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ラインナップ(2003/7/7(月)時点): 【月】■僕だけのマドンナ (フジ) ■14ヶ月〜妻が子供に還っていく〜 (日テレ) 【水】■幸福の王子 (日テレ) 【木】■Dr.コトー診療所 (フジ) 【金】■STAND UP!! (TBS)
途中リタイア: 【火】■ウォーターボーイズ (フジ) 7/1放送 第1話まで ■クニミツの政 (フジ) 7/1放送 第1話まで 【水】■ひと夏のパパへ (TBS) 7/2放送 第1話まで 【木】■愛するために愛されたい (TBS) 7/2放送 第1話まで
最初から見ない: 【日】元カレ (TBS) 【木】■菊次郎とさき (テレ朝) ■高原へいらっしゃい (TBS) 【土】■すいか (日テレ) 【他】■21時・22時台以外 ■時代劇 ■NHK
以下でタイトル右の「KW: xxx」は、各話を思い出すためのキーワード(自分用)です。
途中がかなり歯抜けになっていてすいません。
競技場で するみ(長谷川京子)を「するみぃ〜!!」と呼び、熱く愛の告白をするキョン(滝沢秀明)。美しい滝沢くんだけど、2本の前歯がちょっとズレてるのが、ずっと気になってしまったり。美しいだけに……て話が逸れた。
するみがキョンの告白を受け入れると、もーキス三昧。羨ましいったらありゃしない。(泣)
よくまとまった最終回だったんじゃないでしょうか。各登場人物の行く末もハッキリしていたし。
特に良かったのが景子(島谷ひとみ)。
サバサバした今どきの女性を装いつつも、密かにキョンのためにデカく「Ｋ」と編み込んだ恥ずかしいセーターを製作していたり。
自分から身を引いたものの諦めきれずにキョンの家の近くまで来たら、ちょうど出掛けるキョンの後姿に遭遇し、するみに逢いに行くのだと直感し、寂しい笑顔を浮かべて引き返したり。
隆志(小泉孝太郎)を相手に飲んでグチっているとき、「お前はいいヤツだよ」と慰められたら「いい『オンナ』でしょ!?」とツッコんだり。
キョンのためのセーターに、小さく文字を貼り込んでムリヤリ「TaＫashi」にしてしまったり。
そんな恥ずかしいセーターをちゃんと着てみせている隆志もいいヤツだよなぁ。
しずえさん(真矢みき)と倉本さん(森本レオ)は何と逃避行モード! 店やめちゃうのかなぁ。それにしても時代錯誤な格好だったなあ。(笑)
喋りに目覚めた役者・大杉さん(嶋田久作)は、レポーター & 司会業として超売れっ子に。森本レオさんとはまた違った声の渋さがイイね。
声が渋いと言えば館林教授(志賀廣太郎)もだけど、彼も するみの友人・萌子(松尾れい子)とめでたく結ばれたようで。
するみとキョンを題材とした小説でも賞を取れなかった市ヶ谷さん(小堺一機)だったけど、さらに最終回の分までを加えた追補版にて、やっとこさ特別賞か何かに引っかかったようで。実は「『このお話は市ヶ谷さんが二人を題材に書いた小説でした』というのが最終回のオチでは」というのが、ドラマ開始当初のウチの妻の予想だったんだけど、市ヶ谷さんにはそこまでの才能が無かったようで。(笑)
肝心の二人は……キョンの妄想とは違って、キョンは相変わらず するみに翻弄され、しかもまんざらではないらしい。俺みたい。(笑)
千絵(鈴木杏)を実質強姦したヤツに天誅が下らなかったことにもイライラして、そのときから悪い予感はしていたんだけどさ。
4組がそれぞれいい雰囲気になり、順番に熱いチュー。
肝心の千絵と正平(二宮和也)がチューしそうになったところで CM。嫌な予感がしたんだよね。そして的チュー。
CM 後、親たちが子供たちを止めに現れちゃった。最後の最後までこれかい……ちょっとウンザリだよ。
まぁ、これで 4人とも「卒業」しちゃったとしたら、世間で、というかあの年代で、「どんなに遅くとも 17歳の夏までに卒業するのが当たり前」という認識になってしまって、それも嫌なんだけどさ。
DB4 はもう「卒業」することを焦らなくなった。なるほど。ふーん。まーみんなカッコイイしね。それはそれでいいんじゃない? お好きにどうぞ。
東京での手術に関する政治的なあれこれは、サラッと流されていたね。
ハッキリ言って語り尽くせないことだから、あれでいいと思ったよ。
「みんなが……俺が! お前に帰って来て欲しいんだ!」……コトー(吉岡秀隆)の目の前で、息子と共にストレートに訴えた原さん(時任三郎)。
彼とは対照的に、今まで撮り溜めた写真を 1ページ 1枚のアルバムにして、コトーに送って来た和田さん(筧利夫)。
この二人が、迷っていたコトーに、志木那島に戻る決心をさせたんだろうな。
もちろん、コトーの辛さを想うあまり電話で素直に「戻って来て!」と言えなかった彩佳さん(柴咲コウ)の健気さが、そして彼女が写真の中で魅力的に微笑んでいたことが、一番大きな力を発揮したことは間違いないのだが。(笑)
あきおじの藁草履を履いて歩くコトー。もう迷いやわだかまりが無いってことだね。
このドラマ、好きだったよ。
毎回襲って来る不幸の数々も、だんだん快感になって来たりして。
かつての大味な「赤いシリーズ」を、今風に繊細に作り直した、という感じ。
我ながら上手い喩えだ。(笑)
周平(本木雅弘)の弟・真の死因は、周平が窒息させたことではなかったんだね。
でも、海に「ころして……眠っている間に、殺して……」と嘆願された周平は、同じようにして海を窒息死させた。
その罪の
オチにも唸ったなぁ。
もちろんいつものように、俺以外の視聴者は、もう既に気付いていたんだろうけど。
周平(本木雅弘)と海(菅野美穂)のキューピットになったあの女の子が、繭(綾瀬はるか)だったなんて。
不幸ばかりのドラマなのに、なんで最後に爽やかな気分になれたんだろう。不思議だ。というか上手いね。
ご多分に漏れず俺も、突然の放送時間変更で後半30分を録画し損ね、なぜか星野監督を逆恨みする一人となってしまった。
だが、公式HP(←順次閉鎖中)の BBSに、ｓｎｕさんという方が最終回ストーリーを細かく書いてくださっており、救われた。
星野監督も連敗続きで苦しんでおられるようだし、今回は許してあげよう! (笑)
「男には薬が効かない」とか予想したけど、半分だけ正解。神田(石黒賢)の体は元のままだった。だけど、なんと「記憶が新しい物から順に消えていく」という症状が進んでいた……これは「心が若返る」なんて言えない。現実にも存在する脳障害の一種でしかない。現に「幸福の王子」で海(菅野美穂)がそうなっているし。俺は男だけど、どちらかを選ばなくちゃいけないのなら、体が若返る方がまだマシだな……。
雀荘でバイトしてた女性役の岩崎ひろみさん、俺は密かに好きなんだけど、今回限りだったね。残念。
功司(小栗旬)は美由紀(水川あさみ)と予定通りの初エッチチャンスだったのに、コンドームを準備できていないなんて、詰めが甘いね。まあ準備すると言っても、肝心の薬局をやっているのが正平(二宮和也)の父親で監視が厳しいから、夜中に自販機を利用するか隣町にでも買いに行かなきゃいけなくて大変だろうけどね。
俺なんて生まれてこの方、コンドームを持っていなかったことなど一度も無いよ。(笑) ま、使いたくとも使うチャンスが無かった訳だが。(泣)
パンチラ飛び蹴りでお馴染みのマキ(AKINA)と、蹴られても幸せな隼人(成宮寛貴)、という関係についに変化が。マキにいつも「中出し」を強要していた男に怒りを露わにし、ステージ上で「(初エッチを迎えても)相手の子を泣かせたり寂しい思いをさせたり絶対しないとここに誓う! そう誓えないならするんじゃねぇ!」と叫んだ隼人からは、正義感と優しさといった人間性が自然に滲み出ていたから、マキも隼人に惹かれたんじゃないかな。ラストの飛び蹴りも、今までとは一味違っていたことでしょう。(笑)
あきおじ(今福將雄)の転移したガンを前に何も出来なかったと、うな垂れるコトー(吉岡秀隆)。
彼を神様であるかのように過信していた家族たち、そして島民たちも、最初はコトーを責めていた。
コトーはあきおじに「手術は成功しましたよ」「すぐ家に帰りましょう」と言い、それから数ヶ月の間、毎日あきおじの家へ往診に行っていた。
そんな毎日の暮らしで、まるでどんどん回復しているかのように元気になっていったあきおじだったけど。
ある日突然あきおじは、コトーが島に来てから初めて亡くなった患者さんとなった……。
父親であるあきおじが亡くなったにも関わらず、山下夫妻はコトーに感謝している。そして、あきおじから預かったという藁草履と手紙を渡す……読んだコトーは大泣き。その手紙に「ありがとう」とか「お世話になりました」とか書かれて*いない*辺りに、理由はわからないけど俺もウルウルと来てしまった。
この島でコトーが「幸せな医者」になっていることを確信した咲(石田ゆり子)は、本当はコトーに「一緒に来て」と言いたいのをグッと堪えて、独りで去っていった。和田さん(筧利夫)に促されて彼女のあとを追ったコトーは、まるで するみ(長谷川京子)に促されて景子(島谷ひとみ)を追いかけたキョン(滝沢秀明)のようだったが、咲は「和田さんに言われたから来たんでしょう?」なんて意地悪は言わず、「さよなら、コトー先生」と言ってくれた。
今回の咲を見ていて、気づいたことが一つだけあった。俺は今まで、五島健助のことを「コトー先生」と書かず、わざと「五島先生」と書いていた。咲と同様、周りの人がそう呼ぶことに何か抵抗を感じていたんだと思う。今回からは「コトー」と書くことにしました。
藁草履を身に付けたまま酔い潰れているコトーを、背負って病院に運んでいる剛利(時任三郎)。まるでお兄さんみたいだったね。
周平(本木雅弘)が海(菅野美穂)への想いを断ち切ろうと写真を投げ捨てると、チェロ(周平の愛犬)がトコトコと写真を拾って戻って来る。何度捨ててもチェロがそれを許さず、周平の目を「捨てちゃダメ!」と見つめる。泣ける……。周平が則子(坂下千里子)の暴力ダンナにバットで殴り殺されようとしているのを、とっさにかばって殴られてしまうチェロ。号泣……。
チェロは、道に捨てられていた自分を周平が拾って今まで育ててくれたことを、最後まで忘れずに感謝していたんだろうなぁ。写真のことは「単なる犬の習性」と考えられなくも無いけど、バットのことは「今度は僕が助ける番だ!」という気持ちの表れに見えた。不謹慎を承知で言えば、前回に息子が溺死したのよりも印象深かったよ。
一方の現在では、繭(綾瀬はるか)が急変で大騒ぎ。その脇では、意識不明のはずの周平が涙を流していた……。
すっごく自然に、でもキョンに逃げる隙を与えないように(笑)、お泊り計画を実行に移す景子(島谷ひとみ)。こんなこと、一人の相手とは 1回しか出来ないからねぇ。今でも思い出すとドキドキするよ。うん、いいもんだ。
ま、そんな景子(長谷川京子)の苦労も、するみに台無しにされちゃった訳だけど。(苦笑)
するみにおんぶされて帰るキョン(滝沢秀明)は、またもや頭から諸々のしがらみやわだかまりが消え去った状態だった。若さだねぇ。
そんなキョンも、本田さん(緒形直人)の胸で慰められている するみを自分の部屋の窓から見たとき、ついに自分の気持ちと正面から向き合うことが出来たみたい。ダメでもいいから告白するつもりになったらしい……心配なのは、それが景子(島谷ひとみ)を不幸にするんだということを、本気でわかっているのかと言うこと。まぁ、多くの人は「中途半端な気持ちで付き合われるよりはマシだ」と言うんだろうけど、俺は、中途半端な気持ちでも自分が苦しむことになっても付き合いたい派。(←なんじゃそりゃ)
思いっきりおめかしして来たのに待ちぼうけを食らった理恵さん(小西真奈美)も可哀想だったな……その原因が するみだと気付いてしまう勘の良さが、より彼女を苦しめる訳で……。
「彼女と背丈が同じぐらいだから結婚式のときにシークレットブーツを履かされた」という友人に、そのシークレットブーツを履かせて貰ったことがあったんだけど、身長がほんの 10cm程高いだけで、景色が全然違ってクラクラしたんだよね。恐らく 10cm 低くても同じこと。あと、ダイエットしたら体が軽くなって全然違うという話も良く聞くし、逆に 1ヶ月入院して筋力が落ちまくったら外を歩くのが地獄だった、という自分の経験もある。
いきなり9歳相当の子供の体になってしまったら、それは大変な苦労だろうね……さらには脳みその処理能力も違うって言ってたし。
でも逆に、「慣れとは恐ろしいものだ」というのも実感としてあったりする。
詳しくはわからんが簡単に言うと「脳みその処理スピードを落とす薬」というのを俺は飲んでいるのだけど、お医者さんに「ボーっとしてだるい感じになりますが徐々に慣れます」なんて言われて、実際に今では、「もともとこういう感じだったよね?」という感覚で生活しているんだよねー。
人間の適応力って凄い、というお話でした。
自分も薬を飲んでしまった神田(石黒賢)。
ある意味感動したんだけど、結果がわかっていてあえて飲んだ辺り、周りからすれば迷惑だよね。(苦笑)
「男には効かない!」とかなったら、科学的興味の点では面白いんだけどなぁ。
前回、「チョイ役に水川あさみは贅沢だろう」と思っていたら、やっぱり再登場。いいね、なんか酸いも甘いも噛み分けてる感じで。
水川あさみちゃんが演じるのは、恋愛セレブ・久米直也(塚本高史)率いるサッカーチームのマネージャー。
そのチームと練習試合することになったのは当然、功司(小栗旬)率いる戸越高校サッカー部という訳で。
試合で功司は PK をゲット、そして彼女に叫ぶ! 「このシュートが入ったら、君のレギュラーになりたい!」
普通のドラマなら、入って結ばれるか、外しても爽やかな失恋なんだけど、
このドラマの場合は、外してもなぜかチューをゲット! (笑)
そんな派手な出来事の影に隠れていたけど見逃せないのが、正平(二宮和也)の気持ちの変化。
千絵(鈴木杏)にあの大きな目で「私、見てるよ」と言われて、見ているこっちまでキュンとしちゃった。
本土からカレが現れたとき、「島で父親(泉谷しげる)と暮らす」と宣告した娘・リカ(伊藤歩)だったけど、結局はカレと一緒に本土に戻っちゃった。別に「お父さんよりカレがいい」ということではなく、いざとなったら島でお父さんが待っていてくれるから、リカはカレと本土でやって行けるんだよね……悲しいけどそれが、親の役割なんだね。
この話、何もこのドラマじゃなくてもいいような気がちょっとした……。
周平(本木雅弘)がマンションに訪ねてきても素直に喜ばず、「また説教しにきたの!?」と海(菅野美穂)。
でも、「説教師に来たんじゃない。俺は海に甘えに来たんだよ」と周平が素直に言うと、海も素直になってくれた。
周平が子供の頃に弟を窒息死させたということを、周平は海に打ち明けた。償い切れない罪だけど……。
二人を邪魔する人はもういなくなったし、海の田舎では音楽の先生とお医者さんが必要らしいという話もあったし、これからは心置きなく……となるはずだったのに。
部屋に戻ると、別れたはずの妻・則子(坂下千里子)がご飯を作って待っていた。
普通なら嬉しいこの状況だけど、あまりにもタイミングが悪すぎたね……。
それに、包丁を手に物凄い勢いで迫ってくる則子は、確かに足を踏み外して階段を転げ落ちるほど怖かったよ。
理恵さん(小西真奈美)と景子(島谷ひとみ)がとてもいい。第1話のドラマ雑記で彼女たちを過小評価してしまい申し訳ないです。
「するみさん(長谷川京子)が怖いの」とキョン(滝沢秀明)に打ち明けた理恵さん。いつも静かな微笑みを湛えている顔が不安に歪んで今にも泣き出しそうになっている様子には、彼女には悪いけど、ズキッと来る魅力を感じてしまったよ。合宿先の本田さん(緒形直人)に電話すると、なぜか するみの声が聞こえてきて、思わず彼女は「結婚しよう?」 「結婚は仕事が一段落してから、と決めたのは君だろう?」なんて、ぜんぜんわかってない本田さんがイタい。するみのことで彼女を不安にさせないようにと、金魚を手放したりとかいろいろやっている本田さんだけど、肝心なところで鈍感なんだよねー。
景子がキョンを好きになっていく際には、するみへの対抗心という不純な動機もあった訳だけど、今では彼女自身も言うように「100% 恭一」状態になっている。そして、合宿への出発の待ち合わせ、行きのバス中、合宿中、帰った後のお泊り計画等、さりげなく見えるけど実は一生懸命にアタックしていたんだよね。彼女は無神経だったり鈍感だったりする訳ではなく、揺れるキョンの気持ちにちゃんと気付いていて、その上で「私を見て」という感じで。辛いだろうに……自分だけを見てくれない男なんて「見損なった」「冷めちゃった」と言ってさっさと放棄しちゃうか、逆にずる賢い手段で絡め取っちゃうかする女性が多いのにねぇ。景子みたいないい子、なかなか出会えないよ? 俺ならすぐ景子一筋になっちゃうのに……。
男は、「一番好きだけど振り向いてくれない人」と「一番じゃないけど一生懸命に愛してくれる人」がいたら、大した葛藤も無く後者を選んで満足する生き物だと思うんだけど、キョンの場合は違うんだよね……景子がいい子だとわかっていて、一緒に居ると楽しいとも感じているのに、相変わらず するみに拘ってる……それが「若さ」なのかなぁ。ま、せっかく忘れようとしているときにフラッと現れる するみも悪いんだけどさ。
恐らく するみには、結婚していると言ってもいろいろ可哀想な事情があるんだろうけど、どんな事情があろうとも、今の俺が応援するのは上記の二人だね。
ええと、肝心のキョンについては……「不潔だ。最低だよ」か……ま、どうあがいてもみんなを幸せになんて出来ないんだから、好きにしたら?
「人を愛することによって分泌される脳内物質が、若返りの主因である」か。やられた! って感じ。
愛する人の前では「魅力的な自分」でありたくて、そのために細胞レベルでの活性化≒擬似的な「若返り」を促す物質が分泌される、という訳か。
「恋をするとキレイになる」なんて現象もこの擬似的な「若返り」の一種と思えるから、この設定は凄く説得力があるよね。
で、神田(石黒賢)たちが作り出してしまった薬は、それそのものが「若返り」の薬なのではなく、擬似的な「若返り」を本当の「若返り」に変えてしまう補助的な薬だった訳だ。これなら、裕子(高岡早紀)が瓶1本分の薬だけで若返りをし続けている理由も、妊娠時の細胞の変化と組み合わせて説明(言い訳?)出来そうだね。面白いなぁ。
一番面白いのは、「若返りを止めるためには、悟(中村俊介)を愛するのをやめるしかない」というドラマを生み出していることなんだけどね。
17歳の裕子(蒼井優)のためには自分を忘れさせなければと堀川主任(酒井若菜)と恋人風の芝居を打ったりした悟だったけど、実は彼女への想いを「こっそり病院に届ける昼食」という形で表現し続けていた。その甲斐あって(と言っていいのかどうかわからないけど)、再びお互いに心が結ばれた二人は、ついに体も結ばれたみたい。下世話な意味で、ちょっとドキドキしてしまったよ。もちろんドラマ中では「抱き合ってすぐ朝」だったんだけどね。
そして、念願の結婚式……の直前に、裕子役が子役の子に交代……。
不謹慎かもしれないけど、「17歳の裕子の余命が 1年」という段階なら、念願の「出産」については実現可能であって、悲しい若返りにも希望はあったと言えるんだけど、本当の子供になってしまったら……二人の苦悩は、まだまだ続きそうだね……。
今どき電子メールや携帯メールではなく本当の手紙で文通なんて。ていうか、サイトで選んでいきなり住所氏名を交換しちゃうワケ? こわー。
でもなぜか相手は、みんなソコソコまともな人たちだったり。
別れた彼氏を忘れるために正平(二宮和也)を誘った年上女性(猪俣ユキ)を、正平は「まだ歯ブラシとかがある。忘れられないんでしょう? 俺も同じだよ」(←うろ覚え)と諭した。偉かったね。でもチェック細かすぎ。ある意味嫌な性格か? (笑)
で、最後は結局、千絵(鈴木杏)のために初エッチのチャンスを投げ出す DB4。
ま、エッチしちゃったらドラマ終わっちゃうからね。ていうか、最終回までにみんな出来るのか!?
て、え!? ケンケン(山下智久)が千絵に告るってー?
一番騒がしいのは隼人(成宮寛貴)だけど、一番お騒がせなのはケンケンだね。
崖に落ちたみんなが助かって、良かった良かった。そんだけ。
海(菅野美穂)はホステスをやっていた。しかも、いわゆる「売り」もアリの店で。
「もう妊娠できないんだから逆に都合がいいし」なんて、聞く方が辛いセリフ。
則子(坂下千里子)と周平(本木雅弘)の子・真平は、貧乏暮らしのことで毎日ケンカしているお母さんとお父さんに仲良くなって欲しくて、四葉のクローバーを独りで探し、そのときに恐らく足を滑らせて沼に転落、溺死してしまった。四葉のクローバー探しは、本当はお父さん・周平とやる約束だった……真平がクローバー探しをしている間、周平は息子・真平のことを忘れて、海とベッドの中に居た……。
堪らないね。大切な人が酷い目にあっているときに自分が何をしていたかを考えると。
するみ(長谷川京子)が失踪してからというもの、悩んだりグチったりしてばかりのキョン(滝沢秀明)。今日も今日とて しずえさん(真矢みき)の店でグチグチ。が、しずえさんと倉本さん(森本レオ)は熱く見つめ合ってて聞いちゃいねえ。(笑) それでもブツブツ言っていると、倉本さんが一言。「彼女はもう、キョンを必要としなくなったんだろうな」……これはキツいね。だってキョンには思い当たるフシがある。「自分は、するみが本田さん(緒形直人)に迫るための単なる『道具』なのかも」って。もちろん視聴者から見たら絶対それだけじゃないし、それは倉本さんだって気付いているはずなのに……倉本さんは、キョンが自分の気持ちから目を逸らさないように、わざと意地悪を言ったのかもしれないね。
キョンのネクタイは景子(島谷ひとみ)が選び、隆志(小泉孝太郎)のは隆志本人が選んだ。
で、そんな二人のスーツ & ネクタイ姿を見た本田さんのコメント:
キョンに対して、「うん、いいね」
隆志に対して、「まぁ、いいか」
うーん笑える。というより苦笑。だって俺は、二人の違いが全然わからなかったから。いつまで経ってもファッションセンスが身に付かないんだよね……。
するみが自分のためにネクタイを買っていたのだと知るや、するみを探して激走し、彼女を見つけると「ネクタイ欲しいよ!」と叫び、川に捨てたというと入水してしまうキョン。このときの彼の頭からは、するみに対するわだかまりとか景子に対する気遣いとか、今まで気にしていたことがすっかりすっ飛んでいるよね。この直情ぶりが堪らないねぇ。俺にはもう無理。
高岡早紀さんとは顔も体型もまったく似ても似つかないのに、なぜだか裕子だと感じさせてくれる蒼井優ちゃん。そしてやっぱり、動くと魅力的な彼女。実はすごい努力家なのかも。
17歳の女の子(蒼井優)が裕子(高岡早紀)であると知った悟(中村俊介)だけど、いくら頭では理解できても、生理的に受け止めるのは大変だよね……。
ちなみにウチの奥さんは、写真を見ると昔とぜんぜん変わってないので、もし若返ったとしてもすぐに受け止められそうです。(笑)
ぜんぜん話が違うけど、キャリアウーマンだけど実は巨乳という役柄の酒井若菜ちゃんもなかなかです。
ドラマ中では、助けてるんだか邪魔しているんだかハッキリしない役割で、それもまた良しですな。
前回、父親と決別したかに見えた正平(二宮和也)だったけど、帰って来るといきなり土下座で平謝り。
どうしたのかと思ったら、なんと「望月先生(釈由美子)と付き合うことになったんだ」とのたまう。そしてなぜかガリ勉くんに。
謎は終盤に解けた。望月先生の「付き合いましょう」の前には、「立派な社会人になったら」そして「まだフリーだったら」という、大きすぎる前提条件が付いていたんだねぇ。つまり、実質的には正式な「ごめんなさい」だ。正平はショックが大きすぎたから、自分に都合のいい部分だけを反芻して、夢を引きずっていたんだね……。
そんな正平に、望月先生がとどめを刺す。「あなたを男性として見ることはできません」とバッサリ。ご愁傷様。
ま、これで正平も一皮剥けたことでしょう! あとはこれからの恋のためにも、アレもちゃんと一皮向いてネ! (笑)
て、え!? ケンケン(山下智久)が一番乗り? 誰と!?
嵐のようにやって来た芦田ゆき(木村佳乃)と代議士・芦田雄一郎(竜雷太)の親子だったけど、無事に去ってくれたと言うか何と言うか。おおごとにならずに済んで良かったね。彩佳(柴咲コウ)としても、ゆきが居つかなくてホッとしたことでしょう。(笑)
海(菅野美穂)は、良介(渡部篤郎)に強姦されたトラウマだけでも大変なのに、さらに前回の流産で子供を産めない体になってしまった。それってちょっとご都合主義っぽいけど、そういう展開にもだんだん慣れてきた気がする。(苦笑)
一方の周平(本木雅弘)には皮肉なことに子供が出来ていた。その子の名は真平。もちろん産んだのは海ではなくて則子(坂下千里子)だけど。
でもその真平は、周平が抱こうとすると泣いてしまう。周平は自分の大火傷の跡が怖いから泣くんだと思っていたけど、実はそうじゃなかったみたい。赤ちゃんは、人が誠実に生きているかどうかを感じるようだった。周平が自分を捻じ曲げ封じ込めているのを感じて、真平は「怖い」と言うよりも悲しくて泣いていたんだ。ちょっと穿りすぎた見方だが。
海と周平はまたもや接触。川に飛び込みとかした挙句、周平は誓う。「もう自分に嘘はつかない」
そして鳴川病院の不正を暴いてしまう。父親に、昔のような誠実な医者に戻って欲しいから。
でも、「人生をやり直す」ということがどれだけ大変なのかは、体力や年齢でかなり違うと思う。周平の想像をはるかに超える負担を父親は背負うことになるんだよね。父親だって不正はやめるべきだと重々わかっているけど、やめられなかった。それほど負担が大きく、耐えられそうも無かったということで……。父親がつい、周平が捨て子だったことを言ってしまった気持ちもわからないではないなぁ。
両親の元から出て行くことにした周平を、まだ 1歳にも満たない真平は怖がらずに受け入れた。
自分の信じる道を進み始めた周平は、もう怖くないから。
神社の裏でのキョン(滝沢秀明)と景子(島谷ひとみ)の初キスだったけど、キョンが半ば強要されてって感じだったね。(笑)
まあでも景子は満足そうで、次の日のバイト先での色目とか凄かったんですけど。(笑)
祭りに行っている本田さん(緒形直人)に電話したときの理恵(小西真奈美)のつぶらな瞳、怖かったよねー。(←「つぶらな」は余計です)
まるで電話の向こうに他の女が居ることだけでなく、二人が親しげにしている様子まで読み取っているかのようで。怖い怖い。
するみ(長谷川京子)が結婚していたことを知って驚いた俺だけど、そんなことも気付かなかったのか、と妻に呆れられた。(苦笑)
ちなみに妻は、たっきーと連れ添って歩く景子や するみをメチャメチャ羨ましがっていました。俺じゃダメなのかー。(泣)
恒例の、録画失敗。(泣) ビデオテープの交換を忘れちゃったよ……。
情報を補完しようと公式 HP を見たところ、若返って 17歳ぐらいになった裕子を演じているのは蒼井優ちゃんとのこと。見た目だと高岡早紀さんとはずいぶんイメージ違うね……でも、「高校教師」に出ていたときもそうだったけど、彼女は動くとずいぶん印象が違うから、動いている姿を見るべきなんだろう。それに人間って、小さい頃からまったく印象が変わらない人も居れば、小さい頃からは想像できない変わり様の人もいるからね。
「正平くん(二宮和也)は、ただのいち生徒です」……デートがバレて寄合所で正座させられていたとき、望月先生(釈由美子)は親たちに、そう言った。
「正平くんは、一番大切で大好きな、私にとっての最初の生徒よ」……望月先生は自分の気持ちを千絵(鈴木杏)に話し、正平はそれを千絵の口から聞いた。
にもかかわらず正平は、父親(段田安則)に勘当を言い渡されても、望月先生のもとへ向かった……。
相手が自分に心から感謝していて、その上で「先生と生徒」そして「人間」としての関係を望んでいるのであれば、「相手のためにも自分のためにも」なんて言いながら恋心を封じ込めてしまうのがオトナ。でも正平はそうしなかった。「男」として見て欲しい。彼の恋心は萎えるどころかむしろ強まっていて、今までと違って迷いが無くなっているほどだ。
そんな正平を好きなのに、心と裏腹に応援してしまう千絵も切ない。先生に本当の気持ちを問いただしに行き、それを正平に報告するときの彼女は、本気で彼のことを思っている。
いやー。若さっていいなぁ。
もちろん、若い本人たちにとっては苦しくて堪らないことであって、「いいなぁ」なんて言えるのはオジサン・オバサンだけなんだけどさ。
年上の女性に憧れる二宮くん、そんな彼を密かに見守る鈴木杏ちゃん……なんか見たことあるなぁと調べたら、1998年10月〜12月にこのドラマと同じ枠で放送されていた「あきまへんで!」(中村玉緒さん主演・→ドラマ雑記)でも同じシチュエーションだったんだねぇ。(あのときの二人は兄妹だったけど。ちなみに相手の年上女性は、かとうれいこさんでした) やっぱり二宮くんは、自分自身が傷つくまで諦めなかったんだよね。そしてフラれたあと、彼はひと回り大きく成長していた。
あのドラマと比べると、鈴木杏ちゃんの成長ぶりにも驚くけど、もっとビックリなのが、二宮くんが未だに 5年前の瑞々しさを保ち続けていることだねー。
あの頃まだ瑞々しかった俺は、すっかりオジサンになっちまってると言うのに。(泣)
五島先生(吉岡秀隆)と二人三脚の診療所生活は、彩佳(柴咲コウ)にとって充実した幸せな日々だったはず。和田さん(筧利夫)は空気みたいな存在だから邪魔じゃないし。(笑)
そんなところに突然ゆき(木村佳乃)が現れ、しかも診療所で働くと言い出した。さらに彼女の口から、今まで五島先生が何度も電話している女性(石田ゆり子)が「コトー先生の恋人」であるとハッキリ知らされてしまったり。
木村佳乃さんが居ると、彩佳役の柴咲コウさんの顔立ちの良さが際立つね……いや、木村佳乃さんも好きだけど……。
ドラマの中での性格付けも対照的だしね。積極的な木村佳乃さんと、奥手な柴咲コウさん。
視聴者にとっては圧倒的に柴咲コウさんの方に好意を抱くし共感を覚えるんだけど、劇中の彩佳が恵まれない状況になっているのが皮肉だね。
「(脚を切断するのを)やめましょうよ」
「治療にマニュアルなんて無いと、僕は思っています」
「患者さんが10人居れば、10通りの治療法があるんです」
五島先生(吉岡秀隆)はとても柔らかな調子で、こんなことを言う。字面だけだと理想のみを語る人と変わらないけど、彼が話すと重みを感じる。そして実際それを実践している。有言実行。さらに、これらの想いはこの島の人々のおかげで持てた信念なのだと彼は言う。ジーンと来るぜ。
手術中、ゆきが「最初から壊死した組織の位置が判っていたんですか!?」と驚いたり、それでもやっぱり困難な手術に「このまま続けるつもりですか!?」と心配しまくる様子が、今までに無い感じでよかった。彩佳も和田さん(筧利夫)も「先生なら大丈夫」と信じ切っているのに加えて、どれだけ困難な手術なのかわからないからね。(笑)
海(菅野美穂)に対する周平(本木雅弘)の態度も問題だね。特に、妻がありながら海の部屋に行ってしまったところが。
良介(渡部篤郎)も十分に変だけど、変じゃなくても、あの場に周平が居たら怒り狂うだろうと思ったよ。
周平を罵倒する良介。
恋愛に限らず、常に勝てない相手が居る人の気持ちは、常に無意識に勝っている人にはわからない。ちょっとだけ共感。
努力が足りないんだからもっと努力しろとか、争うフィールドを変えろとかいう指摘は、的外れだと思う。
海が流産したことに対しては、「展開に困ったら流産させるのかよ!?」と感じて嫌だった。
繭(綾瀬はるか)の母・桃子(井森美幸)が周平を知っているらしいことと、繭の父親が未だに明かされていないことにも、嫌な予感がしている俺。
「尾行するときには相手の足元を見ろ」……へぇーと思っていたら、「常識じゃん」と妻。え!?
それにしても、本田さん(緒形直人)がいい人すぎて参っちゃうね。恋人かつ仕事仲間の理恵さん(小西真奈美)も負けずにいい人だし。
キョン(滝沢秀明)じゃなくても憧れちゃうし、そんな本田さんと理恵さんを引き裂くなんて出来ないよ! と思っちゃう。
なのに頑張るキョン。本田さんと するみ(長谷川京子)の二人っきりの時間を作ってあげちゃう。
ただでさえ可愛いのに、こんなことまでしてあげるなんて、俺を惚れさせる気かー! (笑)
裕子(高岡早紀)のことを昔から知っていたという神田(石黒賢)は、単に「研究者として失敗の責任を取る」ということ以上に、裕子への思い入れがある感じ。若返り云々を抜きにして考えれば、裕子と悟(中村俊介)、神田とナツキこと千夏(伊藤沙莉)という 2組のカップルに、神田→裕子というラインが増えて四角関係、という見方もできなくもない。
神田は千夏と裕子のどっちを取る!? という見方は不謹慎かな? どっちにしても、二人ともどんどん*必要以上に*若返っていく訳だけど。
若返る女性本人も、それを見守る男性も、一番美味しいところで止まって欲しい、という気持ちは同じだと思うんだけど。
「(若返りすぎたら)セックスもできなくなっちゃうかもしれないんだよ!?」という裕子の言葉が、現実味を帯びててグッと来た。
望月先生(釈由美子)にうつされた風邪で嬉しそうな正平(二宮和也)。(笑) でもそのせいで、朦朧としたままバスに乗せられてしまい、親の居ない街に残ろう作戦に参加できず。でもでも、その旅行先に望月先生現る! しかも水着! (←夏の海だから当然) そう言えば第1話でも、望月先生の下着姿とか水着姿とかあったなぁ。水着でプールまで嬉しそうに走るときに、胸がユッサユッサ揺れてたりして。釈由美子さんって軟乳なんだなーとか。って話が逸れた。
海に現れてくれた望月先生と正平は二人っきりになれたけど、先生は「生徒との恋にはもう懲りているの」と……まだ告白してないのに、正平はまたもやフラれちゃった感じ。
落ち込む正平に、またもや千絵(鈴木杏)が「告白しちゃいなよ」と切ないアドバイス。電話とか手紙とかメールとか、いろんな方法があるでしょうと。で、正平は携帯電話からメール送信。ちなみにウチの妻は、「直接告白以外は認めない」そうです。(笑)
街に残った 3人はというと、モタモタしている間に企みが親たちにバレ、鬼のような勢いで戻って来た親たちに現場を押さえられてしまった……。あんな大勢の旅行を急遽中止してまで子供たちの「火遊び」を阻止しようとする親たちには、呆れると言うか何と言うか。腫れ物に触るように子供に接する親が多い現代では、貴重な存在かもしれないけどさ。でもその結果が、未だに独り者の正平の姉・ゆり子(西田尚美)だったりもするんだけどね。(苦笑)
寄合所で正座で説教をされる男 3人と、それに付き合わされて嫌気がさしている女の子たち。何だかんだ言っても親に従っている男たちに立つ瀬無し。(苦笑)
企みがバレた原因である正平に対して怒りまくる隼人(成宮寛貴)。健吾(山下智久)や功司(小栗旬)も口に出さないけど同じ気持ち。でもまたもや千絵(鈴木杏)が、4人の仲を取り持とうとシャカリキに。そんな千絵を見て気持ちが落ち着いた 4人は、昔っから「強がりさん」だった千絵のことを想って「夏をやり直そう!」……って何をやり直すのかわからないけど。
正平から望月先生へのメールは、「学校を辞めて生徒じゃなくなったら、僕を男として見てくれますか?」……うーん、たぶんそういう問題じゃない。でも、周りの人が何を言っても彼は聞かないだろうね。彼は彼なりにもがき苦しまないと、この恋を乗り越えられないんだろうな。
「赤ちゃんを見殺しにする気か!?」(←うろ覚えですいません)……剛利(時任三郎)は無理を承知で五島先生(吉岡秀隆)に言ったんだろう。
麻酔で朦朧とした ゆかり(桜井幸子)が「ころさ……ないで……」と言ったのも大きかったけど、剛利の言葉も大きかったと思うよ。
精一杯努力しても本土での手術が手配できなかったから、母親*だけ*を救う手術をすることにしたけど、本当に精一杯だったのか!?
手術中止はハッキリ言って無謀だったが、そこからは前にも増して、島一丸となっての努力が始まって。
最終的にヘリを何とかしたのは茉莉子(大塚寧々)だったけど、茉莉子だけ居てもヘリは来なかったかもしれない。
やっぱりどこかで、島全体の熱意が自衛隊のみなさんにも伝わったんじゃないかな。ドラマチックに考えすぎ?
以前にバラエティ番組で見たんだけど、患者を搬送するために大統領専用ヘリや自衛隊ヘリを動かしたという話が、アメリカで本当にあったらしいんだよね。だから今回の話も、とてもリアルに感じられたよ。
車に轢かれちゃった海(菅野美穂)は幸い生活に支障のある怪我はしなかったけど、チェロは弾けなくなったとのこと。
なんかご都合主義で、嫌な感じ。
良介(渡部篤郎)の策略により、周平(本木雅弘)と海を別れさせることができ、しかも周平は他の人と結婚してくれたけど、それでも海は良介の方を向いてくれない。それどころか、周平以外の人は一生愛さないと言う。決して結ばれない相手なのに……。おまけに、車に轢かれる際に車道に飛び出した理由は、「道の反対側に居る良介を周平だと勘違いしたから」だと言う。もしこれが「良介の胸に飛び込みたかったから」だったら、今回のようなことを良介はせずに済んだかもしれず……いや、やっぱりダメかな。
良介を動かしているのは、海に対する想い、だけじゃないね。ちょっと不純。
良介の話を繭(綾瀬はるか)が聞いてあげていることは、良介にとっての贖罪なのかもね。
キョン(滝沢秀明)は料理も上手い、と来たか。勝てんなこりゃ。(←最初から無理です)
するみ(長谷川京子)をストーカー(ていうか尾行)してても可愛いキョン。こんな彼になら尾行されたい! って女性は多いんだろうね。
するみの涙を見たキョンは、「僕に出来ることがあったら何でもします」 これが命取り。(笑)
こっそりホッペにチューしたことまでバレていて、またもや無茶な命令が下されそう。
それでも幸せそうなキョンがまた……(笑)
とりあえず、5年程度の若返りであれば、服装と化粧・ライティング、そして「周囲の反応」で表現しようって訳ね。
で、神田勉(石黒賢)曰く「突然、10歳ぐらい若返るかも」
とすると、20〜25歳ぐらい? まだエンディングのような「女の子」までは遠いね。間に一人、代役が挟まるんだろうか。
アンプルを 1本しか飲んでいないのに、若返りの効果が消えていない裕子(高岡早紀)。
「1本なら効果は消えるはず」という言葉が研究者としての分析なら、単に「個人差」と決め付けるのは早計。
オルゴールの中の、胎児の腹部エコー写真が光ったことをして、「神がかり」と言ってしまうのも安直。
流産したとは言え、妊娠によって「子供を育む体質」に変わっていた影響がまだ残っていることと、何か関係があるのかも。
なんかどっちも本筋とはあまり関係ないところで心配しているね。そんな自分がちょっと嫌。
夏休みに海に行って、心が開放的になって……というのは、今でも定番なのかな? (笑)
健吾(山下智久)がサボった宅配ピザ担当分を、正平(二宮和也)が尻拭い。でもその健吾は、道で倒れた望月先生(釈由美子)を彼女の自宅で介抱していた……。状況的に仕方ないとしても、やっぱり正平にはわだかまりがあって、でも健吾に対して素直に怒れなかったり。正平らしい感じ。
そんな正平と健吾を、千絵(鈴木杏)がフォロー。健吾は健吾で、その場で「ホントごめん!」と謝れるタイプじゃないんだけど、正平へのすまない気持ちをちゃんと千絵を通して伝えた。謝罪のしるしとして、正平の好きな乳酸菌飲料を千絵に届けてもらったりして。この 3人の関係っていいなあ、と思った。
「(望月先生の自宅に)お見舞い行ってきたら? 言ってきな、『好き』って」
正平にこうアドバイスしたときの千絵の気持ちって、どんなだろう? 切ないね……。
先週分でも書いた通り、五島先生は今回の手術をこなせるだけの「技量」は持っていると思う。
あの場に他の同業者が居たら「間違いなく彼なら出来る、100% 成功する」と言い切っていただろう、というぐらいに。
ただ、あの種の手術を執刀した「経験」は無く、彼は万全を期す意味で本土での手術を望んだんだろう。
ウチさん(千石規子)が「島に居続けること」の意味の大きさは、そんな彼に島での手術を決意させるほどのものだった訳だ。
ウチさんの息子・誠を演じた國村隼さんの存在感は相変わらずだったけど、親ではなく息子である辺りは新鮮だった。母の手術に必要な輸血用の血液を集めるために走り回ってくれた子供たちに対して、彼が本土へ帰る際に船の上から「ありがとーう!!」と何回も叫び続けるシーンは、叫び続けるだけでも大変だっただろうに、ちゃんと 1回1回に気持ちが入っていて、かなりジーンと来たよ。
魔が差した良介(渡部篤郎)。これに尽きるのかもしれないね。
良介の嫉妬心が行動に現れなければ、もう少し彼に自制心があれば、恐らくここから始まる悲劇の数々は一切起こらなかったのかもしれない。
いや。もし今回の良介の策略が無くても、いつか良介は同じことをしていたのかも……何と言っても、渡部篤郎さんだし。
それにしても、周平(本木雅弘)の気遣いのズレっぷりったらないね。突然「別れよう」て。
彼の子供の頃のノートに書いてあった、恐らく自分に対する「ひとごろし」という文字も、原因の一つかもしれないけど。
でもちょっと、思わせぶりすぎて嫌だな。
良介に気を取られて車に轢かれちゃった海(菅野美穂)。おいおい、死ぬにはまだ早いぞ!?
見始める前は、「長谷川京子ちゃんは滝沢秀明くんに対抗できるのか?」と不安だったけど、初回は十分に渡り合っていた感じ。伊達に多くの CM や雑誌に登場している訳じゃないね。背が高い訳でも胸が大きい訳でも無いけど、男性誌のグラビアに載る女の子たちとは一味違う。
彼女は恭一こと滝沢秀明くんを「キョン!」って呼ぶけど、キョンはあなたです。(笑) ＞ハセキョン
ってこんなツッコミ、全国でされてるのかしら。何はともあれ、ローライズの後姿最高! (笑)
ウチの妻は、滝沢くんの一挙手一投足を見るたびに「可愛いー!」「一家に一人欲しー!」と絶叫。
妻のリアクションが、前シーズンの「動物のお医者さん」(実は毎回見てました)でハスキー犬のチョビを見たときと同じなのが興味深い。(笑)
実は俺も、「いつ見ても滝沢くんはキレイだなぁ」と思いながら見ていたり。
それとともに、「もしかしたらこのドラマは、ストーリーに興味が湧くドラマでは無いのかも」という予感が。
そうなると、ドラマ雑記は書かないけど毎回滝沢くん目当てに見るドラマ、になっちゃうかも……。
花火シーンを見ていて、ロンバケを思い出しちゃったよねぇ。
あの展開のあと、そのままのノリでヤッちゃって朝、だったら俺好みな展開だったんだけど、さすがに月９じゃムリ? (笑)
それにしても、ロンバケっぽいテイストを狙っているのかなぁ。
だとすると、ハセキョン以外の女の子が小西真奈美ちゃんと島谷ひとみちゃんだけってのは、画的にちょっと厳しいかなぁ。(お二人さんゴメン)
男性陣も、緒方直人さんに小泉孝太郎くん、だもんなぁ。
様々な不安を抱えつつも、とりあえず次回も見てみることにしますか。
裕子(高岡早紀)が呆然としながら若返り薬を飲んでしまったときの気持ちが、すごく伝わってきたなぁ。
俺は男なので、歳を取ることで失うものが多い女性の本当の気持ちなんてわからないんだけど。
でも、仕事のチャンスが減った上に、子供を流産し今後の妊娠も絶望的になってしまったことを考えると、あんな得体の知れない薬を飲んでしまうのも無理ないよなぁ、と思えた。
裕子の友達を演じている女の子が凄かったなぁ。
姿は子供だけど実年齢は裕子と同じ 35歳で、医療関係の研究職で若返り薬を自分が飲んでしまい今は小学生並みの体になっていて、それを隠すために「友達の娘」だと嘘を言っている、という設定なんだけれども。
それを演じている女の子が、ホントに実年齢が 35歳なんじゃないか? というほど、大人っぽい醒めた喋り方や表情をしていたんだよね。
この子を見つけた時点で、ドラマの作り手は「イケるかも!」と思ったに違いないよ。
心配なのは、「高岡早紀さんが若返る」というのを映像的にどう描くのか、ということ。
だって、実際には高岡早紀さんはそのままなんだからね。
実年齢より歳を取らせ、特殊メイクでシワを作っておばあちゃんにする、なんてのはよくあるけど、その逆はかなり難しいだろうな。
途中で役者さんを若い子に交代するのかな? だとすると、何歳辺りまで高岡早紀さんで行くんだろうか?
深刻なシーンばかりでなく、今回の夜空を見上げるシーンのように希望のあるシーンが、毎回あればいいな……。
題材がアレなので心配していたんだけど、見てみて安心した。
まず、童貞である男の子たちのルックスが良いので、見ていてイタくないこと。
ルックスがアレな同級生カップルが早々と初体験を済ませていたばかりか連日連夜……なことも含めて。(笑)
(そのカップルが、ちゃんとコンドームを大量購入している点も好感触。(笑))
で、そんな彼らのいろんな悩みを凄く真面目に、でもジメジメさせずに描いていること。
あと、二宮和也くん演じる正平がガノタであること。(笑)
「あれ? 高校生だったの?」とビックリした子も居るけど、見ていたらちゃんと高校生らしくて良かったな。
鈴木杏ちゃんも含め、役者としてはかなり経験値の高いメンバーたちなんだけどね。
最終的には、二宮くんと鈴木杏ちゃんが……ってことになるのかなぁ。ドキドキ。
ウチの妻は、タイトルにまずツッコんでた。「自分本位で都合が良すぎる」と。
俺もツッコんだ。「なら、愛してくれる人を必ず愛してあげる覚悟はあるのか」と。
「実際には愛してくれる人の中から選ぶんじゃないか」と。
ドラマ本編もツッコミどころが満載。
追いかけられて逃げる際に、ビルの中へ、そしてビルの上へ行くなんておかしいとか。
仁科玲子(黒木瞳)が屋上で足を踏み外して落ちて、目が覚めたから夢だと思ったら靴が無くてとか。
ていうか、予算の都合かもしれんが、仁科玲子が落ちるシーンの合成がチープすぎて失笑。
彼女が落ちたのを秋山元治(坂口憲二)がヒコーキで受け止めた、とかいう無茶な展開な方がまだ良かった感じ。
その後も、不思議会話が続出していたりして、隅から隅まで意図不明かつ興味が湧かない展開。
俺の好きなギバちゃんが出て来てちょっと期待したけど、
自分がリタイアする理由をなぜか「まだ言えない」とかもったいぶっていたりしてイライラ。
そもそも、「キャリアウーマンな黒木瞳さん」は、みんなもうお腹一杯なんだけど。
菊川怜さんも、頭脳明晰*以外*の役の方が良いよ、きっと。
役者さんが作り手の期待に応えて本気で演じれば演じるほど、イタくなってしまっている感じ。
何か既存の精神世界っぽい映画か何かを参考にしてそれを目指しているんだろうけど、ぜんぜんダメ。
問答無用のリタイアです。
もちろん設定やストーリーも面白かったんだけど、一番気に入ったのは、五島先生(吉岡秀隆)・彩佳(柴咲コウ)・和田さん(筧利夫)のスリーショット。3人とも顔の骨格がぜんぜん違うから、交互に映されるとコントラストが印象的で気に入っちゃった。
他のメンバーも好きな役者さんが多かったなぁ。
特に、大塚寧々さんの登場シーンは良かった。離島に色っぽいお姉さんが居る、というのは俺の先入観通りなんだよね。(笑)
子役についても、原剛利(時任三郎)の一人息子(手術されてた子ね)は凄く上手かったと思うよ。
子役もちゃんと選ぼうね! ＞他のドラマ
「北の国から」の印象で優柔不断そうな先入観のある吉岡秀隆くんが、いざとなるとちゃんと「医者」していたねー。
俺の妄想だと、彼は東京で救命病棟に勤務しているときには、たぶん進藤先生(江口洋介)並みの能力を発揮していたに違いないよ。
もちろん、彼らしいクシャーっとした情けない表情の場面もあったね。ゲロを指摘されたときとか。(笑) もちろんそれも楽しめた。
細かいセリフも良かったねー。ちょっとうろ覚えだけど、船上での手術で、メスで開腹したあとに、
五島 「コッヘルください」
彩佳 「ええと...」 (持ち手を健助の方に向けて渡そうとして戸惑っている)
五島 「あ、そのままでいいです」 (とそのままの向きで受け取る)
なんてやり取りがあったりして、細かいなーと思った。「メス!」「コッヘル!」じゃなくて、「コッヘルください」っていうあたりに、緊張している彩佳に対する五島先生の気遣いを感じたし、向きのこととか細かいんだけど、その細かさを誇示する感じはなかったし。別に調べた訳じゃないけど、印象として「彼のキャラを考え、専門的なこともちゃんと調べた上で描かれた場面なんだな」と思えたな。だから、「揺れる船上での手術」なんていうかなり無茶な展開でも、凄く説得力を感じたんだよね。
ラスト、子供たちが作ったフラッグにはタイトルである「ドクターコトー診療所」が書かれているのは間違いないので、そのフラッグがなかなか映らなくてもイライラしなかった。その間は後藤先生のアップだったんだけど、「コトーて」なんて細かいリアクションしてたりして、こっちもニヤッとしちゃった。そしてフラッグが映ると、予想以上に大胆でカラフルな物で少し驚かされたりして。注射器の絵をワンポイントに使うなんて、「ナースのお仕事」のロゴでも参考にしたのか? 小学生の癖に生意気な。(笑)
なんかべた褒めになっちゃったな。とにかく安心して見られそう。
今シーズンは、事前情報でドラマを絞り込めなかったので第1話をほぼ全部見ている訳だけど、かなり毒舌にならざるを得ないほどのドラマが多かったんだよね。だから、こういうドラマに出会えると本当にホッとするし、ドラマ見てて良かったなぁと思える。次回も楽しみ。
とりあえず理屈は別にして、惹き込まれました。悲しさとか残酷さとかが何やら美しげだし、モッくんカッコイイし。
シーン的には、白いカーテンがスローでフワッとなるところが印象的。これからも出てくるのかな。
今後は良介(渡部篤郎)が、平成元年から順番に周平(本木雅弘)と海(菅野美穂)のエピソードを話して聞かせる、というスタイルなのかな。
変にもったいつけずに淡々と展開してくれると嬉しいかも。
実は渡部篤郎さんの悪い面が出やしないかと心配だったんだけど、それは昔の彼(平成元年〜)のときだけで、現在の彼(平成15年)は落ち着いた感じで演じ分けられているから、アリってことで。
まず、まりも(上戸彩)の同級生を救ったあとにどうなったのかが、今ひとつハッキリしなかった。
本当は馬鹿みたいに人助けしてしまう薪平(北村一輝)だとか、まりもが実は薪平の子じゃないとか、まぁ視聴者に訴えたい部分は判るんだが。
とにかく雑だね、雑。もしかしたら濱マイク辺りのテイストを狙ってるのかもしれないけど、素人モノマネ大会って感じだし。
最後の長〜いダンスシーン、何あれ? 我慢の限界を超えちゃった。
小日向文世さんが一生懸命踊っているのも、何か痛々しく感じてしまったよ。
他に見せるべきことがあるだろう? 最初に書いた、まりもの同級生についてのフォローとかさ。
なぜか好きな北村一輝さんと桜井幸子さんが出ているので注目していたんだけど、とても見ていられません。リタイアです。
泳げないのにいいカラダしてる勘九郎ちゃんこと山田孝之くんは、毎回水着姿なこのドラマに合っているとは思うんだけど……。
もう一人の主役である憲夫こと森山未來くんは、田村正和さん主演の「さよなら、小津先生」でも凄く存在感があったし、他のドラマにゲスト出演したときにも凄みを感じていたので注目している役者の一人なんだけど……。
恐らく、山田くんをはじめメインの男の子 4人(ゴメン、太っちょの石井智也くんは別扱い)をこのドラマでブレイクさせたいんだろうね。特に森山くんには、今まで演じたことの無い「明るいキャラ」に挑戦してもらおうとか。でもなぁ、森山くんには明るいキャラは似合わないんだよねぇ。やっぱり、「超繊細で一つ間違えば犯罪を犯してしまいそうなキャラ」が似合う。(本人はもう嫌かもしれないけど)
結果的に、山田 & 森山ツーショットって、どんなにはしゃいでみせても、画的に地味になっちゃってる……。
俺はドラマ中毒だから、「あ、この男の子は前に○○に出てた」とか判るけど、大多数の人には「目立たない子たちばかりだなぁ」と感じるんじゃないかな。
それを補うためには、ストーリーで「第1話での強烈な掴み」が必要だと思うんだけど、映画版があるためにある程度は展開が予想が出来てしまって、今ひとつ惹かれないんだよね……。
あと、正直言って、もう一つの強烈な掴みとして「女性陣のサービスショット」を期待してしまうのだけど、肝心の宮地真緒ちゃんが水着になってくれないんじゃね……。(もしかして「もう水着やらない宣言!? まぁ第2話以降ではあるのかもしれんが、ちょっと待ちきれん)
このドラマと似たような舞台、すなわち高校を舞台としたもう一つのドラマ「STAND UP!!」を既に見てしまっている訳だけど、あちらの二宮和也くん・山下智久くん、そして鈴木杏ちゃんたちには、圧倒的な経験値を感じちゃって、何の不安も無く見れたんだよね。特に鈴木杏ちゃんなんて、水着にならなくてもオッケーだったし。(笑)
すいません、こちらはリタイアってことで。
ああ、ぜんぜんダメだ。
型破りな男による「政治家」と「学校の先生」という、両方の美味しいトコ取りをしたいんだろうけど、二兎を追う者一兎も得ずって感じ。
言うことを聞かない子供を「凄み」で黙らせたり、暴力否定のためにボコボコに殴られたりとか、とにかく頑張ってグラウンド作っちゃうとか。
その辺りの描写がお約束すぎて何の工夫も感じられない。
子供たちの演技もぜんぜんダメ。
演技がダメでも須賀健太くんのように「とにかく可愛い」「特に泣き顔の愛らしさは誰にも負けない」というウリがあればいいが、そんな子も見かけず。
あ。もちろん原作をけなすつもりはぜんぜんありません。
ドラマ化されるほどの原作なので、おそらくドラマから想像できないほど痛快で面白いのではないかと考えられます。
でも、このドラマはぜんぜんダメです。リタイアです。
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