12/24 放送分

ラインナップ(1999/10/19 現在): ■氷の世界■OUT〜妻たちの犯罪〜■砂の上の恋人たち■チーム■3年B組金八先生■恋愛詐欺師■危険な関係■チープ・ラブ■美しい人■
途中リタイア: (まだありません)
最初から見ない: ■ベストフレンド■ピーチな関係■バースデイ〜こちら椿産婦人科〜■隣人は秘かに笑う■科捜研の女■青い鳥症候群■サイコメトラーEIJI2■ヤマダ一家の辛抱■その他、時代劇ドラマ・ NHK など

※ 日記をつけ始めた経緯を、「ドラマ雑記(1998年4月〜)」ページの最後にまとめてあります。※

各話を思い出すのに役立つ!?「キーワード」をつけてみました。タイトル右の「KW: xxx」がそれです。


2000/1/2(日)以降の放送分は 別ページ です。


1999/12/24(金) (12/28 記入)

■ケイゾク/特別篇■ 12/24放送 (スペシャル) KW: 朝倉は野口五郎じゃないのね

柴田(中谷美紀)と真山さん(渡部篤郎)がまた見れて、単純にうれしかった。
そのほかの面々もあっさりと復活していて、単純にうれしかった。
先輩の O.M.さんは、「ワークパラダイス」で怪演中の生瀬さんが見れたと喜んでた。

物語は朝倉を中心に回りだしたみたいだね。

シリーズの最終回とは逆に、今度は真山さんがラストでガクッとうなだれた。
対称性から言って死んだ気がしないんだけど、やっぱり死んだのかな?

うーん......2時間見て、面白かったのに、感想がこれだけかい!?
なんか最近のオレ、ちっとも冴えてないなぁ。昔のドラマ雑記は面白いのに。
本当にあれを書いた人間とオレは、同一人物なんだろうか?
いつの間にか朝倉に洗脳されたりしていないだろうか!?


1999/12/23(木) (12/27 記入)

■渡る世間は鬼ばかり■ 12/23放送 (スペシャル) KW: 2組が婚約

まさかこんな時期にスペシャルで復活とは驚き! レギュラー陣の高齢化が進んでいることもあり、今後は「1年シリーズ」ではなく改変期のスペシャルとして継続していくのかもしれないね。時々、舞台もやってるみたいだし。

今回目に付いたのが、わがまま女・松田聖子(中島唱子)。これまでの苦労の経験が、人格に全く反映されていないんだもんなー。結局訳の分からない理屈で周平くん(岡本信人)とご婚約の運びと相成りました。まぁ、恋は勘違いでもあるし、周平くんが幸せそうな顔してるし、良しとしましょう。

他のみなさんは、まぁそれぞれいつも通りやってるねってことで、特にコメントなし。

■恋愛詐欺師■ 12/23放送 (第10話:最終回) KW: 最後のクライアントは阿川さん

テレ朝木曜9時ドラマの最終回長時間化は、必ず総集編込みなんだねぇ。毎回見ていたオレには、別に必要ないのにさ。延長された 10時過ぎには、このドラマと「渡る世間」と「危険な関係」の 3本がかぶっていたから、録画が大変だったよ。

会社の後輩のA.I.くん曰く 「浅野温子さんは、いつもおんなじだね。」
会社の同期の石川くん曰く 「紗粧が見たいんだけどなぁ。」
今回のゲスト出演は、特に役作りはしなかったんでしょうね。ははは。

言葉の端々に波留正彦(椎名桔平)への想いが滲み出す阿川さん(石田ゆり子)。阿川さんを心から心配しつつ、波留正彦には敬意を表する白石くん(岡田義徳)。今回は生きてたね。

結局、波留正彦は全て納得済みでお見通しで、お姉さん(浅野温子)と阿川さんを救ってくれた、と言う展開は予想通り。300円ぽっちとはいえ、とにかくお金を頂戴しておくあたりは、詐欺師の意地か!?

■危険な関係■ 12/23放送 (第11話:最終回) KW: おまえはオレと同じじゃないか。

会社の同期の石川くんは「納得いかない!」と行っていたけど、オレはなぜか好印象だったなー。確かに、魚住新児(豊川悦司)や都築雄一郎(石黒賢)のその後がはっきり描かれなかったり、警察の汚職が解決したかどうかも不明だったりしたんだけど、終盤の雰囲気の良さに流されてしまった感じ。

新児がちひろ(篠原涼子)を殺してしまったのは、彼女が「都築雄一郎」というラベルへのこだわりを見せた(= 都築雄一郎と同じ考えの人間だった)からだと思うけど、新児はそれを語らず、去り際の「全部バレてるぞ。」という一言で都築雄一郎を打ちのめすという戦法をとった。

自殺した経理部長の息子に「都築雄一郎」として刺されてしまった新児は、どんな気持ちだったんだろう......有季子(藤原紀香)が訪れた病室で、新児に打ちのめされた都築雄一郎は、どんな状態だったのだろう......全てが終わり平穏が訪れたある日のタクシーで、運転手のふとした一言から、新児との「初めての出会い」に気づいた有季子の、温かい涙......

鷹男(稲垣吾郎)がモノローグで語ったように、新児は「自分の人生のかけがえのなさを確かめたい」という潜在的な欲求によって、かけがえのない「魚住新児の人生」を失い、代わりに手に入れたかりそめの「都築雄一郎の人生」まで失ってしまったんだよね。ボロボロの Gジャンと高級コートの比喩はうまいなと思った。特に「戻れなくなる」というあたりが。オレも長年使ってきた愛着のあるモノ --- 靴とか鞄とか時計とか、HP 200LX とか --- が部屋で死屍累々としているのを見て、後悔の念を抱くときがあるので。


1999/12/22(水) (12/27 記入)

■チーム■ 12/22放送 (第11話:最終回) KW: 元の場所へ経験を持ち帰る二人

まず、丹波さん(西村雅彦)の無事な姿が映し出されて一安心。意識が戻ってほどなく捜査に合流できたのは、撃たれたのがライフルでタマがきれいに貫通していたからかな? 坂上さん(黒木瞳)の前でだけ、「痛くて泣きそうだぁ」と言ってたのがかわいいね。

犯人の少年の口から言葉を引き出したのは、勇助(草なぎ剛)ではなく丹波さんだった。少年が先生を撃ったのはほんの小さなきっかけであり、彼はずっと前から「タマをこめていた」のだと知って、ショックを受ける二人......

突っ走ってしまった勇助を、原稿を代わりに作ったりしてフォローする香織さん(戸田菜穂)。「勇助がいつも言ってた言葉を書いたから。今は理解できないけど......」

「闇があるから、光があるんじゃないのか。」......丹波さんが勇助に言った言葉は形式的に聞こえるけど、そういう前提で状況を見、希望を見出していく必要がある。

それぞれの元の場所での、第1話をリフレインするような仕事ぶり。でもその様子は、チームでの経験による変容を感じさせる。

文部省の車の中の勇助は、街の少年少女達の様子を見て、銃声を聞いてしまう。それは空耳だろうけど......平穏に見える光景の中で、実はみんな「タマをこめている」のだということを感じているのかな。

チームの再結成があることを願いつつ。


1999/12/21(火) (12/27 記入)

■OUT〜妻たちの犯罪〜■ 12/21放送 (第11話:最終回) KW: ブラジルの二人 + ヤツ

前回の願い通り、雅子(田中美佐子)は佐竹(柄本明)に打ち勝ったけど......

「田中美佐子さんって、いつまでも若いなぁ。」というのが、このドラマの収穫かな。

■砂の上の恋人たち■ 12/21放送 (第11話:最終回) KW: 日本に戻ろう

圭一(萩原聖人)が最後まで、黎子(本上まなみ)に対するわだかまりを越えられなかったのが印象的だった。

炎天下の塩湖の上で、ひとみ(菅野美穂)に手招きされる朗(長瀬智也)。でも彼は黎子の声を聞き、ひとみに別れを告げる。寂しげな表情の後、やわらかく微笑みながら消えていくひとみが、気持ちを救ってくれる。

凍った湖の上で寝そべる朗と黎子に、色彩が戻ってくる。すべての困難に立ち向かう決意を固め、「日本に戻ろう。」 回転しながら上空に飛び去っていくカメラが映し出す、手を繋いだ二人は、一面の白い光景の中を、まるで飛翔しているかのようだった。

最終回の本上まなみさん、素敵だったかも。(ちょっとミーハー)


1999/12/20(月) (12/21 記入)

■氷の世界■ 12/20放送 (第11話:最終回) KW: それでも愛を貫く烏城

犯人の姿を足下から上方になめ、その顔面が映し出されたとき、「ギャフン」と言ってしまった。推理物でよくあるように、彼女はこれまでの経緯と自分の気持ちを、事細かに説明してくれた。

犯人を除くレギュラー陣の全員が、他人を、そして視聴者を、全く欺いていなかったという事実には、驚くとともに賞賛を送りたいけど。正午(金子賢)の妹・七海が、久松先輩(及川光博)に付きまとっていたために金沢で犯人に会い、東京で再会したことが不幸につながってしまったという「偶然」の描き方には、納得させられるものがあったけど。英器(竹野内豊)と塔子(松嶋菜々子)の逃走の中で、消去法的に犯人が絞られていくシーンの流れにも、巧さを感じたんだけど。

今まで描かれなかった状況を「実は」と描けば、誰でも犯人になり得たのではないか? という疑問が沸き起こった。一緒に見ていた妹は「今回はヒントが少なかったね。」と言っていた。今まで犯人は物語の中で浮いており、ただ一人挙動不審だったこともあり、勘のいい人は直感できていたかもしれないけど、理屈で検証する手だてが今までなかったと思う。犯人はあの時、実はこっそり見ていたなんてなぁ。石蕗くんじゃあるまいし。(←誰もわからないって。)

沈みゆく英器が見つめる水面から飛び込んできたのが塔子だったのは、第5話の時の予想が当たってうれしかった。でも、英器が息を吹き返すのは、医療関係者である妹に言わせると「出来すぎ。」 ていうか、金沢の救急隊員たち、簡単に諦めすぎ。(^_^;) 塔子の心マッサージが英器を復活させたのは、愛の深さと言うより、「救命病棟」での経験がモノを言ったんだと感じた。

英器は、迫るボートに気づいて目をそらした犯人を無理に止めようとしなければ、モリが刺さることもなく、胸に刺さったモリを無理に抜いてふらついたりしなければ、海に落ちることもなく、命を落とす危険性ももう少し低かったんじゃないかなー。溺れて水を飲んで、人工呼吸と心マッサージで復活しても、肺に残っていた水が原因で徐々に溺れて息絶えたって例が「きらきらひかる」にあるんだけどなー。


1999/12/17(金) (12/21 記入)

■チープ・ラブ■ 12/17放送 (第10話:最終回) KW: 決着

純一(反町隆史)を刺した男の顔が映った時、「おまえかよ!」と叫んでしまった。振り返ってみると、観覧車の赤羽さん(内藤剛志)は潔かったなぁ。真鍋(沢村一樹)(←もう「さん」は付けないぞ!)の方が、ぜんぜん質(たち)が悪かったよ......

純一亡き後の七海(鶴田真由)の悲しみは描かれず、2〜3歳に成長した忘れ形見・純平くんとの和気あいあいとした様子が描かれた。

    純平 「奇跡ってなーに?」
    七海 「純平が生まれたこと!」

純一と七海が平和に過ごした時間はわずかだったけど、この上なく充実していたに違いないね。しかし、いくら純一を愛していたからと言って、純平くんにまで純一の口癖その他を教え込んでいるなんて、七海ったら。

■美しい人■ 12/17放送 (第10話:最終回) KW: 村雨はどうなった!?

やっちまった! ラストの延長分(20分間)を録画し損ねた!
屋上の京助(田村正和)と村雨(大沢たかお)の所にみゆき(常盤貴子)が現れて、みゆきが「あたしを撃って!」と叫んでいるあたりで、ビデオが終わってしまった......

ここ 1年ほどの TBS 金ドラは最終回の長時間化をしてなかったから、すっかり油断して開始時刻しかチェックしていなかったよ。最後の締めくくりが野島伸二ドラマの見どころなのに......痛い。痛いよ。

「顔を元に戻して!」というみゆきの叫びは痛かったね。ダンデライオンの物語でそれに答える京助も悲痛だった。その別れに割り込んできた村雨は、二人に何をもたらしたのか......


1999/12/16(木) (12/21 記入)

■3年B組金八先生■ 12/16放送 (第10話) KW: 「死にたい」なんて言っちゃいけない

公立のフリースクールかぁ。目立たないけど重要な施設が、現実にあるんだねぇ。出席日数への振り替えについて触れられているあたりに、作り手の真剣さを感じるよ。荒谷二中(←字は自信ない)の 3人があまりに素直に溶け込んでしまっているけど、少年の不条理さばかりが描かれる中では、彼らのはつらつとした姿がとても貴重に見えたなぁ。

金八先生(武田鉄矢)にフリースクールに通う決意を語った中野先生(ラサール石井)が、「自分も不登校の生徒」というような表現をしていたのも、印象的だった。

「いのち愛しむ」(←ちょっと記憶あいまい)かぁ。オレも一首ひねってみようかな。

■恋愛詐欺師■ 12/16放送 (第9話) KW: 騙した女性に騙される

波留正彦こと椎名桔平と奥貫薫のツーショットを見て、「彼女たちの時代」を思い起こした人は多いだろうね。奥貫薫さんの醸し出す切なさは、エピソードに締まりを与えてくれたと思うよ。椎名桔平が轆轤(ろくろ)の後ろから手を添える姿を見て、田中美佐子さんを思い起こした人も多いだろうね。(^^;

写真の女性が母親じゃないことを、波留正彦が知らなかったのは意外だった。そして、当時の施設で一緒に写真に写っていた女の子@現在浅野温子......波留正彦が詐欺師を志した理由が、最終回で明らかになる!?

■危険な関係■ 12/16放送 (第10話) KW: 新児は何処へ

「あなたが都築雄一郎じゃなくて良かった!」と新児(豊川悦司)に抱きつく有季子(藤原紀香)。それは、都屋の不正と役員の自殺に関わっていなかったからであり、本物の都築雄一郎(石黒賢)が生きていたからでもあるのだが、実は新児は、既にちひろ(篠原涼子)を絞殺するという取り返しのつかない過ちを犯してしまっていた。そしてそれを言えず......

目をつぶってじっとしている有季子を見たとき、「また絞殺!?」と早とちりしてしまった。彼女は新児の腕の中で、眠ってしまうほどの安堵を感じていたんだね。

ついに意識が回復し「魚住を呼べ。」と言う都築雄一郎。どんどん事実が明らかになる中で、新児は何処へ行ってしまったんだろう......


1999/12/15(水) (12/21 記入)

■チーム■ 12/15放送 (第10話) KW: 文部省に戻れ

今、事件の現場にいて、手をさしのべるべき相手が目の前にいる。でも、自分には自分の果たすべき役割があり立場がある......問題意識を感じた人間が現場にしかいないのは好ましいことではない。それは確かに事実。でもそれは、勇助(草なぎ剛)にとって突然すぎた。

割り切る努力をして、文部省の仕事を始める勇助。勇助の意志を受け継いで行動し始めた丹波さん(西村雅彦)。しかし、その丹波さんを、やり場のない銃弾が貫いてしまうなんて......無音のエンドロールが、不安をかき立てる。

同じ君塚良一脚本の「踊る大捜査線」のラス前でも、ユースケ・サンタマリアが銃弾に倒れたけど、最終回には復活した。そこにわずかな望みを繋ぎたくなるよ。


1999/12/14(火) (12/21 記入)

■OUT〜妻たちの犯罪〜■ 12/14放送 (第10話) KW: わずかな平穏さえうち砕かれて

有季子(藤原紀香)に野々さん(モロ師岡)がいたのと違って、井口則子(飯島直子)の周りには、一つも救いがなかった。ぶざまな相撃ちの責任まで押しつけられる則子......さすがに、ちょっと同情した。

次々と去っていく仲間たち。「ビジネス」は、日常にはならなかった。死体ばらしが日常化するのも変だけど、せめてその程度の「平穏」があっても良かったのに、と思ってしまう。息子を田舎に逃がす雅子(田中美佐子)と、母を守りたい気持ちを抑えてそれに従う息子。二人の素直な愛情が現れたのが「こんな状況だから」かもしれないのは、ちょっと悲しいけど。

いよいよ佐竹(柄本明)との最終決戦。雅子に勝利の女神が微笑むことを願う。

■砂の上の恋人たち■ 12/14放送 (第10話) KW: 殺意の真実は

黎子(本上まなみ)の積極的殺意が、圭一(萩原聖人)のでっち上げだったなんて......色々と裏のコトにも関わっているとはいえ、「事実の分析」については客観性を保ってくれているのだと信じていたのに......黎子に対する想いのねじ曲がり方は、彼をそこまで貶(おとし)めていたんだね。

とはいえ、事件の時に黎子の心に混乱があったのは事実だった。朗(長瀬智也)と黎子は、これをどう受け止めるのか。二人が出す結論は......

黎子に対するいじめへの後悔で、ひとみ(菅野美穂)が変わった、というのには、救いを感じたな。


1999/12/13(月) (12/21 記入)

■氷の世界■ 12/13放送 (第10話) KW: 英器、生命保険加入

久松皓一(及川光博)がワインラベルの裏に残したメッセージには、塔子(松嶋菜々子)が犯人であることを証明する内容が書かれているのだと思っていたけど、そうじゃなかった。「やっぱり君が犯人だったんだね。」という英器(竹野内豊)の言葉も、彼自身がそう推理しただけであり、肩すかしを食った感じ。それどころか、久松皓一のメッセージには「ある人」に塔子の事情を聞いたと書いてあった。それって、池永苑恵(木村多江)じゃなかったの?

今回は、塔子以外に真犯人がいることを強調した描き方になっていたね。最も恐れていた「塔子二重人格説」は完全に否定された感じなのには、ちょっとホッとしたんだけどね。

塔子のことをずっと見守り続けていた人間といえば迫田正午(金子賢)。まるで「眠れる森」の仲村トオルのように、最終回に正午が豹変する姿を期待してしまうなぁ。でも彼が犯人とすると、妹・七海を誰が殺したのかってことになるし......先週の知り合いの子の推理が真実味を帯びてきた。すなわち、久松皓一 & 烏城の妻(中島朋子)犯人説。同僚の石川くんも、オレの妹も、久松皓一生存説を唱えている。七海が目撃して驚く相手と言えば、死んだはずの久松皓一だからということらしい。

最終回予告、英器はまたもや「やっぱりそうだったのか。」なんて言ってる。彼の「やっぱり」はあてにならないけど......うーん、オレにはもう、誰が犯人なのか全く分からないよ。こんなことを書いている今(12/20(月)夜)、巷では既に犯人が明らかになっている頃なんだけどね。


1999/12/10(金) (12/20 記入)

■チープ・ラブ■ 12/10放送 (第9話) KW: 赤羽さんの逆恨み

赤羽さん(内藤剛志)を見つけだす樹理(黒坂真美)と純一(反町隆史)・七海(鶴田真由)の連係プレーは見事だった。赤羽さんは少し純一を甘く見ていたようだね。しかしその後、中国マフィアへウソ電話を入れ、さらにマフィアのボス(篠井英介)を待ち伏せて撃ち殺してしまうという先手先手の攻撃ぶりには、怖さを感じたよ。もしかしたら、失敗しても純一には自分を殺せないだろうということまで読んでいたかも!?

自首すると言う純一に「逃げましょう」と言って満身創痍の体を起こす良(吉沢悠)。そして、全く迷いなく逃げることを勧める七海。赤羽一味の攻撃を間一髪でかわすことができたのは、この素早い決断のおかげだね。

自分にとって大切なものを、信念を持って選び取った 4人......彼らはこの先、どうするんだろう......

■美しい人■ 12/10放送 (第9話) KW: 美しい鼻血

京助(田村正和)はみゆき(常盤貴子)を自分の手で守り続けるために、村雨次郎(大沢たかお)に条件を出すと言う。愛し方がわからない村雨は、すべてをダメにしてまで、みゆきを取り戻そうとしていた。京助への愛が一番大切なものになったみゆきは、ついに「次郎ちゃん」に牙をむく。妙に落ち着いた表情は、覚悟の深さを感じさせた。

この時点で、感情移入の対象が村雨になっているオレであった。(^^;


1999/12/9(木) (12/13 記入)

■3年B組金八先生■ 12/9放送 (第9話) KW: 北先生の勇気

金八先生(武田鉄矢)の自宅で、やんわりと問いつめられた健一郎(←字は当てずっぽう)は、いつも通りの欺き方をした。しかし、最近の彼からは不敵な笑みが消えており、金八一家の団らんを見るのも辛そうだった。今回の欺きも、「とっさの反応」だった感じ。心は大きく揺れ動いている。

「先生はもっと詳しいことを知っているのに隠しているのでは?」と疑う健一郎を、「そこまでずる賢い人間じゃないよ。」といなしてしまう金八先生って、やっぱ怖い存在だね。

北先生役の役者さん(お名前失念 m(_ _)m)って、調子のいいオヤジ役が多かったから、生徒たちの突き上げを食ってどうするのか、ちょっと心配だった。しかし、北先生は生徒たちに対して、人間対人間として誠実に対応した。これまでの経緯をちゃんと筋道立てて話し、生徒たちに頭を下げる北先生の勇気と、その人間性をきっちりと演じてくれた役者さんに、涙してしまった。

■恋愛詐欺師■ 12/9放送 (第8話) KW: 3人で

子供に暴力を振るう親を直接裁く法律は無いそうで。今週分の「チーム」と呼応してるね。白石くん(岡田義徳)が「僕たち(警察)には何もできないんですね。」と言った点も含めて。そして、波留正彦(椎名桔平)がそれに答えを示した。

「知り合いの弁護士に、こういう問題に詳しいヤツがいるから相談してみるよ。」というのは、本当に相談したんだろうね。その弁護士は、あの事務所の持ち主だったりしてね。

写真の女性は波留正彦の母ではなかったけれど、ある事件で関わりがあったのだね。その詳細は、「また今度」ですか。

■危険な関係■ 12/9放送 (第9話) KW: 真実は単純

野々さん(モロ師岡)の残した言葉、「真実は単純だよ。」(←すいません不正確です)......けだし名言である。最近の殺人事件を扱うドラマの多くに、現実離れした謎解きのトリッキーさを感じ、単純なトリックを否定する視聴者がトリックの複雑さをエスカレートさせているのだと反省しているから、余計にそう思った。

都築雄一郎(石黒賢)がまだ生きていることを、ついに知ってしまった新児(豊川悦司)。鷹男(稲垣吾郎)から話を聞いたときのトヨエツの表情、凄かったね。

車椅子の少女を手押しで送る新児。少女の問いかけに一言も発してないのに、渦巻く心境が伝わってきた。「タクシー運転手としての自分」に存在意義を与えてくれた少女。そんな自分を「意味のないもの」として捨ててしまった新児。

ついに逃走する新児。追いかける有季子(藤原紀香)。どんな結末が......


1999/12/8(水) (12/13 記入)

■チーム■ 12/8放送 (第9話) KW: ダメな両親でも子供は慕っている

小学生の兄弟が「頭を石で殴ったら死ぬかもしれない」ことを理解していないのは仕方ないかもしれないけど、でも、「死ぬかもしれない」んだぜ......兄弟が幼すぎ、事情がもっともすぎるから、同情してしまいそうになる。うーん......施設送りのことを子供たちに伝えるために警察署に入ろうとした勇助(草なぎ剛)と丹波さん(西村雅彦)は、香織(戸田菜穂)と殴られた同僚にバッタリと会い、二人に責められる。勇助と丹波さんと視聴者の、子供たちに対する同情の念が最高潮に高まっているこの時に、被害者の姿を挟んでクギを刺すとは、うまいなぁと思った。

子供たちが施設に送られると決まって、「そうだよ、それがいいよ!」と思っていたから、子供たちが、お父さんの暴力を否定してまで「お父さんとお母さんと一緒にいたい!」と言ったのには、衝撃を受けてしまった。子供にとっての親の存在の大きさは、理屈抜きなんだね。

坂上さん(黒木瞳)って、丹波さんの気持ちに気づいてなかったんだねぇ。以前、丹波さんに「今度お見合いするんだぁ」なんて言ってたから、てっきり気持ちを知っててからかっているのかと思っていたよ。綴さん(水野美紀)に気持ちを教えてもらってから、丹波さんの前でギクシャクしている坂上さん。かぁわいいんだぁ。(^o^)


1999/12/7(火) (12/13 記入)

■OUT〜妻たちの犯罪〜■ 12/7放送 (第9話) KW: 今度は夫が

師匠(渡辺えり子)の幻覚の中、今までにない「力のない笑顔」を見せる邦子(高田聖子)は、ナイスだったねー。

彼氏と弥生(原沙知絵)の浮気現場を見てしまい、悔しさと悲しさで感情的になる則子(飯島直子)。でも、雅子(田中美佐子)の前で「道を踏み外した雅子の気持ち、今ならわかるよ!」と嘆く則子を見ても、同情の念は湧かなかった。「そのくらいのことで人生を語るな。」とさえ思ってしまった。則子は仕事に没頭し、彼氏をないがしろにし、求婚も退けたんだから、当然の結果だと思ってしまう。「そんな彼氏はひどい」と言うのであれば、則子が男だったとして考えてみて欲しい。ね、当然でしょ。

先週の予告で佐竹(柄本明)に首を絞められていた弥生が、保険金を丸ごと奪われたものの無事だったのにはホッとしたけど、雅子の夫(段田安則)が殺されてしまうとは......異常な状況の中、家族の絆が復活しかけていたというのに......

■砂の上の恋人たち■ 12/7放送 (第9話) KW: 黎子の父、自殺

絵里花(奥菜恵)の言葉を聞くたびに「死ね。(-_-;)」と思ってしまう。憎しみをぶつけることは仕方ないかもしれないが、そうする自分を理論武装で正当化しているのが許せない。「朗(長瀬智也)を憎むことにしたから。」だって。

黎子(本上まなみ)の過去を調べ上げた圭一(萩原聖人)。「鈴置」はひとみ(菅野美穂)の旧姓であり、小学校時代、ひとみと黎子が同級生だったとわかった。ひとみは黎子をいじめていたらしい......ビデオの分析結果とともに、圭一の「殺意あり」説が立証されたことになる。この事実はつらいものだけど、最終的には朗と黎子の関係にプラスに働くことを願ってやまない。


1999/12/6(月) (12/13 記入)

■氷の世界■ 12/6放送 (第9話) KW: ワインラベルの裏には何が

48時間のキツい取り調べを乗り切った塔子(松嶋菜々子)。監理官(←漢字に自信ないです)に対して「あそこ(マジックミラー)からずっと見ていたのに、そんなことしか言えないんですか?」と言ったのには、思わず拍手を送ってしまった。警察署を出た塔子の晴れ晴れとした表情は、怪しさ満点だったね。

久松皓一(及川光博)がワインラベルの裏に残した手紙......死期を悟ったかのようなその文章には、一体何が書いてあったのか? それを読んだ英器(竹野内豊)は塔子に、「やっぱり君が犯人だったんだね!」と言っていたけど......この流れはまるで、前から書いていた「塔子二重人格説」を裏付けるかのようだけど、そうなると逆に、この説は否定されるのではないかと勘ぐってしまうなぁ。

先週、知り合いの子からもらったメールには、「犯人は中嶋朋子&ミッチーだとおもっています。」とあった。様々なエピソードとの整合性をとると言うよりは、「こうだと面白いんじゃないか」という視点だと思う。実際、烏城の妻と久松皓一が別々に、あるいはつるんで殺したという前提でいろいろ想像すると、意外性もあるし話としても面白いね。

いずれにせよ、もうすぐ答えが出る。直前の特番などを絶対に見ないで、推理を楽しんでいきたいと思う。


1999/12/3(金) (12/6 記入)

■チープ・ラブ■ 12/3放送 (第8話) KW: オモチャのピアノ

赤羽さん(内藤剛志)はやっぱり、純一(反町隆史)を裏切った。純一の前で土下座してみせることなんて、赤羽さんにとっては朝飯前なんだよね。香港マフィアのボスこと篠井英介さん、初登場時からの「いつもの怪しさ」は、今回の展開を予想させたよね。普通の人の役が決してできない人だよ。

純一をつけ回していたせいで、銃撃戦に巻き込まれた真鍋さん(沢村一樹)。その手には先頃発売されたフジフィルム製のプリンタ付き最新デジカメを持っているあたりが、彼らしいというか何というか。(^_^;) オレモホシイ

必死に逃げ回る純一と良(吉沢悠)に、幸せそうに純一の帰りを待つ七海(鶴田真由)がカットイン。状況の悲痛さを増していたね。海に赤い血をたゆらせながらプカァっと浮かんできた良を見たときには、金魚の良が死ぬという前フリもあったから、今週のトレンド =「レギュラー死亡」なのか!? とハラハラしたけど、次回予告で生きていることがわかってホッとしたよ。

次回は、赤羽さんも敵となる。どうする純一!?

■美しい人■ 12/3放送 (第8話) KW: みゆき、記憶復活

みゆき(常盤貴子)の記憶喪失の原因は、村雨(大沢たかお)による洗脳だったんだね。
村雨の本性に気づいてしまった純(池脇千鶴)はかわいそうだった。
今回の京助こと田村正和さんは、素敵だったなぁ。穏やかな人間が道を踏み外しかけている、という姿が、似合っているのかなぁ。

次回予告では、みゆきが植木鉢で村雨を殴り、プールに突き落とし、村雨は赤い血をたゆらせながらプカァっと浮かび、プールの中のみゆきを見て京助が「きれいだ」と言い......うわーどうなってるんだ!?


1999/12/2(木) (12/6 記入)

■3年B組金八先生■ 12/2放送 (第8話) KW: 三者面談

自宅に進路を相談しにきた生徒が「取り敢えずプータロー」と言うのを聞いて、すぐには否定しない金八先生(武田鉄矢)。本人の考えを引き出し、親の事情をしっかり心配している点を賞賛しつつ、その考えの矛盾と甘さに気づかせる......うーん、「金八話法」だね。

今どきいるか? という「不良」三人衆の姿には、ちょっと笑ってしまった。桜中学に転入したいという三人を、敢えて「見た目」で揶揄する金八先生はナイスと思った。「人を『見た目』で判断するな!」という主張には、「見た目」が他人にどういう影響を与えるのかという視点が抜けていると、常日頃思っているので。

学校対学校となると、現実的にもすぐに受け入れることは困難だと思うけど、デイケアセンターなら三人をすぐに受け入れることができる......ちょっと目からウロコが落ちた。

塞ぎ込んでいた中野先生(ラサール石井)も、だんだん心を開いてくれているようで、よかったよかった。

■恋愛詐欺師■ 12/2放送 (第7話) KW: 詐欺師 v.s. 詐欺師

「前の時よりも傷は深かったな。」だと。まったく。(^_^;)

波留正彦(椎名桔平)の母と思われていた写真の女性の「苦しみ」を語る波留正彦。母ではないの? 徐々に明らかになるのかな......

■危険な関係■ 12/2放送 (第8話) KW: 野々さん、死亡

追放されるのが都築綾子(余貴美子)だということは、予想通りでうれしかった。(^o^)

都屋のニセ雄一郎こと新児(豊川悦司)を訪問する仁美(床嶋佳子)。決して新児に対する言葉を発しなかった彼女だけど、繕った言葉の端々に込められた深い想いを感じさせる......感極まるね。

「知らない方が幸せだ」という真実。「確かめたい」という衝動で、後戻りできない領域に踏み込んでしまう、人間の性。それが人間である証だとも語る鷹男(稲垣吾郎)。

有季子(藤原紀香)の単独捜査に積極的に協力しだした野々さん(モロ師岡)に、ついに魔の手が......心強い味方だったのに。(T_T) 警察の裏の手が回ったのかなぁ。


1999/12/1(水) (12/6 記入)

■チーム■ 12/1放送 (第8話) KW: 振興住宅と商店街

あれだけ多くの少年少女たちが好き勝手し放題だと、さすがに憎む気持ちも萎えちゃうねぇ。

「子供が先に悪くなるわけではない。大人に影響されて悪くなるんだ。」というのには納得。もちろん、その「悪くなり方」が凶悪すぎているのが現実なんだけど。

「申し訳ありません。お子さんのお力にはなれません。」と言った勇助(草なぎ剛)には感動。「おまえは間違ってない!」と声をかけた丹波さん(西村雅彦)と、勇助を不当な処分から救うために「圧力」を使うのよと言う坂上さん(黒木瞳)にも感動した。


11/30以前の放送分は 別ページ です。



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