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ラインナップ(2003/3/3(月)時点): 【日】■GOOD LUCK!! (TBS) 【月】■緋色の記憶〜美しき愛の秘密 (NHK) 【火】■僕の生きる道 (フジ) 【水】■最後の弁護人 (日テレ) 【木】■渡る世間は鬼ばかり (TBS) ■美女か野獣 (フジ) 【金】■高校教師 (TBS)
途中リタイア: 【月】■いつもふたりで (フジ) 1/6放送 第1話まで ■メッセージ〜言葉が、裏切っていく (日テレ) 1/13放送 第1話まで 【火】■お義母さんといっしょ (フジ) 2/18放送 第7話まで 【木】■恋は戦い! (テレ朝) 1/9放送 第1話まで
最初から見ない: 【水】■熱烈的中華飯店 (フジ) ■はみだし刑事情熱系 (テレ朝) ■刑事★イチロー (TBS) 【木】■年下の男 (TBS) 【土】■よい子の味方〜新米保育士物語 (日テレ) 【他】■21時・22時台以外 ■時代劇 ■NHK (緋色の記憶以外)
以下でタイトル右の「KW: xxx」は、各話を思い出すためのキーワード(自分用)です。
※ 2003/4/8(火)以降の放送分は 別ページ です。 ※
今までロボットだった香田さん(堤真一)による、感情たっぷりの「ありがとう。」to 新海(木村拓哉)。これだけでもウルウル。ストーリー関係無しで......そうなんだよ。誰がどうして何がどうなったのか、とはあまり関係なく、登場人物同士がスマートな思い遣りを見せ、それが印象深いシーンになっているという、ただそれだけで視聴者を心地良くさせてしまったんだよ。
もちろん「旅客機を飛ばす」ということをちゃんと誤魔化さずに描こうとする意気込みが、ドラマ中での良い緊張感を生んでいたということも見逃せない。例えば、客室の停電(の原因)は飛行中には修理不可能、とかね。でも俺としては、そういうポイントでさえも、ちょっとした調味料程度にしか感じられなかったんだ。(もちろん良い意味で。でしゃばり過ぎていなかったからね。)
実際、新海がパイロットに復帰するためにリハビリをどうがんばったのか、とかはほぼ全面カット(あったのはフライトシミュレータぐらい)。「キムタクだから当然やり遂げるでしょ」「その苦労を細かく見せるなんて無粋だよ」みたいな。そういう意味で、終盤はずっと「『ロング・バケーション』みたいだなぁ。」と思いながら見ていた。なぜかコケちゃたフジ月9(さんまさんと出てたヤツ)で「キムタクも終わりか?」みたいに言われていたけど、やはり存在感というか格の違いを感じたし、「素材を活かした調理をすればちゃんと売れるんだなぁ(ただし昔食べたようなヤツだけど)」と感じたね。
ええと、ロンバケからは 8年ぐらい経つんだっけ? 多分この手法が通じるのも、8年に 1回ぐらいじゃないのかな。8年後にも木村くんが今の輝きを保っていることを、密かに願っている俺だったりして。今度は誰が恋人役なのかなぁ、なんて。
ラスト、どうなのよ!?
「手術が失敗して湖賀(藤木直人)が死んじゃったから、雛(上戸彩)が自殺しようとしている」とでも思わせたいのか?
「雛が湖賀をあえて生き延びさせようとした」という展開は割と意外で、正直気に入っていただけに、最後があやふやだったことにガッカリ。
(この回は見る予定ですが、まだ見ていません。)
「今度は間に合ったぞ!」と空港に現れた永瀬(福山雅治)に、満面の笑みで応える鷹宮(松島菜々子)。「もう一人で無理しなくていいんだ!」と永瀬が鷹宮を抱き寄せると、今度は鷹宮が永瀬の首根っこをグイッと引き寄せてキス。そしてまた満面の笑みを永瀬に見せながら搭乗ゲートに消えていく鷹宮......二人とも「ずっと彼(彼女)を待っていた、引きずっていた」という訳じゃないけど、何かわだかまりは残っていて、それがこれで吹っ切れた、という感じ。まあ永瀬の方は多少引きずっていて「やり直せるかも」という期待も少し持っていた感じがするけど、だいたい男と女ってそういう感じだよね。(笑)
「松嶋菜々子がキレイに描かれすぎ」という当初の印象は、最後までその通りだったんだけど、それでもまあ、ストーリーを盛り上げるためだけのムリヤリな展開をなるべく減らして現実の報道現場の雰囲気を伝えよう、という意気込みはずっと感じられた気がする。例えば、鷹宮がちゃんとクビになったりとかね。
独立して自分の事務所を構えた鷹宮は、第1話と同じように視聴率主義を謳っていたけど、何かしらの変化はあるんだろうな。例えば、ヤラセをしなくなったとか、あまりギスギスしてないとかね。
最終回で一番ハラハラしたのは、「ちゃんと時間内(54分間)に終わるのか!?」ということ。だって、50分近く経ってもまだ法廷シーンだったんだもの。最近買っている TV番組誌は 1ヶ月タイプで実際の放送時に延長されることもよくあり、それに対応するためなるべくネットでチェックしてから録画予約していたんだけど、やっぱりビデオを見ていたら心配になっちゃってね。で、ちゃんと時間内に決着して(終わりまで録画されていて)ホッとしたという訳。
非情なほどに弁護人としての役割をまっとうしようとする有働(阿部寛)の信念を支えていたのは、やっぱり同じ弁護士だった妻(の信念)だったんだね。
このドラマ、スペシャルとかで復活しそうなニオイがプンプン。特に、まだ妻が生きていた頃を回想するストーリーとか。このシリーズでは、有働の一人娘や亡き妻は全く登場しなかったし、今回の被告人であり有働の妻を殺した犯人でもある男(佐野史郎)は、有働との接見時に「私はあなたの奥さんを殺し、娘さんを」と口走っており、その言葉の続きを気にさせるから。ただ何となく、その言葉の続きは聞きたくない気がするんだけど。
幸せな死に方だったよね。彼と同じように早く死んでしまう運命にある人々の中では、最高に幸せ者だったと思うよ。告知の初期段階では担当医(小日向文世)が彼を強力にサポートし、幸か不幸か自殺しても生還し、そして、みどり先生(矢田亜希子)と心を通じ合わせ、生徒たちにも信頼され......
もちろん、単に「運が良かった」という訳じゃない。早く死んでしまうということは、やりたいことをやり残してしまう可能性が高いし、それ以前にその運命を受け入れられずにおかしくなってしまう場合も多い訳だから、彼が自分の「生きる道」を見つけてそれをやり通せたのは、本人の強い精神力によるところも大きいし、周りの人々に恵まれていたことだって、それまで本人が他者にしてきたことの裏返しなんだからね。
それにしても、不謹慎かもしれないけど、ああいう死に方、羨ましかったな。
新海(木村拓哉)の担当医こと石黒賢さんが、難しい手術をやってみませんか、と勧めたとき、執刀医は織田裕二なんじゃないか、なんて妄想したり。成功率 10% で大丈夫かと訊かれた織田裕二が「必ず成功しますよ。僕が執刀するんですから。」なんて答えたりしてね。(笑) そんなこんなで最後には、新海がほんの少しだけ「歩いて」みせた。歩実(柴咲コウ)との約束は果たせるのだろうか......って果たせるに違いないけど。たぶん、10年後とかに。
いやー。なーんか高視聴率のまま最後まで行きそうだね。でも俺の印象は第1話のときと変わらなくて、「何も新しくない。」
だから、このドラマを見習わないで欲しいんだよなぁ。
実は一番気になっているのは、隣の部屋の謎の女性(ユンソナ)。謎は謎のままなんだろうか。そしたらちょっと残念。
藤村(京本政樹)は悠次(成宮寛貴)に勝利した。
湖賀(藤木直人)と雛(上戸彩)は復縁した。
紅子(ソニン)も真美(蒼井優)も強姦されてなかった。
野島伸司さん、最近は優しいね。
あの憎たらしいホスト・悠次が、実は大の怖がり屋さんだったと。
仲間にちゃんと強姦させて、ちゃんとビデオ撮影してこそ「一人前」ってか。
で、最終回は逃避行モードですか。あ。藤村はちゃんと死ぬのかな? (笑)
(この回は見ません。月イチぐらいで見ます。)
鷹宮(松島菜々子)の父親であるお偉いさん役の竜雷太さん、「最後の弁護人」で犯人役だったせいもあって、先入観で「怪しい」と思ってたんだよねー。で、やっぱり。(笑)
被告の少年役のあの子は、ホント憎たらしい役をやるのがうまいね。ていうか、そういう顔立ちなのかな。「TEAM」でもそうだったし「さよなら、小津先生」の序盤でもそうだったし。
今回はその少年が、不倫かつ横領していた二人にハメられた訳だけど、それにしても、警棒で頭部ぶん殴っといて「殺意は無い」ってのは通じないだろ。ていうか通じて欲しくないね。絶対に。
で、有働(阿部寛)の妻を殺しておいて、それでもまだ有働を恨んでいる男(佐野史郎)が仮出所。どうなることやら。
みんなの熱意が凄かったとはいえ、途中までは「すべて上手く行きすぎなんじゃないか」と感じていた。でも、最後の秀雄(草なぎ剛)の泣き顔を見てしまうと、上手く行ったり幸せだったりするせいで、余計に「死にたくない」という気持ちが強まるんじゃないかと思えて、逆に悲しくなって、それで「上手いなぁ」と思えてきた。
秀雄と みどりは未だに二人っきりでも「中村先生」「みどり先生」と呼び合うことが多かったり、ですます調で話していたりする。これを不自然だと感じる人も居るかもしれないけど、俺的にはアリ。下世話な話だけど、二人はちゃんとエッチもしてて、そのときにちょっと呼び方が変わるとかね。なかなかいいじゃない。(笑)
香田(堤真一)をかばって新海(木村拓哉)が落ちちゃうなんて......俺的には、そういうの要らないんだけど。(泣)
予告に新海の元気な姿が無いんだけど、まさか死んだなんてことは無いよね!?
雛(上戸彩)の怒りは収まったけど、担当医・橘百合子(眞野あずさ)に「現実」を突き付けられて......電話で湖賀(藤木直人)が、第1話と同じように「そばに居てくれるだけでいいんだ。」と言おうとしたら、「そばに居ることも出来ないよ。」と返されちゃった。キツいね。わかるよ、湖賀の気持ちが。
(この回は見ません。月イチぐらいで見ます。)
運命の金曜日の平均視聴率が、13% ギリギリじゃなくて 10% 台だったのが良かったね。みんな少しは「奇跡」を、せめて「何とか上層部を説得できそうな数字」を期待していたけど、現実は厳しいよってことで。このドラマにしては珍しかったけど。
今回一番嬉しかったのは、「つづく」じゃなかったってこと。(笑)
難病の妻が犯人だったなんてねー。ラスト近くまでわからなかったよ。
それだけ弁護士(竜雷太)がかけた「魔法」、すなわち「犯人は自分だが、アリバイを崩せるかい?」と、自分が犯人であることを前提にしてしまう暗示が見事だったってことかな。
ま、ウチの妻にかかれば、そんな魔法はすぐに見破られたと思うけどね。ドラマのパターンを知り尽くしているから。(笑)
不倫相手の女性は、可哀想と言えば可哀想だけど、妻に対する挑発のつもりで自ら凶器を差し出しちゃったんだしなぁ。
「若いから勝てる!」と驕り高ぶって年上の女性を見下してはいけないってことかな。
有働(阿部寛)が真実を見破ったあとも、弁護士は自分を警察に逮捕させ裁判を引き延ばすことで、残り少ない妻の余生を守ろうとしていた。愛してるんだねぇ。(泣)
みどり(矢田亜希子)曰く「二人で写ってる写真が欲しい」、か。
秀雄(草なぎ剛)は、自分が死んだあとの みどりのことを考えて、自分を思い出させるモノを一切残さないようにしようとしていたよね。お父さん(大杉漣)の「(大邸宅に)一緒に住まないか」という申し出も断っていたし。でも、みどりが将来他の人と結婚するとしても、それがベストじゃないってことなんだろうなぁ。
何も残っていなければ、心に残っている秀雄を失うまいとして、秀雄のことがなかなか「思い出」にならないんじゃないかな。写真があれば、写真イコール秀雄なので、その辺のオンオフにけじめが付けられる気がする。忘れないけど、「しまっておく」ことはできる。やがてそんな みどりを、秀雄を含めて包んでくれる人が......って「めぞん一刻」だね。
香田(堤真一)は、「グレートキャプテン」と称せられるほど神格化してしまったベテランパイロット・山上(柴俊夫)に引導を渡した訳だ。
喩えは悪いけど、苦しむ仲間にとどめを刺してやったということか......いや、違うな。自分が時代の流れに付いていけないことと、それを的確に指摘してくれる人間が居ないことを、本人も痛感していて悩んでいたんだから。監査人が香田だと知ったときに、本人も予感していたのではないか......というのは考えすぎかもしれないけど。
成田に到着した機長・山上を迎えて功労を讃える人たちの物凄い人数が、彼の功績の凄さを表すとともに、このタイミングが正しかったことを物語っていたね。
一方で今回は、香田が今のようなヘンな性格になった原因も明らかに。
こういう風に、事情がわかり心情が理解できるようになると憎しみが薄れることは現実にも多いんだけど。
でも、いろんな人の事情をいちいち聞いたり出来ないし、いちいち共感することが互いのためだとも限らない。
自分は、どちらかというとそういうのに流されがちなので、自省の念もこめて。
で、新海の隣の部屋の女性(ユンソナ)は、なんで新海の健康診断の結果まで知ってるの!?
湖賀(藤木直人)が真面目に計算した「確率」を視聴者に見せてくれないなんて、意地悪だなぁ。
雛(上戸彩)に真実を教えてあげたホスト・悠次(成宮寛貴)が「いいひと」に思えたのは俺だけ?
別れた母親(熊谷真美)とこっそり会った加津(宇野なおみ)。
母親は高そうな着物を着て立派なホテルに泊まっており、再婚相手と悠々自適に暮らしていて幸せだと言っていたけど、実は嘘で今でも超貧乏であることに加津は気付いた......
母親との食事を済ませたあと「夜に泊まりに来ていい?」と言い残してホテルをあとにした加津は、なんとか母親を助けようと編集長(大和田伸也)にお金まで借りて、母親が泊まっているはずのホテルに戻ったが、既に母親の姿は無く......フロントに聞いても「そのような方はお泊りになっておりませんが?」......
幸楽に戻った加津は、緊張感の無い幸せを満喫中の父(大和田獏)や邦子(東てる美)らの姿を見て、やるせない気持ちになって......
夜中に一人で泣いていた加津を、叱咤し慰める眞(えなりかずき)。彼が加津の母親の気持ちを代弁してくれて、加津はせきを切ったように泣いた。
まあ、王道なんだけども、やっぱり上手いわ橋田先生。
特に、母親の気持ちを代弁した眞くんの優しさが際立っていたなぁ。
未だに加津のことを可愛いとは思えない俺だけど、加津に感情移入してウルウルしてしまったしね。
永瀬(福山雅治)の古巣・バラエティ班での不祥事隠し。結局報道しちゃって、当然番組は打ち切り。
スタッフにも芸人の皆さんにも、この番組に賭けていた人たちが多かったから、報道後は悲惨な状況になったんだろうけど。
よく考えたら、いろんな事情によるバラエティ番組の打ち切りは現実にもよくある訳で、肝心なのはそのあとの各人の行動なのかも。
昔、永瀬と一緒に仕事をして競い合っていた元 AD (= 現プロデューサー)に「タレントに頼らず内容で勝負したい!」という想いがあったから、不祥事の報道後もスタッフたちはへこたれず、ゴールデンから深夜枠に左遷されても「転んでもただでは起きない」雰囲気で企画会議してたりして、それが救いだったかな。
最後、永瀬より先にバラエティ班に肉まんを届けていた鷹宮さん(松島菜々子)。やっぱりスーパーウーマンだ。(笑)
娘は自殺していた。
なのに父親は、娘の友人 2人を、娘を殺した犯人だと勘違いして殺そうとし、実際に一人殺してしまった。
勘違いして殺されてしまった女の子は、なぜ自分が殺されるのかを考える暇さえも無かった。
その女の子は、陸上部の顧問に妊娠させられ中絶していたのだから、それはそれで十二分に不幸なのだけれど......
一方の、事実を突き付けられた父親は......勘違いで罪も無い人を殺してしまった父親は......
彼の余生には、もう何も無い。法の裁きが彼にとっての癒しにならないほどの暗黒。
厳しすぎる現実。それでも暴いて明らかにするのが弁護人。
解決してもスッキリせず、やり切れなかったね。
これが 2時間モノのサスペンスとかだと、なぜか割り切れてスッキリしてしまうのは、登場人物たちに感情移入する前に解決してしまうからなのか。それとも最初から「人が殺されて当たり前。もっと殺されないと物足りない」という変な期待を持って見始めるからなのか。
とにかくこのドラマでは、2週にわたっていたこともあって、辛かったよ。
結婚に反対するお父さん(大杉漣)の気持ちもよくわかるよねー。
でもちゃんと、お父さんは教会に来てくれた。指輪を持って。
次回予告では、中村先生(草なぎ剛)が倒れていた。
今までは「余命 10ヶ月」とか、死ぬタイミングだけがクローズアップされてきたけど、現実にはそこに至るまでの肉体的な苦しみ・痛みがあるんだよね。
さて、どう描かれるんだろう。
函館に行って燃料補給して成田に戻って来る話。
新海(木村拓哉)よりも香田(堤真一)の方が一枚上手で、最後の最後まで諦めない性格だった訳ね。
もちろん、乗客の中に大事な手術に向かう女医が居たことも大きかったけれど、
二人とも成田に待たせている女性が居たことも大きかった感じ。(笑)
新海が無理してでも歩実(柴咲コウ)に会いに行ったのと、香田が富樫さん(黒木瞳)に電話で成田に戻ったことさえもハッキリと伝えなかったことは、対照的。
極度の緊張状態から開放されて、歩実の前で眠りこけてしまった新海を見ていると、香田の方が正解だったのかなーなんて。(笑)
ついにエッチしちゃった二人。最初は甥を追い出したホテルでそのままするのかと思っちゃった。(笑)
(この回は見ません。月イチぐらいで見ます。)
久瀬さん(渡辺いっけい)メインの話。奥さんの学歴に対する拘りは怖かったねー。
久瀬さんは奥さんに向かって「娘が我慢していたのは、俺とお前(=奥さん)のことが好きだからなんだ!」と叫んだ。
すごくシンプルで、逆に心に響いた。
娘役の子がそのあとに見せた笑顔が、それまでの抑圧した表情と実に対照的で、またちょっとジーンとしたり。
鷹宮(松島菜々子)の出身校の校長役・草笛光子さんの「らしさ」は見事。と同時に、病気は大丈夫なのか、ちょっと心配だったりして。
有働(阿部寛)が関わり始めたあとで、関係者が殺されちゃうなんて......これが 2時間ドラマなら驚かないんだけど。
怪しかったのは、残った女子生徒と、最初に殺された女子生徒の父親だけど。
そんなこと以前に、有働が受けたショックを思うと......
で、このドラマで初めて「つづく」訳ね......
失踪していた父親・勇(小野武彦)の、何とも情けない感じが良かったし、最後のバスのシーンにも、なかなか感動した。
だけど、うーん......それ以上のコメントが思い浮かばない。
まだ俺は、良介(トータス松本)の死を引きずっているのかも。
ごめんなさい、リタイアします。
久保先生の出方を心配していた俺だけど、最高に「いいひと」だったね。
そして、病気のことを電話でお母さんに告白。肝心の部分で、電話の声を視聴者に聞こえなくしたのは、いい演出だと思ったよ。
次回はいよいよ、みどり先生(矢田亜希子)のお父さん(大杉漣)が、中村先生(草なぎ剛)の病気のことを知る......そして結婚式......
父親なら誰だって、娘の幸せを祈ってる。こんな結婚をすぐに認める訳は無い。でも俺は期待してるよ。
うらら(内山理名)の接客態度は確かに問題だったし、香田(堤真一)がそれを指摘し叱咤したことは確かに会社にとっても乗客の皆さんにとってもプラスになることだけど。
ただ、香田の言い方については、俺も うららと同様に抗議したかった。いくら言っていることが正しくても、その結論として相手の人間性までも公衆の面前で否定するのは許せないから。でもこういうクセって、治らないんだよね、きっと。
最終的には、うららは香田本人に「香田さんのこと許してあげます。」と言い、逆に香田は笑顔で「私は(君を)許さない。これからもビシビシ指導する。」と言っていたね。言葉だけを見ると、反省の感じられない香田を許したくないところだけど、こう考えてみようかと思う。香田に叱咤されたとき、うららは打ちひしがれてしまって余裕が無かったけど、今では香田の言葉遣いの悪さを大目に見てあげられる余裕が生まれ、香田が本当に言いたいことを理解し受け止められるようになった。一方の香田は、内心では「その点は悪かった」と思いつつも言葉には出さず、これからも同じ調子になってしまうけど真意をわかってくれ、よろしく頼む、という意味で「許さない」と笑った。つまり、以前よりも二人は対等になり、お互いを認め合ったと。
うららは、小さい頃から「可愛いね」とチヤホヤされて、その延長線上で CA になったそうで。
そう言えば「美女と野獣」の桜井さん(児玉清)がアナウンサーになったのは、彼女(今は妻)に「声がステキ! アナウンサーになりなよ!」と勧められたからだそうで。
動機が不純でも、立派な職人になることはできるよ。がんばって。
ええと、新海(木村拓哉)と歩実(柴咲コウ)の恋にも(会話上で)進展があったみたいだけど、特にコメント無し。(笑)
前回、感想がすっごく微妙な感じになったところで。
録画失敗しちゃった......これは「運命」なのか? って実は、録画予約をチェックしないまま、多くの視聴者の皆さんと同様「もののけ姫」に夢中になってました。(苦笑)
公式サイトでストーリーをチェックすると、湖賀(藤木直人)と橘百合子(眞野あずさ)のエッチを雛(上戸彩)がこっそり見てしまったとか。そこだけ見たかったかな。(笑)
あとの部分は正直、見る必要が無かった感じ。次回の方がポイントかもね。
(この回は見ません。月イチぐらいで見ます。)
桜井さん(児玉清)、カッコイイ! スタジオに入ってくるところとか、カッコ良すぎて涙が滲んでしまったよ。
ルックスがカッコイイとか、そういうんじゃないんだよね。(もちろんとってもシブくてダンディなんだけどね。)
鷹宮真(松島菜々子)の凛とした立ち姿とは違う、静かな重み、まさに「アンカー」という雰囲気が良くてね。
立てこもり事件が無ければ、桜井さんは予定通り JBC を辞めていたのだから、単なる「偶然」とも言えるのだけど。
俺のような素人な視聴者に対しては説得力ありまくりの現場生中継シーンを見せられると、「必然」だと思えちゃったり。
最後、ちょっとマイケル富岡を罵倒しすぎな感じがして嫌だったんだけど、桜井さんのカッコよさに免じて許そう!
児玉清さんと言えばパネルクイズの司会者なんだけど、先日たまたま見たんだよね。そしてドキドキしちゃった。
何がって、あの物静かな桜井さんが、回答者のデットヒートに少し興奮していたり、大き目のリアクションを見せたり、それでいてクイズの答えを説明するときには、今回と同じように詳細な知識を披露してみせたりして(←ってそりゃあカンペだろ! (笑))、やっぱり「アンカー・桜井さん」だったもんだから。いやあ、ドラマに毒されっぱなしだね。(笑)
ゲストの熊川麻美役は、雛形あきこさん。
石田良子役の須藤理彩さんもカバ顔だけど、雛形さんも見事なカバ顔だよね(←ご本人が昔から言ってます)。(笑)
そんな雛形さんだけど、最近はすごく怖くて嫌味で憎たらしい感じの役が多くて、しかもそれがメチャメチャ似合っていたりして。
7〜8年前には大変お世話になったことなんて、恥ずかしくて言えません。(苦笑)
あと、実は子供をさらっていた児童相談所職員・福西怜子役の山下容莉枝さん、初登場時から怪しさ抜群。(笑)
この女優さんも、思い詰める系の役をやらせたら右に出るものが居ないねぇ。
「乳母車を足で蹴った」イコール「胸に子供を抱いていた」というのは、俺にはすぐわかっちゃった。(みなさんもわかっただろうけど)
それと、福西怜子が子供をさらったことについても、熊川麻美の言葉「あなた子供産めないんでしょ?」と、演じている女優さんからして、すぐわかっちゃった。
だから、「謎解き」という意味では、ちょっと物足りなかったんだけど。
良子(須藤理彩)をこれ以上巻き込むまいと、有働がわざと良子を怒らせて、良子が弁護士事務所を出て行こうとしたときに、清十郎さん(大滝秀治)が良子にパチンコの景品袋を渡し、それを持った良子が事務所の扉を蹴り、それを見て有働が「乳母車を足で蹴った」謎に気付いたあたりがすごく見事で、さらに、ここが大事なんだけど、そんなウヤムヤで良子が出て行かずに済んだというのも、すごく嬉しく感じてね。
そう、俺は謎解きよりも、登場人物の存在感とかお互いの信頼関係とかを感じさせてくれる方が好きなんだよねー。そっちの方が大事。
有働がハンカチで何かと払ったり拭き取ったりするしぐさも、すっかり自然でさりげないものになっているね。ハマってるよ。
有働の妻が亡くなった原因も、毎回少しずつわかって来ているねー。
まだ一度も顔を見せていない有働の娘が、もしかしたら終盤には出てくるかな? なーんて期待もしていたりして。
ストーリーとしては、「第2部」「新展開」といったところなんだろうけど。
やはりまだ俺としては、良介(トータス松本)が居ないことが辛くてねー。
俊介(海東健)が「俺にも部屋をよこせ!」と不平を言えば、もし良介が生きていたらどう工夫しても無理だったんだけどね......なんて思ってしまったり。
そういう意味では、荒巻家の誰よりも情けないヤツかもしれない。＞俺
健介(小栗旬)が彼女に電話で「大学に合格したら迎えに行く」と言っておいて、
大学の受験が終わった直後に迎えに行ったものだから、ちょっと「?」となったりして。
まー細かいことを言えば、「迎えに行く」前段階として、ヒモの彼氏に会いに行ったのだ、とも言えるけど。
いずれにせよ、辛いねぇ。
先週の時点で既に、彼女がヒモの彼氏の前で笑顔を見せていたのは見ていたから、健介もある程度は覚悟していたとは思うけど、
「あんなヒモだけど、やっぱり好きなの。(意訳)」なんてハッキリ言われちゃさ。
こういうのはどうしようもないことだって、さすがに俺でも痛感しているしねー。
特に女性の気持ちは、理屈で「おかしい」と言ったってダメなんだよね。
自分に言い寄って来る男はどうしてもダメで、自分が好きになる相手はいつも妻帯者であるとか。
自分にとことん優しい男では物足りなくて、暴力を振るって自分勝手な男に惹かれてしまうとか。
しかも、懲りないと言うか、ダメだとわかっていてもまた踏み込んで、また後悔していたりとか。
ま、「そういうのも『幸せ』なんじゃないの?」なーんてね。
あ。ここで「フラれる男にはそもそも魅力が無い」とか「女は親切な男より勝手な男に惹かれがちである」といったことを問題にしているのではないので注意。
とりあえず健介が「辛いけどスッキリした」様子だったのは救いかな。
みどり先生(矢田亜希子)は、自分の家で夕食をこさえて中村先生(草なぎ剛)のアパートを訪問、一緒に夕食を。
さらになんと、そのままお泊りして朝を迎えていたりして、ビックリ仰天。
さらに驚いたのが、秋本宅で父親(大杉漣)が朝起きると、みどり先生が家に居て朝食を準備済だったこと。
その上ちゃんと「朝に帰って来た」「コーヒーだけ飲んで来た」と父親に告げていたりして。
父親としては複雑な心境だったろうけど、娘を信頼しているのは確かだし、頼もしい娘だよね。
後日、早くも中村先生にプロポーズしてしまうあたりは、頼もしいと言うよりも「怖い」ぐらい。
もし矢田亜希子ちゃんみたいな子にいきなりプロポーズされたら、「ドッキリじゃないか!?」と思うかも。(笑)
そんな頼もしい みどり先生だけど、さすがに「余命10ヶ月」の重圧をまともには受け止められなかったみたい。ビデオ日記を見てしまった みどり先生にとって、中村先生が「実は...」と切り出す様子は堪らなかっただろうね。普段はいつも優しくて落ち着いた雰囲気の彼女だから、取り乱して出て行って大泣きしている様子には、胸が締め付けられたよ。
今回、みどり先生は中村先生の病気のことを知り、いずれ父親もそのことを知るだろうけど。
でも確信できるのは、二人ともそれを理由に別れ(させ)ようとはしないだろう、ということ。
そう言えば、中村先生のお母さんも、まだ病気のことを知らないんだよね......
息子が生まれたときの気持ちを話してくれたお母さん......
辛いけど、やっぱり病気のことを知らせるべきだよ。＞中村先生
麗子先生(森下愛子)が、中村先生の薬がどんなものかわかったのは、「亡くなった祖母が同じ薬を飲んでいたから」だそうで。なるほど。
自称「口が堅い」麗子先生だけど、「知っている辛さ」に耐え切れなくて、久保先生(谷原章介)あたりに話してしまいそうな気がするねー。そうすると久保先生は「余命10ヶ月である中村先生と付き合っていたら、みどり先生が不幸になる!」なんて使命感(実は建前)に燃えちゃいそう。どうなることやら。
まあ、久保先生こと谷原章介さんは「笑っていいとも!」出演時に、「僕はいつもフラれる役ですけど」と言っていたけどね。(笑)
夫が亡くなった女性を何とか落ち着かせようとした富樫さん(黒木瞳)だったけど、「ご主人は亡くなったんです」から始まる話は、少々荒療治気味だったね。もちろん、富樫さんが精一杯、誠心誠意で女性と向き合っていたから、最終的に女性は落ち着きを取り戻してくれたんだけど、ちょっとハラハラしちゃった。
でも、正解はわからないよね。そういうことを、どう話したらいいのかなんて。
悔しいけど、この回は一応、楽しめてしまった。
当初からの期待通り、紅子(ソニン)がレイプされたり。
当初から湖賀(藤木直人)にせまっていた江沢真美(蒼井優)が、実は黒幕だったり。
江沢真美とホスト・悠次(成宮寛貴)の策略に対して、湖賀は反撃するどころか、余命僅かであることまでバレてしまったり。
この辺の「圧倒的な絶望感・敗北感」というのを、ジリジリしながらも楽しんでしまった訳で。
でもこれって、脚本・野島伸司の常套手段であって、何にも新しくないと思う。
その常套手段が、雰囲気作りのための「良い調味料」であるのならいいが、
このドラマではその調味料が、メインディッシュになってしまっている気が。
やっぱりこのドラマって、インサイターさんが 2003/2/11(火)付で書いておられるように、もう「失敗作」なのか!?
楽しめてしまって、それが悔しくて、そうすると、
「いくらヤクの取り引きに関わっているからって、悠次が湖賀の薬のことをすぐに判るのはヘンだ」
なんて、難癖をつけたくなったり。
(この回は見ません。月イチぐらいで見ます。)
やったー! 悪徳政治家(石田太郎)にパンチいっぱーつ!! 現実にはどうかなんて関係ねー! とにかくスッキリ!
いやー、勧善懲悪のわかり易いドラマだよねー。やっぱこういうストレス解消ドラマも見たいよ。
そんな俺にとっては、鷹宮真(松島菜々子)と永瀬洋海(福山雅治)が復縁しそうな気配って余計かも。(笑)
久瀬さん(渡辺いっけい)が麻雀人脈でもってスクープを獲得したのも、要チェックだったね。
ていうか、ホテルに駆け込んだ永瀬には、会社に居場所を連絡する余裕も無かったようで。
ボディガードの右の人には期待してたんだよねー。彼がしたことは、永瀬を黙って部屋に入れたことと、永瀬が政治家を殴ったのに「何も無かった」と刑事に言ったことだけなんだけど、それで精一杯だったのかも。きっと今まで何人もの女性が餌食になるのを、外でじっと耐えていたんだろうね。政治家が女性たちを筋肉以外の腕力でねじ伏せていたのと同様、彼もねじ伏せられていたんだと思うよ。きっと面と向かって抗議したこともあったけど、「奥さんやお子さんが幸せかどうかは、君次第だがね。」とか何とか言われたりして。
それに比べると、ひとりモンの永瀬は、少なくとも筋肉という意味での腕力は発揮できた訳で。でも、鷹宮真は危なかったね。彼女だって体力的には決してオヤジに負けないはずだけど、立場上、抵抗できそうも無かったんだから。JBC 上層部も、承知の上で鷹宮を「売った」気配があったし......ダイヤモンドテレビが強制捜査をスクープできたのも、スタッフの女性を「売った」からみたいだし......永瀬が政治家を殴ったあとに警察が来なかったら、二人ともただでは済んでいなかっただろうし。怖い怖い。
しっかし政治家役の石田太郎さん、「ダブル スコア」に続いての悪徳政治家役で、しかもまたもや最後に「ギャフン」。見事です。(笑)
もちろん石田さんはこんな役ばかりじゃなくて、NHK 月9 で放送中の「風子のラーメン」では、亡くなった優しい夫役だったりするんですよ。
この回は、どういった訳か見るのに苦労したんだよねー。オンタイムで見ていたときには途中で雑用が入ってしまったし、後日にビデオで見直したときにも睡魔に勝てずにウトウトして何度も巻き戻してそれでもダメだったし。前回がちょっと「あれ?」という印象だったこともあって「リタイアする運命か......」とも思ったけど、気を取り直して「三度目の正直!」で、何とか見終わることができたという。
で、その甲斐はあったかというと。
真犯人である息子(モロ諸岡)をかばうために、被害者である父親が細工をしていたこととか、
自殺して意識不明の息子が、有働(阿部寛)の話「お父さんは、あなたを愛していたんですよ。」を聞いて涙を流したこととか、
最終的には冒頭のお葬式シーンに繋がっているあたりとか、
まだちょっと「ムリヤリ」「お決まり」的ではあるのだけれど。
有働の口癖「思った通りだ」が、なんか苦しい場面で使われることが増えているのは笑えるし、
沢登検事(松重豊)の「国選弁護人!」に対して初めて「有働です! いい加減覚えてください!」と法廷でツッコんだのもナイスだったし、
冒頭で有働が「このスーツは似合っている!」とトンチンカンなことを言っていたのが、実は妻と娘が見立てたスーツだったりしたし、
前回よりは良い印象だったね。
この調子で、次回もがんばってちょうだい。←偉そう
良介(トータス松本)が死んじゃった......死ぬまでの描写も一切無しで、「1週間後」って......
ドラマのタイトルからは想像できなかったハードな展開にショック。
考えてみれば、白血病が(いろんな種類があって比較的軽度のものだったとはいえ)回復に向かったことが奇跡的で、その代わり、と言ったら残酷だけど、その代わりに今回の不幸な交通事故に遭った、とも言えるけど。野球のボールが車道に転がって行ったのを追いかけてしまったという、子供みたいな注意不足が原因、とも言えるけど。それにしても、そのまま死んじゃうなんて......「運命」って言うにはあまりにも......
終盤で、良介が残した遺言ビデオのおかげで少しは救われた気がしたけど、それにしても。
嫁と姑のケンカが絶えず、息子かつ夫の良介がいつもハラハラあたふたしているホームドラマ、だと思っていたんだけど。
そうじゃない方向に行っちゃったね。
良介亡きあと、俊介(海東健)が徐々に荒巻家の大黒柱へと成長し、やがて たま代と俊介の間に何かが芽生え、でも良介のことを思う二人は踏み出せず......てな展開になるのかな? で、夢の中や枕元に良介が現れて、あの笑顔で二人の背中を押すとか。
余談だけど、よし江さん(水前寺清子)が料理した生焼け弁当が、荒巻弁当の評判をどれだけ落としたのか心配。(笑)
みどり先生(矢田亜希子)にキスされたときに打ち上がった花火って、中村先生(草なぎ剛)の心境を表しているような。
あの超速恋愛ドラマ「ロミオとジュリエット」でさえ、キスを仕掛けたのはロミオの方からだというのに。
そのジュリエットでさえ「でも私たち、出逢ってまだ数時間しか経ってないのよ!?」と戸惑いを見せていたのに。
いったん「この人!」と決めたあとの みどり先生って、すごく積極的な上にアッケラカンとしてたよねー。
あ。「出逢って数時間」については、ドラマ 5話分 = 5時間ってことでひとつ。(←ムリヤリ〜)
とにかく、女の子の方からキスしてくるなんて羨ましすぎ。しかも相手は矢田亜希子ちゃん。
そりゃー嬉しいわな。でも舞い上がっていてばかりじゃあイカンよ。
ボーッとしていて気が付くと、なぜか結婚して一緒に暮らしてるってことになりかねないから。(笑)
ってまあ、それでいいんだけどね。「余命 1年」でさえなければ......
麗子先生(森下愛子)は、中村先生が給湯室に忘れて行った薬を見つけ、さらにその薬がどういうものかがわかったらしい。
うーん......英語の先生なのに何でわかるの? 一時は薬剤師を目指していたとか、薬マニアだとか?
新海くん(木村拓哉)、ちょっと職権乱用しすぎじゃない? (笑)
歩実(柴咲コウ)を心配するあまり、彼女が初めて乗る便の副操縦士の席を安住くんからムリヤリ奪っちゃうとは。
ま、いいけどね。安全に飛んでくれるなら。
「ぶっちゃけ」って、重要な場面に意識的に入れているそうだけど、でも「ぶっちゃけ」て。
ウチの妻は「『今までは隠してた or 嘘を言ってたけど本当は』って意味でしょ? だったら最初から言えよ!」ってツッコんでたよ。同感。
湖賀(藤木直人)と担当医・橘百合子(眞野あずさ)のベッドシーンが食い足りない。少しは動くとか、もっとヤらしくしてくれ。そうすれば、湖賀と雛(上戸彩)との関係に対して百合子が距離を置いて「駆け引き」することで、逆に湖賀の気持ちを惹こう、自分に依存させよう、としていることが際立つと思うんだよ。やっぱ、カラダのチカラって凄いからね。
湖賀の左手首に何本もの切り傷、ね。今更驚くことでも無い気がするけど。
まあ加津(宇野なおみ)は、納まるべきところに納まったということで、置いておくとして。
葉子(野村真美)が宗方さん(井上純)と結婚することにしたとか何とか。動機がとっても不純で、ロクな仕事の依頼が無くてやっていけないから経済的に心配の無い宗方さんと結婚しちゃうかぁ、別に好きって訳じゃないけど、という後ろ向きな雰囲気。長子(藤田朋子)も「求めてられて結婚するんだからいいんじゃない? ラクできそうだし。」ってな感じ。
そのあとの二人の会話を聞いていると、宗方さんが愚弄されっぱなしで、なんともはや。まー宗方さんはお金持ちだから、悲惨なことにはならないでしょう。ってまあ、お金持ちでも「真珠夫人」みたいなパターンもあり得るか。(笑)
「ながら見」しちゃった。(苦笑) 初挑戦の Perl と格闘していたら、なかなか終わらなくて。
で、ながら見だったけど、面白そうな雰囲気は伝わってきたね。前半で鷹宮真(松島菜々子)が雪乃ちゃん(白石美帆)とマフラー編み談義していたとき、雪乃ちゃんのツッコミに間髪入れず鷹宮こと松島菜々子が「悪い!?」と凄んだところでは、ウチの妻が「うわ! これ演技じゃないよ!」と笑っていたりとか。久瀬さん(渡辺いっけい)が昔取った杵柄でハンディカメラを担いだのはいいけど、腕が鈍っていて寄り過ぎてしまうところとか。最後の方で、雪乃ちゃんが屋上カメラの支柱を力づくで捻って壊して、みんな「うわー弁償だー」と言うと、鷹宮が「そんなもん、いくらでも払ってやるわ!」と言ったりとか。
ニュースのスタッフたちも俺も、時間と戦い続けた 1時間でした。
うーん......先週の盛り上がりは何だったんだろう。なんか今回は、火曜サスペンス劇場とかを見ているような印象だったなぁ。
殺人を隠すために窃盗を偽装したこと。それを、娘がついた嘘から気がついた有働(阿部寛)。
手首の包帯の下には、皆が期待した「切り傷」ではなく「コインロッカーの鍵」があったという意外性。
「窃盗犯を弁護した結果、無期懲役の判決」という冒頭を「なるほど」と思わせるラスト。
悪くは無いんだけれども。
ふと「貧乏な実家から通うホスト」じゃダメなの? って思ったけど、まーホストは公私共にホストじゃないといけないんだろうねー。
もともとルックスだけじゃなく頭もいいという俊介(海東健)だから、心配は要らないと思うけどね。
で、白血病の病状が良くなって一時退院した良介トータス松本)が、今度はバイクにひかれそうに......って「つづく」なのぉー!
次回予告に良介の姿は無いし、どーすんだよ、この不安な気持ち。
妊娠騒ぎを起こし(= 心当たりがある性行為を平気で行い)、医者になりたいのは金のためだけど実情は違うからやめると言い、階段から落ちたのを中村先生(草なぎ剛)に突き落とされたからだと嘘を言った憎々しい男子生徒と、そんな息子を信じて疑わない親馬鹿な母親......どっかで見たことあるなーと思ったら、昨日までやっていた「緋色の記憶」の濱田直行(市原隼人)と野坂奈々(銀粉蝶)じゃん! いや、ストーリーには関係ないんだけど。
今回の中村先生には良い意味で草なぎ剛くんらしさが溢れていたなぁ。ドラマ「TEAM」にも通じるような。
ラスト、みどり先生(矢田亜希子)が、久保先生(谷原章介)との約束をキャンセルして、中村先生を慰めに来たねー。
「慰め」って言うと失礼かな。「あなたは間違ってない」という正当な評価を伝えに来たんだから。
大切な人に正当に評価されるのは嬉しいものだし、本人の成長を促すことだと思うなぁ。
まぁそれも、ずっとそばに居て見守れる環境(=同じ職場)だったからこそ、なんだろうけどね。
そして、みどり先生が注文したのは「砂肝」。第1話で彼女は、中村先生に「砂肝が好きなんですか?」と訊かれて、そうじゃなくいろんな種類が食べたいんだと言い訳していたけど、実はやっぱり砂肝が好きだったんだね。なんか、いいね。
終わってみて......当初の目的である「鈴木京香さんを堪能する」という意味では、まぁまぁだったんだけれども。
うーん......45分間×5回ではなく、3時間ぐらいで 1回、せめて 2夜連続で 2時間×2回が適していたんじゃないかと。
繊細な雰囲気が持ち味のドラマであり、視聴者が感情移入できていないとそれを感じられずに価値が半減してしまうから、「ながら見」なんてもちろんダメだし、見る前の心の準備も必要。なのに、45分経ったら 1週間も待たなければならない。これはちょっと辛かった。
現在の濱田直行(夏八木勲)が最初に結論に近いことを言ってドラマが始まり、当時と現在を行き来してストーリーが進行して行ったけど、これも上記との合わせ技だと辛かった。週一であれば、視聴者側に予備知識を与えずに時系列で進行していく方が楽だったと思う。「現在(の濱田直行)」が割り込むのはナレーションのみとか。それだと「持ち味」が発揮されないんだろうけど......
要は、見るのが難しいドラマだったということ。テレビ イコール 楽チンなものとして扱っているこちらも悪いんだけどね......
うーん、何も目新しくないんだけれども。
見る人によってツッコミどころは色々で、そこで楽しめればいいのかなぁ。
木村くんが好きな人にとっては、ここ数作の彼とは違って感情的なキャラが魅力だろうし。
安住くんに注目するという手もあるし。「こうやって頑張っても月給なんだろうなぁ」とか。
マンションの隣人のユンソナのトコで木村くんと一緒にツッコんでもいいし。でもイマイチ「おまけコーナー」になり損ねているような。
いかりや長介さんと木村くんが「...って伝えろ」と会話してるのって、何か他のドラマでも見た気がするなぁ。
ウチの妻は、というと。
ドラマ中に出てくるお店を当てようとしたり、第1話でも登場した川沿い(?)のシーンが「どこだろう? 月島かも!」と予想したり、
「パイロットとスチュワーデスはよく見るけど、パイロットと整備士って珍しいねー。」と面白がったり、
「柴崎コウは若い頃の中谷美紀に似てる」説を提唱したり、
そんなに背が高くない木村くんが長身に見えるほど小柄な内山理名ちゃんを見て「スチュワーデスには身長制限(160cm らしい)があるから彼女みたいな人は居ないね。実際の採用段階では 165cm 以下の人は採らないみたいだし。」なんて豆知識を披露してくれたり。
ドラマ以外の部分で楽しませていただきました。
ストーリーは、というと。
嫌がらせとしか思えない香田一樹(堤真一)の仕打ちが、実は新海元(木村拓哉)の成長を考えてのことだった......てことなんだろうけど、それにしたってあんなに神経を逆撫でされる言い方をされたら、ありがたみも帳消しって感じで嫌だったなぁ。まー最近はその辺ですぐ打ち解けちゃうドラマが多いから、このぐらいハッキリと敵対し続けている方がコシがあっていいのかもしれないけど。
今回は要するに、湖賀郁巳(藤木直人)は町田雛(上戸彩)に何度も「嘘でした。実は死ぬのは僕です。」と告白しようとしたけどチャンスを逃し、雛が「死」を怖がって自分を頼っていることに感激し、最終的には「嘘をつき続けよう」と決めたって話だね。時間かけすぎ。ちょっと退屈だったよ。
紅子(ソニン)に絡んでくるホストのエピソードは、なんか余計に感じてしまったし。何もったい付けてんだか。
藤村知樹(京本政樹)に体をまさぐられた手島絵美(眞鍋かをり)の、はぐらかして嬉しそうな様子にも「なんだよ、とっととやっちゃえよ!」と不満だったし。
湖賀が「かわいそうに」と繰り返すのもクドかった。おかげでちょっとだけ口癖になっちゃったじゃないか! (苦笑)
まー今回は裏番組が「千と千尋の神隠し」だったから、どんなに面白くても負けは見えていたんだけど。
今回をきっかけに離れていく人が多くなるんじゃないか、ドラマもそれに合わせて失速するんじゃないかと不安。
(この回は見ません。月イチぐらいで見ます。)
ダイアモンド TV さんは、試合に勝って勝負に負けたってか。
約束通りスタッフ全員になんか高ーいお店で驕ることにした鷹宮真(松島菜々子)だけど、彼女の年棒から言ったら、たぶん大した額じゃないんだよねー。(笑)
今回の主役・戸渡こと八島智人さんの情けなさ・頼りなさは、いい感じだった。
もともと「トッチャン坊や」な風貌ではあるけれど、それを活かし切っていたよね。
そして、戸渡が腰にぶら下げたままのホームビデオで撮影した映像を、ニュース映像に仕上げていく編集作業には唸ったね。
ポイントでスローや止め絵を使い、聞き取りにくい言葉にはテロップを入れて。同じような編集処理を施された同時多発テロの特番を思い出したなぁ。
見ている方は、ライブ映像をそのまま見た気になっているけど、ちゃんと編集「意図」が入っているんだよねー。凄い。
石田良子(須藤理彩)は有働(阿部寛)に向かって「どうしていつも人を傷つけるようなことばかり言うんですか!?」と言っていたけど、俺には有働の言葉にそういう印象は持たなかったんだよなぁ。今回の主役である少年を母方の実家に送り届ける車中でも、憎まれ口で大人を糾弾する少年にちゃんと向き合っていたと思う。大人の事情を「子供にはわからない」とはぐらかさずに説明しようとしていたし、少年の責めるべきところ(「死ぬ死ぬ」と言っていた辺り)を責めていたしね。使っている言葉はキツいけど、世間でもてはやされているような「毒舌」とは明らかに違う。
その上で少年の 1,000円札を、将来彼を弁護するための契約料(の前金)として「奪う」という優しさも見せていた。
それと共に、有働の妻が、離婚したのではなく亡くなったのだということがわかったり。会を追う毎に徐々に明らかになるんだろうな。
少年は馬鹿じゃない。少年がいる場所は、爆発しても他人を巻き込まない場所であり、両親が知っている場所、つまり両親と一緒に行った思い出の場所......的確な有働の分析。その場所は、少年の部屋で爆弾が爆発した際に燃えかけた絵にも描かれていたけど、爆発によってその絵に注目して欲しい、という意図があったのかもね。
なんとか少年を見つけ出す有働。約束の時刻を微妙に過ぎていたが「その時計は進んでいるぞ」なんて嘘をサラッと言っていたり。
少年に「幸せなひととき」を問われ、娘のケータイのパスワードが妻の誕生日だとわかったときだと答え、少年をいい意味で脱力させたり。もちろん有働は本気だけど。(笑)
そしてそこに、母親(奥貫薫)が現れる。
ダメ母でも、母親は母親。血が繋がっている、ということ......それは幸せなことでもあるし、怖いことでもある。
母親の胸に飛び込んで泣く少年......
有働が言うように、少年にはダメ両親を「捨てる」権利もあるが、彼は「やり直す」という辛い道を選んだ。
法廷で証言すると言う少年。両親とやり直すために......その息子に向かって、かすかな笑顔で頷く母親。このシーンを見たとき、母親役を奥貫薫さんにした理由がわかった気がした。無言でも気持ちが伝わってきたんだから。「渡る世間は鬼ばかり」に出ていた頃の彼女も大したものだと思ったけど、やっぱり彼女を活かすには、こういう役でなければね。
「子供じゃないか」と意義を唱える検察官(松重豊)に、有働は言う。「彼は大人です。」
隅から隅まで印象に残った第2話。ますます有働のファンになった。ええと、貧乏なトコも含めて。(笑)
良介(トータス松本)が倒れた原因は過労と心労のみかと思っていたら、白血病だって? ええー!?
たま代(水野美紀)が一人でテキパキと、無理な注文も含めて弁当屋を続けていたことには、ちょっと感動。
よし江(水前寺清子)が たま代に「良介にはアンタ(=たま代)しかいないんだよおぉぉ。」と泣きつくところや、
良介が「たま代の顔を見たら(頼っちゃって)気持ちが崩れそうで、それを たま代もわかってるから。」と言うところでは、
ちょっと泣きそうになってしまったり。
妻に見られなくて良かった。(笑)
前向きに生きようと決めた中村秀雄(草なぎ剛)は、毎晩、その日を振り返る自分をビデオ撮影することにした。が、どうにも歯切れが悪い。
その理由の一つは、自分が投げかけたメッセージに生徒たちが無反応であったこと。彼は「そう簡単に上手くはいかない。もっとがんばらなきゃ。」という方向に自分を持って行ってたけど、やっぱり本心では、小さくてもいいから何かしらの反応が欲しかったんだろうね。
もう一つは、そう、みどり先生(矢田亜希子)に対する気持ち。「余命1年じゃ恋愛や結婚なんて無理。相手にも迷惑だし。」と自分に言い聞かせていた訳で。
今回彼は、憧れの先生が結婚してショックで登校拒否している女子生徒を励まそうと連日努力。その女子生徒はついに登校する約束をしてくれた。彼の言葉に説得力があったからではなく、毎日家に来る彼に半ば呆れて、根負けした格好だね。でもまあ、説き伏せられるよりも、そういう彼を見て「自分は何を悩んでいたんだろう?」と思い直せたというのは、良かったんじゃないかな。
そんな女子生徒との会話を通して、今度は秀雄が何かを吹っ切って、ついに みどり先生に(正式に)告白。
上記に書いたような「相手にも迷惑だし。」という気持ちがどう変化したのかは、俺には想像できないけど。
第1話で、藤枝粧子(室井滋)が車で水中に転落して死んだとか、誰が車にひかれて死んだとか、けっこう詳しく説明していたと思うんだけど。
俺はまだ顔と名前が一致していなかったから、チンプンカンプンで、そのときはぜんぜん把握できていなかったりして。
何が言いたいかと言うと、俺は「車にひかれて死ぬのは吉住薫(鈴木京香)だ」と思い込んでいたんだよね。
もちろん藤枝粧子は、吉住薫をひこうとしていたんだけどさ。
間違えてひかれて死んだのは、濱田家に引き取られて暮らしていた少女・浅井舞子(秋定里穂)。かわいそうに......
キャプテン(岩城滉一)の突然の腰痛で着陸を任された副操縦士・新海元(木村拓哉)だったけど、ちょっと(かなり)荒っぽい着陸になってしまったようで。同乗していた CA のみなさんはもちろん、今後の敵である香田一樹(堤真一)からも馬鹿にされ、整備士の緒川歩実(柴咲コウ)にまで「下手くそ!」呼ばわりされる始末。それを見ていたウチの妻は「あの程度はしょっちゅうだったけどなぁ。大騒ぎするほどのことか?」とツッコんでいたけど。(笑)
目的地の空港が閉鎖されたため成田に戻ることになったが、乗客の一人が大騒ぎ。もちろん飛行機移動にはこういうトラブルが付き物だからその客が悪いんだけど、なんとか契約を成立させるためにギリギリのスケジュールでやっていたんだろうねー。香田一樹(堤真一)の制止を振り切ってコクピットを出た新海。彼による説得で、その客は、説き伏せられたのではなく、クルーの判断が最善であると納得してくれたみたい。渋々だけど......成田に到着する頃には振替便で間に合うことがハッキリして、そのお客は救われたけど、ふと「間に合わないというパターンも見たかったな」なんて思った俺は酷いヤツかも。(笑)
コクピットを出たことで謹慎処分になった新海。ウチの妻は「パイロットがコクピットを出て寝てたりするの、よく見たけどなぁ。」なんてツッコんでいたり。いや、香田さんみたいな人に見つからなきゃいいんだよ、きっと。(笑)
で、今回の木村くんの口癖は「ぶっちゃけ」な訳ね。
「いかりや長介さんが木村くんのお父さん」というのは、いくらなんでも。
「3年B組金八先生」での「男らしさ」が印象的だった上戸彩ちゃんだから、「普通の女の子」であるというだけで、何か新鮮な感じ。
湖賀郁巳(藤木直人)の主治医・橘百合子(眞野あずさ)は、医者と患者以上のコトを望んでるっぽいね。どんどん行ってちょうだい。(笑)
写真だけ見ていて「別にー」という印象だった蒼井優ちゃん(湖賀にせまる女子生徒役)は、動いて喋っているのを見たら割と怪しげな魅力があったりして好印象。
湖賀の恋人役・小島聖さんは、いつの間にかそれなりの年齢になっていて、いい感じに疲れていたり。一時期はお世話になりました。
藤村知樹(京本政樹)にせまる女教師役・眞鍋かをりさんには、なぜか若さを感じないけど、狙いなんだろうか? それとも周りがみんな女子高生だから?
実は金持ちの令嬢・工藤紅子ことソニンちゃんは、なんかバラエティや歌番組とは違うダサい印象。これも狙い?
この 3人には、隠しても隠し切れない豊満な肉体で、今後がんばって欲しいものだね。
てな訳で、女性陣が今後の見どころかなぁと思った第2話でした。
ストーリーはというと。湖賀と主治医・橘の話を、雛が自分のことだと勘違いして、湖賀がその勘違いを放置プレイして、か。
まあ「勘違いを正すこと」イコール「自分が余命半年と告白すること」だから、とっさにはそうするしかなかったのかもしれないけどね。
(この回は見ません。月イチぐらいで見ます。)
番組終了後、ウチの妻は「松島菜々子がキレイに描かれすぎ。つまんなかった。」だって。
確かに鷹宮真(松島菜々子)が「正義の味方」すぎたかもね。
しかもそれを「視聴率のためです」と言い訳していたのが、逆に奥ゆかしすぎて嫌味というか。
まーでも俺は、共通の敵(TV局上層部)を前に一致団結したスタッフたちの姿、みたいなベタなのって割と好きだし、
騒然した中で腕組みして凛と立っている松嶋菜々子さんってカッコいいなー、と思いながら見てたよ。
松嶋菜々子さんの、聞き取り易くて耳心地のいい声もけっこう好きだし。元同期の Iくん曰く「アニメ声」。
そんなこと言ってたら、妻に「オタクだね」って言われちゃった。Iくんもオタクだって。(笑)
まー確かにオタクかも。
ニュース番組の現場もある意味「戦場」だからネルフ本部に近いものがあるし、やっぱりミサトさんを髣髴(ほうふつ)としてしまうよ。
声も似てるから、実写版ならミサトさんは松嶋菜々子かな? とか言ったら「胸が以下略」とか言われそうだけど。(笑)
いいねー。弁護士・有働和明こと阿部寛さん。
相手の心理状態を得意げに分析してみせるけど、肝心の部分で外しているところとか。
自分の触ったトコや、他人の肩の上の埃を、すぐ掃いたがるクセとか。作り手の誰が思いついたのか知らないけど、何か癪に障っていい。(笑)
実は年頃の娘がいて、その娘が読んでいる雑誌を没収してポストイットを貼りまくりつつ「わからん」と言っているのもいい感じ。
謝金取立てに来た銀行OL・石田良子(須藤理彩)を「下膨れのロバ」呼ばわりしていたのもナイス!
須藤理彩さんになぜかいつも惹かれていた自分に今まで納得できなかったんだけど、これでスッキリ!
そうかー「下膨れのロバ」かー。そう定義した上であらためて彼女を見ると、なんと魅力的なロバなんでしょう。(笑)
ストーリーの方は、小さい工場で働く赤倉俊哉(今井翼)が、雇い主である社長にハメられ殺人犯にされそうになる話。
善人ヅラした社長だったけど、実は不況の重圧に耐えかねて道を踏み外して、しかも開き直っていたという。
かわいそうに。いや社長が。元から悪人だった訳ではないと思うんだよねー。
開き直る社長を思わず殴ろうとした俊哉に、横から割り込んで代わりに社長を殴る有働。優しさは隠せないって感じ。
で、有働弁護士は「思った通りだ」が口癖な訳ね。
ふーん。家庭裁判所ってあんな感じなのかぁ。ていうか、明石家さんまさんが弁護士やってたドラマでも見ていたんだけど忘れてたよ。(笑)
他人の家庭の事情を真剣に聞いてあげてアドバイスしなきゃいけないなんて、家裁の担当の人も大変だねぇ。
やっぱり良介(トータス松本)、倒れちゃったねぇ。
ホストの弟のこと、妻の流産のこと、別居すると言い出す母と妻......そのすべてについて「もっと俺ががんばらなきゃ」って思っちゃって、心労が重なっちゃったんだなぁ。
まあこれをいい機会と考えて、ゆっくり休んでちょうだい。周りの人たちも、ゆっくり休ませてあげてね。
崖から海に飛び込む秀雄(草なぎ剛)。予告で見ていたときには、てっきりイメージ映像だと思ってたんだけど、本当に飛び込んじゃったんだねぇ。びっくり。
でも、捨てる神あれば拾う神ありで、助かっちゃった。ていうか、これを「拾われた」とか「助かった」と言っていいのかは微妙かもしれないけど。
とにかく、いろいろあった結果、秀雄は「残された時間を、前向きに生きていこう」と決意した。
この「」って括った言葉って、それだけ聞くと嘘臭いお説教のように聞こえてしまうけど、
第1話・第2話の彼を見た後だと、少し重みを感じる気がする。
で、問題は、「前向き」って空回りし易いってこと。どうなるんだろう。
ストーリーは見てないんですが。
吉住薫(鈴木京香)と藤枝利樹(國村隼)の、夜の池のボート上でのキスシーンが、けっこう長くて。
TVドラマでキスシーンが長いと言えば、ええと、江角マキコと藤木直人が出てたフジ月9のヤツだっけ? とにかくアレ以来。
長いだけじゃなくて動いていたしね。けっこう興奮しちゃった。(笑)
で、妻にキスしようとしたら避けられた。(苦笑)
うーん、ラストがなぁ。
霧海杏子(真中瞳)が書いた記事は、確かに写真週刊誌を買った人が読んだら「つまんねー!」記事なんだけど、だからって編集長(宇崎竜童)にその記事をポイッと不採用にされては、第1話で霧海杏子が「犯人の本当の気持ち」って何? って感じで。逆に編集長が霧海の記事のいい部分を見つけて何か言ったとしても「ご都合主義なドラマだね。(苦笑)」としらけたんだろうけど。
そもそも車で飛ばしたおかげで「セーラー服と機関銃」みたいに「快・感!」となってそれで犯人の気持ちが理解できたなんて、こじつけもいいところだと感じたし。要するに、たぶん題材的に、どう工夫されても面白くない、見ていて辛いだけ、て感じで。もちろん俺にとっては、だけどね。次回も見たいという気持ちには、ちょっとならなかったなぁ。
ウチの妻はもっとシンプルに「真中瞳じゃ見る気しない」だそうで。(笑) 俺はそんなことないんだけど、上記のような理由で、リタイア。
録画失敗しちゃった......チャンネル間違えた。(泣)
まず公式サイトをチェックしたけどイマイチ雰囲気が掴めなくて、いろいろ探していたら、インサイターさんの 2003/1/13(月)分に雰囲気バッチリの解説を発見! なるほど! これで次回から見始めても大丈夫かも! 特に最後の「少なくとも...」に大安心。(笑)
インサイターさんはドラマ専門じゃないけど、俺も首をひねりながら結局最後まで見てしまったドラマ・「ロングラブレター〜漂流教室」の特集ページがあって、ドラマ終了後に読んだ俺は思わず膝を叩きまくっていたんだよね。今シーズンは「高校教師」に注目されていたんですね。助かりました。感謝します。
(この回は見ません。月イチぐらいで見ます。)
SM プレイ好きの男との件、「記事にすれば良かったのに」と思った。(笑)
ウチの妻は、セリフのいくつかで共感っぽい笑い声を上げていたなぁ。
例えば、「女は自分の不幸話を他人に聞いてもらいたがるが、他人から不幸呼ばわりされるのは嫌なのだ。」とかいうヤツ。
うまくツボを付いているんだろうね。さすが Hanako 連動企画といったところかな。
ええと、面白いかどうか以前に、経験不足で努力不足なダメ男である俺の場合、見ても一言もコメントできそうにないので、ドラマ雑記からは外させていただきます。
テンポが良くて痛快だったねぇ。CM 中に待ち遠しさを感じたのは久しぶりかも。
鶴巻さん役に「詳しくはホームページで!」の志賀廣太郎さんはピッタリだったし。
桜木さん役の児玉清さんが、下ネタバラエティ番組の告知を読んだのにも笑ったし。
久瀬さん役の渡辺いっけいさんは、「やっぱり!」なキャラだったし。
えーと、ストーリー自体に一言もコメントしてませんが(苦笑)、「見る」に決定です。
流産した たま代(水野美紀)を気遣っている姑・よし江(水前寺清子)という心温まるラストになるかと思いきや、いきなり たま代が「これ訴状です! 告訴します!」と言い放ったのには驚いた。続きがちょっと気になるかも。
よし江には両親が居ないみたいだけど、その辺をあまりお涙頂戴的には描いて欲しくない気が。
妻と母に板挟みになっている良介(トータス松本)の気持ちって俺にはわからないけど、どうなんだろうね。いや、経験したくはないけど。
一応、第2話も見てみるつもり。
重い。重いねぇ。
それにしつこい部分も。余命 1年と知り呆然と街を歩く秀雄(草なぎ剛)がポケットティッシュを受け取り続けるところとか。
若い 4人組にカツ上げされてボコボコにされる場面も、経験があるだけにちょっと身につまされたりして。
ある人には「襲われる方が悪い。私でも襲いたくなるし、ホイホイお金を出しそうに見える」と言われたり。
生き方も含めて、悪い意味で、秀雄に自分が見えてしまって辛かったねー。(←これって作り手の作戦にハマっちゃってる?)
そうじゃないほとんどの人の場合でも、見ていてイライラして仕方なかったんじゃないかな。
でも、なんて言うかなぁ。失恋したら中島みゆきを聴いてさらに落ち込むとスッキリするとか、それに近い感じもあって。
つまり、「こうやって無事に生きている俺って幸せ」って言うか。自分より不幸な人を見てそう感じるのってどうかとは思うんだけど。
次回は秀雄がヤケになって豪遊してしまう話らしいから、ちょっと展開見えちゃうんだけど、一応、録画だけはするつもり。
ええと、このドラマを見る目的は、推理とかサスペンスとかいう要素ではなくて。
純粋に、吉住薫役の鈴木京香さんを堪能したいからです。
で、2話分を見終えて、けっこう満足していたり。
ノースリーブに加え、けっこう大きいけど年相応の高さの胸をあえて「寄せて上げて」いない姿とか。
逆に、藤枝家訪問時の普段着姿の場合は、割と「寄せて上げて」いたりとか。
自分の部屋で、靴を脱いでタバコをふかす様子や、塑像に粘土を盛り付ける様子もなかなか。
うーん、見る目が不順。
言葉は悪いけど、熟して今にも腐り落ちそうなのになかなか腐らない危うい魅力が、彼女にはあると思います。
もしウチの妻が見たら「彼女も老けたねー」で済んでしまうので、こっそり見てます。(笑)
そんな訳で、もう一方の彼女主演コメディドラマ「熱烈的中華飯店」は見ないことに。
不破(西村雅彦)の身代わりになってコップの水をかけられる健太(坂口健二)。女性が健太に向かって主語ナシで怒鳴り泣き叫んでいれば、泣かせた相手は健太に見えちゃうもんなぁ。それを憧れの彼女(長谷川京子)に見られてしまったりして。言い訳するのもおかしいし。さんまさんなら言い訳しそうだけど。
編集者に騙されかけて警察にお世話になり落ち込んでいる瑞穂(松たか子)に「家に居ていいよ。」と告げた健太こと坂口健二くんの表情......坂口くんって、こんな優しい表情できるんだぁ、と驚いちゃった。
次回以降も見続けるかどうか微妙だったんだけど、登場人物の中で一番魅力的に見えた楓書房の若社長ことカッシーについて、先日「体調不良でこのドラマを降板」と発表されたため、残念だけどリタイアすることにします。ここんトコのフジ月９は、何かに祟られているように不調だねぇ。
※ 2002/12/26(木)以前の放送分は 別ページ です。 ※
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