ラインナップ(2001/２/６ 改定): ■HERO■2001年のおとこ運■ロケット・ボーイ■FACE 〜見知らぬ恋人〜■渡る世間は鬼ばかり■お前の諭吉が泣いている■カバチタレ!■ストロベリー・オンザ・ショートケーキ■白い影■
途中リタイア: ■別れさせ屋(1/29放送 第4話まで)■女子アナ。(1/9放送 第1話まで)■ビッグウイング(1/12放送 第1話まで)■向井荒太の動物日記 愛犬ロシナンテの災難(2/3放送 第4話まで)■
最初から見ない: ■21時・22時台以外■時代劇■NHK■
※ 日記をつけ始めた経緯を、「ドラマ雑記(19９８年4月〜)」ページの最後にまとめてあります。※
各話を思い出すのに役立つ!?「キーワード」がつけてあります。タイトル右の「KW: xxx」がそれです。
※ 2001/3/1(木)以降の放送分は 別ページ です。 ※
踏み台から落ちた小林くん(織田裕二)は、はずみで落下してきた隕石で頭を怪我し、足はなんと複雑骨折! カップラーメンばっか食べてカルシウム不足で骨粗鬆症なんじゃないの!? (笑) 病院にはいろいろ荷物も持ってきちゃったし、インパクトの強い服部くんも登場してきたし、けっこう長期入院になって今後は病院がメインの舞台になりそうな気配も。織田雄二さんの腰を気遣って、スタジオ収録のみで座ったままでいられるようにするための配慮なんだろうね。こう言っちゃ何だけど、ちょっと残念だなぁ。
君江ちゃん(京野ことみ)と橘さん(中嶋朋子)は、なぜか意気投合。ビールタダ券のみで、つまみもナシで、朝まで飲み明かしたという。(笑) かたや幼少の頃からの幼なじみ、かたや 8年来の元カノということで、お互いに対等で、かつお互いに羨ましい部分もあるんだろうね。橘さんが「不思議ちゃん」な君江ちゃんに興味を持った、というのもありそうだけど。
で、橘さんが出てっちゃった理由の一つには「小林くんには彼女なんて必要ないのかなぁ」というのもあって。確かに、一緒に住んでいるのに心は宇宙に飛んで行ってて、ちょっと寂しかったのかもね。今現在、「鈴木くん(ユースケ・サンタマリア)が」「田中くん(市川染五郎)が」って言ってるのを聞いて、彼らを羨ましく思ってしまう気持ちも、わかる気がするよ。
前回の「俺も小林くんに似てるかも」発言、撤回します。「小林さんと結婚する!」と言い残して 500km を走破しようとしている女の子の話を聞いて、警察もちゃんと捜索しているというのに「ちゃんと迎えてあげて、気持ちよくゴールさせてあげよう!」なんて発想、俺にはできないもの。
しっかし、女の子の手作りトレーナー「LOVE 小林さん」には参ったね。(笑) 東京タワーに到着してフラフラになりながらも、田中くんや鈴木くんは避けて君江ちゃんの胸に飛び込むあたりも、なかなか侮れない感じ。おとなしそうに見えて、実は熱くてかつ強かな子だと見たよ。
ラーメン屋のリニューアルオープン当日になって、バスで逃亡してしまった鈴木くん。気持ちはわからなくもないけど。たとえ光子(須藤理彩)の父親が包丁振りかざしていなかったとしても、あれよあれよと外堀が埋められていく状況の中で「ノー」と言うのは至難の業だからねー。こういうタイミングで、こういうやり方でしか、自分の気持ちは表現できなかったのかも。で、世の中、ドタキャン話に事欠かないわけだ。(苦笑)
でももし光子の妊娠のことを知っていたら、鈴木くんは逃亡しなかったんだろうけどねー。
鈴木くんは女の子と一緒のバスだったから、次回もまたあの女の子は登場するのかなぁ。登場して欲しいし、あのトレーナーもまた見たいし、鈴木くんにどう絡むのかも楽しみだよ。
「インディ・ジューンズ」「トニー」「ヘイヘイ」「なにこの人ぉ!(笑)」「不思議ちゃん」「お仕えします!」「休むの!(はあと)」 そして小林くんの夢想シーンのビールと巨大スルメイカ......うーん、細かすぎるけど、嫌いじゃないな。(笑)
今回は、ほぼすべての謎が明かされた回だったね。整理してみましょう。
【血縁関係】
【殺人関係】
そんなこんなで、早紀は完全に亮を信じられなくなっちゃった。亮は、そんな早紀の気持ちを知って自暴自棄になり、早紀にナイフを向けちゃった。それじゃあ「まんまと罠にハマった」ことになっちゃうよ! 次回予告では撃たれてるわ、水野母と炎の中だわ......今回の亮は、択己のために涙を流したり、早紀の指輪を見て択己の記憶をフラッシュバックさせるなど、択己と融合しそうな可能性まで見せていただけに、すごく残念だね。でもそこが面白いんだけど。
早紀があまりにも簡単に亮を疑うのを見て、彼女を見損なっていたけど、亮が「育ちが不幸だったから誰も信じられないんだな! お前も、俺も!」と言ったのを聞いて、けっこう納得させられちゃったなぁ。
エンディングの CD プレゼント告知の、水野母こと山口果林さん......ちょっと、ゾゾォっと来たね。(笑)
真野洋子(山本未来)も妊娠してないんじゃないかという予想、当たってたね。それでまたカヲル(押尾学)を呼び出してしまうのが、彼女の悪いトコだけど。呼び出すにしても、どこに居るかも答えないで電話を切ってしまうし。まったく。(苦笑) カヲルは会社に行ってみてから洋子の自宅へ。しかも笑顔で登場。涙ぐましいね。さんざん振り回されているのに、洋子に抱きつかれると安堵と喜びの表情を浮かべてしまうカヲル。わかるなぁ。でもさすがに「友達として子供だけくれないかな?」というわがままだけは断固として拒絶。偉いねぇ。オトコだねぇ。
カヲルのことが好きだからカヲルの子供が欲しい。でもカヲルの気持ちは要らない。子供は独りで育てていく。今までだって独りでやってきたんだから......きっと今まで、さんざん男で苦労して。努力して仕事で認められて。何でも独りでできるようになって......彼女はもう、殻を破って自分を変えることなんてできなくなっているんだね。臆病というよりは、「もう面倒だ」という気持ちが大きいんじゃないかな。今の自分の生き方を変えなければならないようなことに、力を割く気がない。今あるものを一切失いたくない。第一、毎日超忙しく働いて、いろんな人の期待に目一杯応えているのだから、自分のことは自分の思うようにさせてくれてもいいでしょう? という感じ。
カヲルがまた、そんな洋子でも今まで想い続けてくれたものだから、洋子は優位な立場で振舞ってこれた。だから今回も「友達として子供だけくれなかな?」なんて超失礼なわがままを平気で言えた。でもその一方で、そんなカヲルの優しさが、洋子の気持ちを歯止めが効かないものにした訳で。でも、気持ちに歯止めは効かないけど、自分を変える気もないという......うーん、タチが悪いね。(苦笑) 今回カヲルに拒絶されたことで、自分を変える努力を始めるなり、一生独りでいる覚悟を決めるなり、子供は諦めてペットで我慢するなり、ハッキリさせればいいさ。
しっかし「渡る世間」の葉子もそうだけど、独力で仕事を立派にこなしていて、だけど恋愛には超わがままな女性は、必ず「ようこ」なのかな!? (笑)
あたる(菅野美穂)と天羽さん(田辺誠一)の方が、またいろいろで。二人とも不器用だから。(笑) そうとは知らずに踏み込んで最後には傷ついてしまった さくら(片瀬那奈)は、ちょっと可哀想だったなぁ。
女癖が悪い自分を知っていてしかも変える気もない伊倉さん(吹越満)は、そんな自分と さくらが一緒になったときの彼女の辛さが想像できるから、今回の天羽とのことも「それがいいかもなぁ」と成り行きに任せていた。さくらも、ウソで始めたことだけど「本当になってもいい」と思っていた。俺も、そうなったとしても良かったんじゃないかなぁと思っていた。ていうか、好きだけどそういう理由で一緒になれないことって多いしね。
でも、さくらの想いは儚く消え去ってしまった。やっぱりどんな苦労をしようと、あなたには伊倉さんじゃなきゃダメだよっていう、神のお告げなんじゃないかな。結果的にうまく行かなくて、最終的に別れることになったとしても......今なら傷つく人も少ないしね。
前回に比べると、なんか妙に終わるのが早く感じて、物足りない気がしたなぁ。
飯島直子さんと宇多田ヒカルちゃんが出てたのに。
准看護婦役の女の子も、すごく可愛かったのに。
「医療ミス」という題材では「太陽は沈まない」という秀逸なドラマがあったから、1話完結でチョコチョコっとやられても満足できなかったのかも。あと、キャリアウーマンっぽい飯島直子さんというパターンに目新しさを感じなかったせいかも。
いよいよ......という深夜、石倉さん(いかりや長介)の脇にずっと付き添っている直江先生(中居正弘)。
石倉さんが自分のハーモニカを直江先生に手渡し、手の甲で押しのける。すると、直江先生はそれを石倉さんの手に戻して握らせる。そんな直江先生の態度を見て、笑顔を見せる石倉さん......無言のやり取りだが、会話が聞こえるようだった。
石倉 「これは俺の形見だ。先生、受け取ってくれ。」
直江 「何を言ってるんですか。早く元気になって、また聴かせてくださいよ。」
石倉 「あくまで嘘はつき通すってワケだ。強情な人だねぇ。(笑)」
ほどなく、容態が急変。意識を失った石倉さんだったが、奥さんが手を握って呼びかけると目を開け、とても幸せそうな、嬉しそうな、一番いい笑顔を、一瞬だけ、奥さんに見せた......そして......
奥さんは、ガンを隠しウソをついていた直江先生を最初は責めていたが、石倉さんが残した婚姻届と、その裏に書かれたメッセージを読んで、すべてを理解した。「直江先生、嘘を、ありがとう。」......石倉さんの強い精神力が一度だけ途切れたとき、倫子(竹内結子)は職務を越えて、それに応えた。その是非を問うことは誰にもできない。でもそのおかげで、石倉さんは奥さんに、最後まで笑顔を見せ続けることができた。自分が死んだあとの奥さんを力づけるために、自由にならない手で懸命にメッセージを書き綴ることができた。
奥さんは、直江先生に、ハーモニカを渡した。もちろん「直江先生に渡してくれ」なんて、どこにも書かれていなかった。でもわかるんだ。奥さんには。
直江の症状は悪化していた。皮肉なことにその一方で、行田院長(津川雅彦)は直江の身辺調査をさせ、二関小夜子(菊川怜)からは「もう薬を持ってこない」と脅され、三樹子(原沙知絵)には屋上でもがき苦しみながら薬を注射しているのを目撃されてしまった。彼ら・彼女らはどう動くのか。特に三樹子は......
話は変わって冒頭、倫子(竹内結子)の足のアップがズボンに入っていく 1カットだけで、直江と倫子が寝たのだとわからせるあたり、巧いね。少し照れて「おはようございます。」と言う倫子が、もーたまらんって感じ。こういう間接的表現は、うるさがたの父兄たちにも付け入る隙を与えないからね。これなら教育委員会もオッケーさ。(笑)
遙(内山理名)は、家庭教師をしてくれていた大学生と「実験」。まなと(滝沢秀明)とのときは「役立たず」だったから、これが実質的に初体験。でも、何が目的で実験したのかも、してみてどう思ったのかも、大学生の彼に一切告げずに。まぁこれで遙は、やっと まなとと同じ位置に立てた訳だから、精神的に落ち着いたかもしれない。今回の まなととのやり取りには、前回より余裕がある感じだったしね。
まなとと遙は、ウソ文通を通して、お互いの気持ちを伝え合えるようになった。恋人同士にはなれなかった二人だけど、やっぱり幼なじみは他に代え難い関係だし、良かったんじゃないかな。
「もう君は用済みです!」......哲也(窪塚洋介)が唯(深田恭子)に言った言葉だけど、すごくキツく感じたなぁ。「用が済んだ」ではなく「用済み」という断定的・死刑宣告的な名詞だから、よりインパクトがあったよ。なんか自分に言われてるような気もして。昔付き合っててフラれた人とあったとき、相手の目には俺の額に「(済)」っていう焼印が見えてるんだろうなぁ、とよく感じるから......今まで何を言ってもへこたれなかった唯には、このぐらい言わないと効き目がないんだろうけどさ。
邦子(東てる美)と野々下さん(大和田獏)を離婚に追いやった、邦子の息子・隆(田中恭兵)。「母さんに気持ちをわかってもらうために、わざと受験に失敗した」だなんて、そんな無茶苦茶な! 進学できなかった場合だって、親に頼るしかできないくせに......妹のミカ(小此木麻里)が「離婚しないで!」と泣きわめくのを聞いても、憎たらしい顔でムッツリしたまま、何も言わなかったしさ。おまけに、望み通り離婚したというのに、都立高校の受験終了後、またもや姿をくらます始末。「父親」に対して深ーいトラウマがあるせいかもしれないけど、もう、同情する気が起きないなぁ。まぁ幸楽では「ホントはあがり症のせいで受験に失敗してたんじゃないか」説もあるんだけどね。
反面、そんな隆の気持ちをおもんばかって自分を責め、離婚の申し出にも文句一つ言わずに従ったのが野々下さん。加津(宇野なおみ)の親権を奪っておいて都合が悪くなると逃げ出した前の奥さんといい、野々下さんは女運がないんだねー。すごくいい人だし、すごく優秀な人なのに......でもその優秀さがあるせいで、女運がないのかも。天は二物を与えずってか。
キミさん(赤木春恵)はまだ、誕生パーティーのことをみんなに感謝する気持ちを保っていたけど、加津と聖子(中島唱子)は、もうすっかり元通りだね。(苦笑)
「誰も自分のことをわかってくれない!」と騒ぎを起こした男子生徒を、警備員・貫太郎(石塚英彦)は優しくなだめ、厳しく諫めた。彼自身のひそやかな気遣いを貫太郎が知っていたのももちろん良かったけど、それ以上に、彼が腹いせに壊したクラスメートたちの持ち物にそれぞれどんな想いがこもっていたのかを彼に告げるところが、なんとも感動的だったよ。
で、肝心の体重問題はどうなったの? このままじゃ統計的には、あと 5年の命らしいけど。(笑)
風邪でボーッとしているところに玉子酒をあおって気分がハイになり、互いにほっぺにチューってしたり抱き合ってはしゃいだりしていた希美(常盤貴子)と千春(深津絵里)。雄太(山口智久)はショックを受けていたけど、まぁ女の子同士なら可愛いというか、絵になるよねー。これが男同士だったら......(笑)
優しく頼もしい所長・大野さん(陣内孝則)だけど、優しい分だけ、代書屋としての立場やしがらみに「人としての矛盾」や「十分に助けてあげられないわだかまり」を感じやすくて、独り悩むことが多いだろうね。代書屋の象徴たる鉄人28号フィギュアが机上にあるのは、情に流され仕事の領域をはみだしそうになる自分を戒めるためだけど、悩んでいるときには、それを思いっ切り正義のヒーローにして活躍させ、矛盾やわだかまりから逃避してみたりするんだろうね。
でもまさか、その様子を希美と千春に見られてしまうとは......そのせいで、彼女たちの高まっていた想いを冷めさせてしまうとは......(苦笑) 苦みばしった男にだって、現実逃避したいことがあるんだよぉ。フィギュア遊びは子供っぽいかもしれないけど、赤ちゃんプレイよりはマシでしょ!? (笑)
小林くん(織田裕二)が会社を訪ねて来たときも、田中くん(市川染五郎)のために約束をすっぽかしたあとも、橘さん(中嶋朋子)はこともなげに小林くんと話し、食事に行き、今までもそうだったようにやり取りしていた......ホント、なんで彼女は小林くんトコから出てっちゃったんだろうね。二人の生活に何か疑問を感じたからか。このままじゃこの人、厳しい社会で生きていけない、と思ったからか。それとも心地よい彼のペースの中にいると自分がダメになると思ったからか。たぶんもう、よりを戻す気はないんだと思うけど......そんな彼女の裏の裏の気持ち、小林くんにはわかりっこないけど......でも、なんか彼の場合は、それでオッケーな気がするね。
ボーッとしていて鈍感だけど、イザというときには後先省みずに走っちゃう......なんか共感しちゃうなぁ。ていうか、俺にもそんなトコあるかな、とか思ったり。自惚れかもしれないけど。
鈴木くん(ユースケ・サンタマリア)の運命が心配だけど、田中くんの方は怪我も治り家族関係にもほんの少し進展があり、また元気に出社できたし(閑職みたいだけど)。そして何よりも、織田裕二さんが元気な笑顔を見せてくれたし。いい再スタートだったんじゃないかな。
物語の中心は、択己(高橋克典)から亮(高橋克典)へ。早紀(仲間由紀恵)もすっかり、亮にお乗り換え。
亮の記憶の中の女の子、すなわち亮の実の姉(たぶん)は、社長秘書(田中美奈子)だった。竹子さんの後輩さんの予想「亮と早紀は異母兄妹」説は、残年ながらハズレだったね。それも面白かったんだけどねー。
択己の父の死体を始末し、早紀のダメ父を殺した岡田(山口祐一郎)だけど、それらは社長秘書の指示でやったのではなく、「早紀に幸せになって欲しい」という彼自身のゆがんだ想いからだった。これは意外というか、面白い。話をよりややこしくするのに、一役買いそうな感じだね。
バージンロードを進む早紀を見守る面々の表情は、「これまでの人間関係を整理しておきましょう」といった感じ。早紀に「亮を愛してるの!」と言われた択己が、なんであんなに穏やかな笑顔だったのかが、少し「?」だったけど。
実は亮の恋人(柴咲コウ)が令嬢だったり。まだまだかなり「実は」がありそうな気配。下手をすれば由花(渡辺満里奈)だって、何か隠してるかもよ。それに次回は、早紀と亮の信頼関係も崩れてしまいそう。まぁ、いろいろバタバタするのも、それはそれでいいけどね。択己と亮に対する見方も、人格の分裂に苦しむ青年への感情移入ではなく、肉体を共有している二人の人間の表情や反応の違いを楽しむ、という感じに変わってきてるし。いつもの俺的な見方じゃなく、一歩離れた野次馬的な見方だね。たまにはそんなんも、ええで。オヨヨ。
正直言ってそういう気持ちはあったけど、やっぱり今の関係が大事で、一生続けていきたいから......チゲ鍋を食べながら、カヲル(押尾学)は あたる(菅野美穂)に言った。あたるも同じ考え。共感した人も多いかも。とにかく、そういうことを包み隠さずに言い合える関係ってのが、うらやましいよね。
一方で、天羽(田辺誠一)が言っていた「男と女の友情って、二人のタイミングがズレてるだけ」っていう主張にも、うなずけるものがあったな。「そんなことない!」って言う人もいると思うけど、冷静に分析してみたら、少しは思い当たるんじゃない? 二人が友情を保てているのは、何かしらの阻害要因があるおかげだって。
いつでもどちらかに別の好きな人がいたり、「これがあるから恋人にはなれないのだ」と自分でストッパーをこしらえていたり。「生理的に『異性』とは感じられないからねー。」と思っていても、相手も本当にそう思っているかどうか。「今の関係を壊したくないから」というのも、壊れなければいいの? ってことだし。
もし、そういう阻害要因が一切取り払われた場合でも、友情を無理せずに保てるのかな。
もちろん、阻害要因は簡単になくならないから、安心して「友情」していけるんだけどね。(笑)
男と女の友情を否定してるわけじゃないよ。確かにあると思うし、自分にもある。阻害要因は明らかで、ほぼ全員が主婦。(笑) ただ、その関係の見方をちょっと変えて、わざと自分の気持ちを揺さぶってみると、なかなか面白いよって話。
それにしても伊倉さん(吹越満)、いくら さくら(片瀬那奈)が妊娠してないとわかってホッとしたからって、正直に態度に表れすぎ。(笑) あ、俺は違うよ。嬉しい。大歓迎。ただ、この体の弱さとややこしい性格を受け継いだ子は、ちょっとかわいそうかなぁと思うけど。(笑) それに俺の場合は逆で、いつも相手の方が望んでいないだけ。(苦笑) 現在は相手もいないから、可能性自体が完全にゼロだけど。(泣)
で、残るは洋子虫(山本未来)かぁ。なんか彼女も、妊娠していない気がしてきたなぁ。
そんでもって あたるの方は、自分が天羽のことを好きになったと自覚してしまった。意識したが最後、天羽は何度か あたるに「そんなこと言っちゃあオシマイよ」的な言動や態度を示したけど、それでも あたるの気持ちが退くことはなく、むしろどんどん強くなっていってる感じ。天羽の方も今まで、どこか無理して気持ちを抑えている風だったけど、健やカヲルに背中を押されて、いよいよ覚悟を決めた感じ。
ま、次回予告を見ると、そうすんなりも行かないみたいだけどね。(笑)
ところで、天羽は「アモー」って読むんだね。マモー!
「事務官とはこういうもの」と思い込んでいたヘルプ事務官(金田明夫)が、牛丸(角野卓造)の事務所で感じたカルチャーショックの数々。久利生(木村拓哉)が残していった今日中の仕事を、ブツブツ言いながらも当たり前のように分担していく面々。検事たちは、事務官に意見を求め、事務官の怪我を心から心配し手をとって感謝し、事務官のプライベートな夢を壊さないためにと奔走する。事務官たちも活き活きしている。そんな輪の中に徐々に溶け込んでいくと、今まで感じることのなかった喜びややり甲斐が、自分にも満ちてくるのを感じて......
ヘルプ事務官も最終日。無人の事務所を眺めながら「私も初めからここにいたら......」とこぼした彼に、「なら事務官を続ければいいじゃないですか。」と久利生。
「クレープ屋に、いくらつぎ込んだと思ってるんですか!」
と言い返した彼の表情が、とっても印象的だったね。
事件そのものの解決の決め手も、専務(寺田農)と秘書・運転手との「信頼関係」の問題という点で呼応していたし、スッキリとわかりやすく構成されていた。最後のマスターの「あるよ。」も、見ているみんなが「出るぞ、出るぞ、出たー!(笑)」って感じでちゃんとオチていた。
シリーズ中盤のサイドストーリーとしては、秀逸の出来だったんじゃないかな。
直江先生こと中居正弘くんの目の演技に、けっこう感じ入ってしまったのは、俺だけかな?
石倉さん(いかりや長介)が直江先生のことを心から信頼する気持ちが、わかる気がしたよ。
同じ日の「からくり TV」にもゲスト参加していた竹内結子さんだけど、倫子を演っているときの方が映えるよねぇ。やっぱ女優さんなんだなぁ。
前回のドラマ雑記での三樹子(原沙知絵)の気持ちの読みは、完全にハズレ。彼女はまだ直江先生に未練タラタラだし、倫子を呼びつけて「アタシは寝たわ。何度もね。」「あなたのためを思って言ってるのよ。」なんて嫌味タラタラだし。驚いたというか、読みが甘かったというか。直江先生に冷たくされた三樹子は小橋先生(上川隆也)にも婚約を断られてしまって踏んだり蹴ったりだから、彼女の豹変も、まぁわからなくもないけど。それに「いつもの原沙知絵さんらしくなっただけじゃん!」と言われれば、その通りなんだけど。(笑)
しかしこれで、小橋先生 LOVE な看護婦・亜紀子(小西真奈美)にもチャンスが巡って来たわけだ。よしっ!
直江先生は、昔の恩師の名前を借りて用意周到にやっていたんだね。でもその恩師が言うように、あくまで冷静に、たった独りで自分の病気と向かいあっている様子は、見ていて耐えられないものがあるよ。直江先生に冷たくされ始めた薬メーカー営業の二関小夜子(菊川怜)が、そのうち真実を突きとめるだろうけど、さて、どう出て来ることやら。
ボートに死んだように横たわり、流れにまかせていた直江の耳に、倫子の明るい声が飛び込んで来る。目を開けると、子供たちが教えてくれたタンポポいっぱいの川辺で、笑顔で手を振っている倫子の姿が。何かを思い切ったように、オールで漕ぎ始める直江.....倫子の手にひかれボートから降りた直江は、「君は、不思議な人だな。」と倫子を抱き寄せた。呆れるように、諦めるように、でも、解放感に満たされて......
前々回のラストにも似た、美しいシーンだったね。これでまた次回、直江が倫子に「二度と近寄るな!」とか言ったらビックリ仰天だけど、さすがにもう、それはないかな。
しょせん俺の感情移入なんて、世間知らずの経験不足から来る、極めて狭い範囲の想像力でしかないんだなぁと、あらためて思い知ったよ。何のことかと言うと、まなと(滝沢秀明)が「役立たず」だったときに、遙(内山理名)が何を感じていたのか、という点において。前回のドラマ雑記では、遙が「ただ黙って隣に居て、手を繋いで一緒に寝てくれれば」とだけ思っていたと考えたけど、実際にはそれだけじゃなかった。まなとが男として「役立たず」だったことを、かなり重大に捉えていたんだよね。「ガッカリ」して「幻滅」して「冷めた」という感じで。もちろんそれは、「他に好きな人がいて」「それは唯ちゃん(深田恭子)だ」という確信とともに、だけど。
そして遙の、今回の行動。まなとを避け、バレンタインのチョコも渡さず、自分が まなとを本当に好きなのかどうかを疑い、家庭教師をやっていた大学生の男に迫り......「私、変わりたいの。」 まなとに電話で言ったこの一言。女の子の、と言うより人間の、したたかなエゴだよね。前回までの俺は、遙を見くびっていたかもしれないな。
唯の母・百合江さん(岡田奈々)は、やはり「長くはなかった」んだね。唯が冗談として言っていたことは本当だった。そんな百合江さんとの限られた日々に自分のすべてを注いだ まなとの父(永島敏行)。彼女が亡くなってからもどこか晴れやかな表情で、もう再婚する気もなさそう。カタブツだと思っていた父の情熱を感じて、まなとが驚き、感じ入り、うらやましいとさえ思ってしまうのも、わかる気がしたよ。
それにしても、「体の悪い母」を演らせたら、岡田奈々さんの右に出る者は居ないね!
真理子さん(石田ゆり子)が哲也(窪塚洋介)の家に入るのを目撃した唯。それでもドアホンを何度も鳴らし、ひたすらマンションの前で、雨に濡れながら待ち続ける......赤い傘をさして現れた まなとは、きっと哲也が呼び出したんだろうね。
学校で、怒りと悲しみがないまぜの表情で、真理子さんに迫る唯。しかも、鼻血を流しながら......母と同じ病気なのかな。だから、まなとは「忘れないよ」なのかな......
感動したよ。キミさん(赤木春恵)の誕生パーティー。キミさんの感激ぶり。「明日にはケロッと忘れて、またブーブー文句を言ってるだろうよ。」と周りの人々がわかっていることも含めて。
加津(宇野なおみ)の「(キミさんに隠しておくためには)貸し切りで誕生パーティーの予約が入っていることにすればいい」というアイディアにも、なるほど! と膝を叩いたし、お祝いのために高いバラを 50本買っちゃうという金の使い方にも共感したな。もちろん彼女は、なりは小さいけど橋田壽賀子さんの分身だから、そこまで出来るんだけどね。(笑)
その橋田壽賀子さんが、幸せ一色で物語を終わらせるはずもなく。(苦笑) 邦子(東てる美)の息子で受験生の隆(田中恭兵)が、パーティー会場でキレてビール飲んで倒れやがった。邦子の教育ママぶりや野々下さん(大和田獏)との確執によるストレスもわからないではないが、やっぱ邦子に似て、いつまでも甘えん坊なところがあるよねー。次回は離婚問題に発展するみたいだね。はぁ。
今回の主役は、村山百合先生(野波麻帆)。初回のドラマ雑記でもちょっと触れたけど、今まで野波麻帆さんをドラマで見たときには、なぜかいつも気の強そうな役柄だったから、今回の気の弱い役柄は新鮮で、気が弱いのに意外とナイスバディ(←もちろん服の上から見てだけど(笑))だったりすることにも、えらく惹かれていた俺だったのだ。独特な声質もなかなかだしね。そんな彼女のどアップ満載な今回は、意外と大きな耳など堪能させていただきました。(←変態)
で、話の方はと言うと......時計オチは予想通りとしても、ま、なかなかだったんじゃないかな。
ってそんだけかい! (笑)
今回のゲストのスカしたバカ男役は、人の神経を逆撫でさせたら右に出る者がいない豊原功補さん。あいかわらず嫌味加減が抜群だなぁと思ったら、やっぱ次回も出るのね。(笑)
払う気があるのに受け取ってもらえないときのために、払う意志があることを証明する制度があるのかぁ。勉強になるなぁ。
屈託のない希美(常盤貴子)の友情。それを失いたくない千春(深津絵里)。希美が事務所でのバイトを終えたその日、「自分から歩み寄れ」という大野さん(陣内孝則)のアドバイスを受け、千春は彼女にとっての一大決心で、希美に愛情表現。
希美→千春は、「さかえださん」から「ちはる」へ。
千春→希美は、「アナタ!」から「のぞみ」へ。
お互いの呼び方を変えることにしたけれど。
その直後、従来の呼び方で呼びあってしまう二人。(笑)
友達でも、恋人でも、こういうのってよくあるよね。逆に、断りもなしにある日突然、名前で呼ばれたり呼び捨てにされたりして、心の中で「いきなり何よ!?」と思ったりとかね。
択己(高橋克典)の母も、択己が二重人格だって知ってたんだね。おまけに、愛しすぎたせいで択己を苦しめていたのではなく、単に択己を虐待していただけだった。恐らく、親同士が決めた結婚相手がああいう仕事オンリーの非情なダンナで自分を愛してくれなかったから、そのフラストレーションをすべて択己にぶつけていたんだろうな。それにしても、択己の母が早紀(仲間由紀恵)の前で「オーッホッホッホ!」とやり始めたときには、ちょっと退いたというか、ガッカリしたなぁ(その1)。
亮の子供を妊娠し、ついに亮に「あなたが好きなの!」と告白した早紀だったけど、択己の母のさしがねで階段から転落、流産しちゃったね。早紀の母が安産のお守りをくれたり、亮の気持ちが揺らいだりと、早紀の子供は今後のキーポイントかなぁと思っていたのに、ガッカリしたなぁ(その2)。
実は択己が亮の人格を産んだのではなく、亮が択己の人格を産んだらしいね。しかも、水野家の実の子ではなく、幼少時は本当の母のいる別の家に住んでいたらしい。「亮」として......語られてなかったけど恐らく、今の択己の父のせいで本当の親の仕事がダメになり、親が自殺してしまって、それで亮は水野家に引きとられた、とかいう感じなんだろうね。それを聞いて動転し怒り狂った択己は、父の元へ行って怒りをぶつているうちに、誤って父を殺してしまった。次回予告によると、新会長は択己の母だそうで。ガッカリしたなぁ(その3)。
「2001年のおとこ運」のドラマ雑記では「吐き気→妊娠」というドラマの法則について書いたけど、今回の択己の父の「後頭部強打→頭から流血→死亡」というのもドラマの法則だよねー。そして、現実にはそうとは限らない、というのも同様。
何かのカドに頭をぶつけたにしても、血がワーっと流れ出すほどパックリと傷口をつくりつつ脳にもダメージを与えるのは、けっこう難しい。傷口ができるのは、打撲の衝撃を頭皮近くで吸収したからであり、カドに頭をこするように打った場合に多く、同じ打撲のエネルギーでも時間的・面積的に分散されている。傷口をつくることにもエネルギーが使われる。どちらも、深部の脳への衝撃を伝わりにくくするんだよね。
流血には「耳から血」というパターンもあるね。打撲で脳挫傷した場合、脳の化膿と内出血で脳内の圧力が上がり、その圧力で脳がさらにヤラれていく。耳から血を出せば圧力が下がるから、脳の挫滅領域を広げないためには、むしろ出血してしまった方がいいらしい。もちろん挫傷がひどくて、血だけでなく脳ミソまで流れ出すようじゃ、かなりヤバいけど。でも死ぬとは限らないかな。
あと、頭蓋骨を打った場合、脳は頭蓋骨の中で弾んで、打った場所の正反対側が挫傷することが多い。ボクサーの人が「強いパンチを食らって頭の中で脳が揺れた」とコメントすることがあるけど、あれは本当。だから、後頭部を打って後頭部直下の脳すなわち間脳を挫傷するためには、頭蓋骨ではなく、頭蓋骨と頚椎のわずかな隙間を正確にぶつけなければならないんだよね。
眉唾に感じるかもしれないし、確かに少し想像を混ぜて書いてるけど(笑)、「頭パックリ」と「耳から血」の両方とも経験済みの人間が言ってることだから、ちょっとは当たってるかもよ。
まぁいずれにせよ、そんなこと言ってられないほど物凄く強く打てば脳も衝撃を受けるだろうし、脳じゃなくて打撲のショックで心停止ってこともあるし、即死じゃなくても放っておけばいずれは死ぬだろうけどさ。それにドラマだから、運の悪さが重なりまくることも簡単だしね。ただ一つだけ言えるのは、「頭から流血」イコール「死んだ証拠」*ではない*ということかな。
択己の妹・真理子(畑野浩子)が知っていたのは、択己が養子で自分と血が繋がっていないことだけだったみたいだね。前回はもうひとつの人格・亮の行く店に行って驚いてたし、今回は近親相姦のことを盗み聞きしてショックを受けていた。血が繋がっていないからと、兄妹以上の想いを寄せていたのに、こういろいろあっちゃあねぇ。飲んだくれてヤケになるのもわかるよ。
それにしても、いきなりストーリーが大味になっちゃったねぇ。まるで大映ドラマみたい。
「実は亮がメインの人格だった!」
「実は母が最大の敵だった!」
「社長秘書は敵か? 味方か!?」
「流産!」「父の死!」
「すべてを理解した二人は手を取り合い、敵に立ち向かって行く!」
てな感じかな。択己の母をボスキャラに据えて、一気にわかりやすい構図になってしまった。個人的には、ねじれた愛が皮肉にも悲劇を産んでいく、というような繊細なストーリーが好みなんだけどなぁ。
次回から「ロケットボーイ」が再スタートするし、うーん......微妙かも。
前回は「全員が妊娠!?」と思ったけど、今回は「全員が勘違い!?」という感じだったね。
現実問題、そうだよね。生理が遅れていて吐き気がするからといって、即妊娠ってわけじゃない。調べるにしても、ハッキリするまではある程度時間がかかるみたいだし。今回はそのタイムラグが、ストーリー上で重要な要素になっていたね。
ドラマだといつも「吐き気→妊娠」って記号化されているから、ちょっと早とちりしちゃった。前回は、架空の人物たちに余計な心配しちゃって、いろいろお節介なこと書いちゃったなぁ。中途半端なお節介をするぐらいならそっとしておけ、というのが現代のセオリーなのに......ちょっと後悔。
あたる(菅野美穂)は前回の予想通り、かなり生理が不順とのこと。妹のさくら(片瀬那奈)も。天羽(田辺誠一)の店で突然生理が来たとき、あたるはホッとして体の力が抜けて、天羽の胸で泣いていたね。良かった。良かったよ。(泣) さくらと真野洋子(山本未来)の方はまだハッキリせず、次回以降に持ち越しかぁ。
さくらは「子供ができたかも」と言ったときの伊倉(吹越満)の反応に憤慨していたけど、逆の場合もあるんだよね。伊倉は「まだやりたいことがあるだろ?」って言ってたけど、本当にそう思っている女性は多い。ま、人から指摘されたくはないだろうけど。
ある大学生の男の子が、生理が遅れて不安になっている彼女に「子供ができていたら、俺、学校やめて働くよ。産んで一緒に育てよう!」と言ったら、「私はまだやりたいことがあるから産めない!」って言われてショックだったそうで。もっともその二人は、避妊に関しては二重三重の呆れるほどの万全な対策をとっていて、他人から見れば「ぜったい妊娠するわけないじゃん!」って感じだったんだけど。(笑) まー 100% 安全というのはあり得ないから、女の子が不安になる気持ちはよくわかるな。逆に、ちょっと危ないことしてても、過去に失敗したことがないから「ぜったい大丈夫!」と言っている女の子もいるしね。(苦笑)
健の彼女は子宮ガンで、もう子供を産めない体。女性が子供を産めなくなった辛さって、男には想像しきれないものがある。健はそんな彼女を助けて、一緒に生きていこうとしていた......話を聞いてみれば、納得できることだったね。あたるはフラれちゃったけど、そういう優しさを持っているのが健で、そんな健だから自分は好きになったんだよねって納得していた。警備員のバイトまでやって貯めたお金を、健に「手術代の足しにして。なんて言うか、ホラ、手切れ金だよ。」って渡して。最初は意地を張っていた健だけど、天羽に背中を押されて、最後は素直に「ありがとう。助かるよ。」と深々と頭を下げて。あたるなりにキッチリとけじめをつけることができた感じだね。ジーンと来たよ。
一方、真野洋子に「あなたは要らない」と言われてしまったカヲル(押尾学)は自暴自棄に。あたるに不意にキスしてしまったあたりは、お互いに頼りあって生きてきたという意識から来た「甘え」かな? 健が言っていた「あたるとおまえ(カヲル)の間には割り込めなかった。」「あたるにはおまえがいるから大丈夫。」というのも、天羽が前に言っていた「あたるのおとこ運が悪い原因は君(カヲル)だな。」というのも、当たりだね。
昔付き合っていた二人でも、それぞれに好きな人が居た状況では、それが理性的な壁になってくれるおかげで関係が安定し、躊躇なくジャレあったりすることができていた。でも今は、お互いが実質ひとりぼっちで不安定な状態。カヲルからのキスで、それに揺さぶりがかかって......さてと、どうなるんでしょうね。
なーんだ、モテたかったんだ。(笑)
海外の TV 通販モノにしては、やけに小さくて可愛らしい包装だなぁと思ってたけど、ペンダントだったのね。なるほど。ああいう小物類は TV 誌の広告とかマーメイドでしか見たことなかったから、ちょっと予想できなかったなぁ。うーん悔しい。(笑)
男の誘いに乗る雨宮(松たか子)に微妙にジェラシーしている久利生くん(木村拓哉)もいいし、逆に、毎回ちょっとずつ久利生くんに秘めたる欲望がバレていく雨宮もいいね。
やっぱね、モテたいよね。
なんか、ぜんぜんストーリーについて書いてないなぁ......ま、いっか。(←荒太風に)
院長の娘・三樹子(原沙知絵)は、倫子(竹内結子)が直江先生(中居正弘)に夕べのキスのことを話しているのを聞いてしまう。でも「キスした」とは表現してなかったから、三樹子は「寝たのね」と思ったかも。ま、どっちでも意味は一緒かも。物語上はキスで済ませているあたりは、家族揃って見られることの多い東芝日曜劇場なりの「配慮」かもしれないから。
行田院長(津川雅彦)の強い希望で、三樹子と小橋先生(上川隆也)が婚約しそうな気配。三樹子にも「自分はそうするべきだ」という気持ちが出てきているみたいだし。
小橋先生に想いを寄せていた看護婦・亜紀子(小西真奈美)は、既にその情報を入手しており(←こわー)、早くも諦めムードで、小橋先生に渡すはずだった手作りチョコを倫子とパクついていた。意外に諦めがいいんだね。つまんないの。
倫子の方はと言えば、母(市毛良枝)に軽〜くカマをかけられただけで、あっさりと本心がバレバレ。わかりやすい性格だね。それでもって倫子は、直江先生にハッキリと気持ちを伝えに行ったり。でも直江先生は「俺は君の思うような男じゃない。帰ってくれ!」とつれない返事。もちろんその気持ちは、本心の裏返しだけど......
それにしてもドラマって、「いきなり訪問」することが多いよね。俺もドラマで慣れてるから、来られる分にはあまり気にならないんだけど、自分の方からそういうことってできないなぁ。基本的には「失礼なこと」なんだって学習したしね。(苦笑)
石倉さん(いかりや長介)の方は、いよいよ体調が悪化し始めた。「死に方」か。難しいね。
リタイアとか言っといて見てるんだけど、なかなか偽善じゃないちゃんとした話だったね。荒太(堂本剛)になついた小猿・すずは、*ちゃんと*死んでしまったし、死に至る小猿くんの演技もなかなかだった。前回までどうも抵抗があった浦島教授(根津甚八)の、学生たちに対する忠告は、今回に限っては自己中なところがなかったし。ムリヤリ何か結論を出すでもなく、だけど荒太の気持ちはちゃんと表現されていて、こっちに伝わってきたしね。
それに、エンディングのオマケ・着ぐるみ細川さんも、今までと違って「この仕事を引き受けて失敗だった」なんて嘆いていて面白かったし。
でもね、もうリタイアしちゃったんで。
「じゃあこのドラマ雑記は何?」とは聞かないでネ! 微妙なのよ。(苦笑)
遙(内山理名)との初めてのセックスが上手く行かなかった まなと(滝沢秀明)は、あれこれと言い訳を並べていた。「この前は上手く行ったのに」とか口を滑らせたりしながら。遙がまだ裸なのに、まなとがもうバスローブを着てしまっているあたり、無意識のうちに「複雑な心境を悟られまい」としているのが現れているようで、なんとも悲しい感じ。
上手く行かなかったけど、謝ってなんか欲しくない。ただ黙って隣に居て、手を繋いで一緒に寝てくれれば......今の まなとには、そういう遙の気持ち、わからないみたい。
二回目以降が心配だよ。ていうか、二回目以降があるかどうかも心配だけど。
上手く行った唯(深田恭子)と哲也(窪塚洋介)の方も、手放しでは喜べず。なぜって、唯が思っているように哲也の気持ちが唯に向いた*わけではない*から。皮肉なことにこの期に及んで、真理子(石田ゆり子)が哲也に向き直ってしまったし、哲也自身も唯のことをしっかりと「区別」しているし......唯は「天使」で「生身の人間」ではない......
まなとも唯のことを「天使」と表現していた。唯の立ち振る舞いを客観的に見ている視聴者にも、彼女が「天使」であるということは実感だし......遙は自分の思うままに突き進む唯のことを羨ましがっていたけど、こういう状況を考えると、遙の方が幸せかも、と思ってしまうね。
海外に旅に出る、いつ戻るかわからない......久光さん(榎木孝明)の計画を聞いた葉子(野村真美)には、今を逃したら! という焦りの気持ちが生じたのかも。ついに久光さんに想いを告白! 告白すると同時に、「返事なんかくれなくてもいいです!」「待ってますから!」と自己フォローすることも忘れない。そして、手を握ることも忘れない。(笑) 突然の葉子の押しの強さに、なぜか高笑いで答える久光さんは、複雑な心境だったのかも。でも、なんとか握りしめられた手の温もりと柔らかさに負けることなく、海外で 10年ぐらい頑張ってきてちょーだい! (笑)
本間病院の方は、いよいよ深刻な状態に。常子(京唄子)も常子だけど、由紀(小林綾子)も由紀だよねぇ。どうなるにせよ、英作(植草克秀)と長子(藤田朋子)がこの騒動にしばらく翻弄されることは必須。はぁ。
ちょっと衛生面が気になったよねー。靴で踏んづけたチョコレートをカレーに入れたり、床に落としたスプーンをハンカチや着ている服でちょっと拭っただけで使っていたりとか。
とは言え今回も、経営面と精神面の両面に確実に成果のある解決策が見出されたわけで、これは大したものだと思ったよ。不景気だからと言い訳して問答無用にリストラしまくる企業に比べたら、奇抜に見える提案をしつつ「決めるのは、あなたがたです!」と最終決断は当事者たちに任せる結城碧志(東山紀之)の姿勢は、もっと評価されていいと思うな。
権力を傘に押し切ろうとした宮城京子(篠原涼子)以下の警察署の面々だったけど、千春(深津絵里)は、さらにその上の権力に働きかけた。悔しがる京子の姿は、なんとも痛快だったね。でも、あとが怖そうだけど。
「今のままがいい」「この辺(斜め後ろ)に居るのが」......前日にふいに告白してきた金田くん(岡田義徳)に対する、千春の答え。なかなか切ないものがあったなぁ。
雄太(山口智久)の方は、広島から追いかけてきた元カノが登場! まーこのぐらいのことがあった方が、恋はより燃え上がるってモンだあね。(笑)
黒ブラかあ......今まで気づかなかったよ。損した。(←チェック甘いヤツ)
「2001年のおとこ運」に続いて、こちらもですか! 望まない妊娠......まったく、「ドラマの世界じゃ誰もちゃんと避妊してないのかいっ!」って感じ。まぁ、択己(高橋克典)なら早紀(仲間由紀恵)を気遣ってちゃんと避妊しただろうけど、相手は亮(高橋克典)だったからね。
早紀が択己にも亮にも惹かれていることは、もはや確実。それに、岡田(山口祐一郎)が言っていたように、択己(高橋克典)の優しさはある意味、自分を守るため、傷つくことから逃げるためでもある。そのために生み出された人格が亮で、亮が全ての苦しみを引き受けている。どうも最近は択己の「どうしようもない弱さ」が見え隠れしている気がするね。やっぱり二人は、早紀の愛を受けて、いいトコ取りで融合されるべきかも。
そしてそして、ラストだよラスト!
その日の日中、択己の妹・真理子(畑野浩子)が「択己を理解できるのは、私だけよ!」なんて豪語してたものだから、てっきり相手は真理子だと思ってて、「それはアリだよね」なんて思ってたのに。まさかあの人だとは......確かに、畑野浩子さんにしては年季の入った喘ぎ声で、変だなぁとは感じていたけど。
ビビったよねぇ。しかも上になってたし。って下になってて択己が攻めてた方がショックでかいか。(笑) 夜中にビデオで見てたのに、思わず大声で「ええええぇーーー!!」って叫んじゃったよ。それにしても、あのときって、択己? 亮? 落ち着いた表情は亮っぽかったけど、でもどっちかな?
あーしかし、早紀の母は相変わらずウザいねぇ。
あたる(菅野美穂)が健を吹っ切るあたりまでは、気持ちよく見れていたのに......
「まさか」というか「例によって」というか。女性レギュラー陣全員が妊娠て。
真野洋子(山本未来)は作戦通りだから、まだいいけど。
ドラマに限ってなのか、世間一般にそうなのかわからないけどさ。
何度も口を酸っぱくして言ってるけどさ。
避妊はちゃんとしようよ。
つけない方がいいって、男だけじゃなくて女もそう思ってる人がけっこういるらしいって、よく聞くけど。
正直言って、本当にそうだって去年知ったけど。
でもせめて、計画的にさ。
いいんだけどね。出来たときの覚悟を*お互いに*多少なりともしているのであれば。
あたるもさくら(片瀬那奈)も、もう学生じゃないんだしね。
あたるの場合は......そうかぁ。2000/12/24(日)に健がバックレたんだから、12/23(土)にしていたとすると、約 7週目ってぐらいか。とすると、その間に 1回は生理が来ているはずなのが来なかったわけだけど、健が出てってから何かとバタバタしてたから、生活が不規則になっていたし、もともと不順なのかもしれないし、精神的にもそれどころじゃなかったのかもね。
さあて、どうするんでしょ。
まぁ、こういう皮肉なことって、あるのかもね。別れたカレの子供を妊娠......別れる直前なんて、ロウソクの炎のように、ある意味では愛が最高潮に高まる瞬間でもあり得て、そんなときの精子と卵子は、当人たちの「別れよう」という想いに反して、物凄く強い力で一緒になりたがっているかもしれなくて、そうすると計算上の確率なんて越えてしまうかもしれないからさ。完全にシャットアウトしてないで、イク前につけようなんてことをやってると、その前に漏れた分、確率にすれば数％なんて場合でも、上記を考えれば安心はできないのかも、と思ってしまうんだなぁ。
でも、別れることにしたけど、妊娠の可能性は次の生理までわからないからって、正式に別れる日は最後にエッチした 1ヶ月後にしよう、なんて普通しないからねぇ。(苦笑) 出来たら出来たで、「じゃあ別れるのをやめよう」ってわけにもいかないし。でも、独りで苦しんで欲しくないって思ってしまうんだけど、それって男の側のエゴかもね。
フラれたのが男の方だとして、男が女の生理の周期を知っていて、その頃になったからと、別れた女性に「ちゃんと来た?」なんて聞いたりしたら、「気遣ってくれて嬉しい」なんてことは決してなくて、いよいよ嫌われてしまうからねー。
何書いてんだろ? ドラマだよドラマ。
冒頭の、中吊り広告が全部「欲求不満」に見えてしまうくだり、笑えない人も多かったのでは?
なんと言うか、良くも悪くも手堅いよねぇ。役者さんと役のイメージが、ピタッピタッと山切りカットのビトゥイーン並みのピッタリ感だし。各人の立ち回りが、記号的にも面白く小気味よいし。その一方で、久利生公平(木村拓哉)と雨宮舞子(松たか子)のドタバタ & しっとりシーンもあるし、「おこた」なんて細かいツッコミもあるしで。
おまけに今回は、俺がヤバいと感じつつも惹かれてしまう桜井幸子さんがゲストと来たもんだ。「忘れられた女」が一番悲しい(あれ?「醜い」だっけ?)んだと。くぅー!
雨宮が鈍感なのをいいことに、「真面目で固い女が好きになっちゃうんだよなぁ。」なんて、ハッキリと口にしている久利生くん。この程度じゃ絶対に気づかない雨宮。いいねぇ。なんか「逆」って感じで。
最後に木村くんが使っていたローラー式の腹筋トレーニングマシンだけど、あのタイプなら、より改良されたのがあるよ。ディノス系だと「アブ・ドリープラス」って言うヤツ。俺は知ってるけど、買わないさ。ああ、買わないとも。(笑)
戸田次郎(吉沢悠)が、死のうとしたとか、心を入れ替えたとか、どうでもよくて、とにかく彼が病院を去ってくれたのが嬉しいよ。
直江先生(中居正弘)と倫子(竹内結子)のこと、三樹子さん(原沙知絵)気づいちゃったね。小夜子さん(菊川怜)も勘で気づきそうな感じ。二人とも直江先生とは「割り切った関係」で、割り切っているから関係も続いていたわけで。特に小夜子さんは、直江先生の生命線である「薬」の供給者でもあるわけだから、無くてはならない存在のはずで。
だけど倫子は、心のまままっすぐ直江先生にぶつかっていく。直江先生はそれに驚き、惹かれていく。直江先生の心臓発作(たぶん)は日々ひどくなっていて、それに呼応するかのように、倫子の彼に対する気持ちも大きくなっていて、どちらも隠し切れなくなっていく。
バランスが崩れる日も近いな。
軽トラ引いて勝負ねぇ。「獣医になるために全てを捨てて」ねぇ。
なんかちょっと、共感できなくなってきた。
ごめんなさい。リタイアします。
まなと(滝沢秀明)が不良たちにボールペンを突きつけるくだりは、なかなかカッコよかったね。結局逃げ切れずにボコボコにされちゃったけど。それを「唯(深田恭子)を逃がすために自分から立ち向かったんだ」なんて強がるところも可愛いと言うか、唯に心を許しまくり。それは遙(内山理名)に対して以上に......「兄妹」という防波堤があるから逆に、自分で構える必要がなくて、素直になれるのかもしれないね。俺も、独身の女性よりも、主婦の人が相手の方が、打ち解けて話せたりするし。ってそれは違うかな。(笑)
遙の不安って、年齢なりに当然かも。しかも、よく知っているはずの幼なじみが相手で、自分の方は気持ちを丸裸にしてぶつかっているんだもの。だけどその まなとは、年齢とともに「仮面」を着けるようになって気持ちが見えなくなったり、それをしなくなったかと思えば、他の女の子の影がチラついていたり。そりゃあ泣いちゃうって。まなとに「俺が好きなのは沢村だよ!」と言われて、そのときは安堵したかもしれないけど、不安は拭い切れないだろうし。あーん可哀想! 慰めてあげたい! ムリだけど。(笑)
そして遙は、既に唯と哲也(窪塚洋介)のキスシーンも見ているというのに、まなとも唯が好きだと言うことにも、いずれ気づいてしまう......(泣) なんで私じゃないんだろう。あなたのことを一番わかっているつもりなのに。なんで私じゃないんだろう。
あー。恋って無法地帯。ただし結婚さえしなければ。(笑)
弥生さん(長山藍子)と良さん(前田吟)は、一緒に飯炊き屋をやっていくことで解決と。
邦子(東てる美)の二人の連れ子・隆(田中恭兵)とミカ(小此木麻里)って、存在感が薄いよねー。こういうのも「上手い」と言っていいんだろうか? (笑) 一方の野々下さん(大和田獏)の連れ子・加津(宇野なおみ)は、逆に存在感抜群で煙たいほど。特に今回はいつもよりセリフが多くて、独りの部屋で心の中で思っていることまで全部口に出していたね。聖子(中島唱子)との犬猿の仲も無事(?)復活。しかも例の件があるから、聖子が負けがちだったり。(笑)
眞くん(えなりかずき)にスパイ行為がバレた五月(泉ピン子)。怒り狂う眞くんだったけど、加津に加え、内心密かに好意を抱いている HP で知り合った女の子からも叱咤されたことで、コロッと態度を変え、店も継げるし大学にも行かせてもらえる自分は幸せ者だと思うようになり、さらには慣れないインターネットに挑戦してまで心配してくれた両親にも、感謝の意を表していた。
いつもいい加減なコメントばかりしている、恐らく AB 型の勇さん(角野卓造)も、今回だけはしっかりと息子を力づけていた。「俺は自分の将来を選べなかったけど、おまえ(眞くん)は選べるんだ。自分の道をじっくり探すといい。」......うーん、息子冥利に尽きる感じだね。そんな父と、決して開き直らずに謝っていた母・五月に対して、眞くんは自分の HP の掲示板上で「ありがとう」メッセージ。いつも他のみんながそばにいるから素直に言えないけど、ここでなら言えると......「インターネットって素晴らしいわ!」と嬉し泣きする五月。グッスリ寝ている勇さん。(笑) さらに五月は、そのメッセージに返答したくなり、もっとパソコンを勉強する気まで湧いてきているようで。なかなか。
旅行代理店開業に向けて、1ヶ月の東ヨーロッパ視察を計画中の文子(中田喜子)。母が仕事に注力することは、ベッタリされたくない息子の望くん(冨田真之介)も大賛成なのに、夫・亨(三田村邦彦)はわざわざハワイから帰国してまで「ちゃんと母親をやらなきゃダメだ!」と釘を刺しに来た。うーん。
双子の兄と弟が、互いに相手に化けて、か。育ちは違っても血は争えないってか。
弟が言ってた「○○する人は○○%」って、数字を適当に言ってても説得力が出るものかもね。
兄の方は、学校近辺の地価の相場がわかるチラシを残して。今回はそれがオチ。
まーなかなかだったんじゃないかな。
村山先生(野波麻帆)がブドウ園を引き継ぐ入り婿候補として太郎くん(国分太一)にかなり魅力を感じていた様子は面白かったかも。でも、みんなの期待通りに学校が上手く行くと、村山先生が田舎に戻ることはないんだけどね。
茜さん(小雪)が実は二人の、しかも双子の子持ちねぇ。まー「オヤジぃ。」の石田ゆり子さんと同様に、絵にはなるんだけどさ。でもこれじゃあ、みんな「事情のある人」ばっかりになっちゃって、ちょっとつまんないなぁ。
無実だった元カレ(加勢大周)だけど、テレクラには行ってて、しかも何もしなかったという。なかなか中途半端でよろしい。(笑)
あ! 小林聡美さんだ! 今回限りじゃないと言って! お願い!
※ 2001/1/31(水)以前の放送分は 別ページ です。 ※